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【腕時計】人気&話題のブランド
第34回 | 【腕時計】人気&話題のブランド

ニュースな腕時計──アストンマーティンとタグ・ホイヤー

高級車ブランドとコラボレーションした腕時計は、じつはさほどめずらしくない。ブランドのイメージカラーをまとうベゼルを備え、文字盤にロゴが刻印された腕時計は過去にも数多くあった。しかし、これほどクルマのディテールを腕時計という小さな世界にデザインとして落とし込んだモデルは近年稀ではないだろうか。アストンマーティンとタグ・ホイヤーがコラボした2作目のタイムピースは、それほどニュースなモデルだ。

アストンマーティンとタグ・ホイヤーがコラボレーションした2作目のタイムピース

アストンマーティンは、いまなお製造工程の多くを職人による手作業で行うスポーツカーブランド。映画『007』シリーズに登場するボンドカーは有名だ。タグ・ホイヤーは150年以上の歴史をもつスイスのスポーツウォッチブランド。レース用の高精度クロノグラフムーブメントの技術力には定評があり、F1グランプリなどに貢献してきた。

2018年3月、その両者のパートナーシップがジュネーブモーターショーで発表された。アストンマーティン、そしてアストンマーティン・レーシングの公式ウォッチ・パートナーにタグ・ホイヤーが選ばれたのである。それを記念して製作されたのが、『フォーミュラ1 アストンマーティン・レーシング スペシャル・エディション』と『カレラ・キャリバー・ホイヤー01 スペシャル・エディション』の2本のコラボモデルだ。

『フォーミュラ1』は、アストンマーティン・レーシングのアイコニックなチームカラーであるライムイエローのエッセンスを取り入れ、『カレラ・キャリバー・ホイヤー01』は特徴的な六角パターンの文字盤をもつ。このうち『フォーミュラ1』は、7月に発売されて早くも人気モデルとなっている。そして、この10月下旬、2作目となる『カレラ・キャリバー・ホイヤー01』もついにオンセールとなった。さっそく詳細を紹介しよう。

新型『ヴァンテージ』のメーターパネルをイメージしたヘキサゴンパターンの文字盤

最大の特徴はそのデザインにある。六角パターンの文字盤は、昨年冬に12年ぶりのフルモデルチェンジをはたした新型『ヴァンテージ』のメーターパネルを想起させ、スケルトンダイヤル越しにタグ・ホイヤー製ムーブメントが透けて見える仕掛けとなっている。このスケルトンダイヤルは、アストンマーティン・エディション専用の仕様だ。

直径45mmのソリッドスチール製ケースの形状は、アストンマーティンが描く美しいボディラインからインスピレーションを得て製作され、ベルト・ブレスを固定するラグの形もベーシックモデルとは異なる。ケースの輪郭には、「ASTON MARTIN」のロゴが刻印されたブラシ仕上げのセラミック製ブラック・タキメーター・ベゼルが採用された。

さらに、ベゼルの側面には「スピード」「サーキット」「ピストン」を表現したラインが配されており、持つ人だけがわかる密やかなデザインポイントとなっている。こうしたところからも、アストンマーティンとタグ・ホイヤーのパートナーシップから生まれた専門知識と熟練した技術がそこかしこに反映された腕時計であることがよくわかるのだ。

コラボモデルの第二弾『カレラ・キャリバー・ホイヤー01』の価格は75万600円

アストンマーティンの副社長でありチーフ・クリエイティブ・オフィサーのマレク・ライヒマン氏は、「この腕時計は、アストンマーティンとタグ・ホイヤーのデザイン言語を見事に反映している」とコメントしている。

もともと英国高級スポーツカーのアストンマーティンは、最高レベルのクラフトマンシップで知られるブランドだ。そこへタグ・ホイヤーの才能溢れるデザイナーがコラボレーションすることにより、ディテールにいたるまで細心の注意を払ったなんとも美しいタイムピースに仕上がっている。次回モデルにも期待したいところだ。

『カレラ・キャリバー・ホイヤー01』の価格は5250ポンド、日本国内では75万600円(税込み)。全国に7店舗あるタグ・ホイヤー直営店、正規取扱店、オンラインショップで入手することができるので、気になる人はチェックしてみてほしい。

Text by Katsutoshi Miyamoto
Photo by (C) ASTON MARTIN
Edit by Takeshi Sogabe(Seidansha)

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