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美しく輝く世界のディーバたち
第10回 | 美しく輝く世界のディーバたち

BLACKPINK──4人全員美女のK-POPガールズグループ

K-POPは、日本では騒動を生むことも多い。いろいろな意見があるだろうが、K-POPが世界の音楽シーンで大きな注目を集めていることもまた事実。特に日本では、K-POPを知らないと若い女性との会話についていくこともできないほどだ。それほど人気が高いのである。そのなかで、いま大人の男が知っておくべきK-POPアーティストは誰か? それは話題の「BTS」ではなく、美女揃いの4人組グループ「BLACKPINK」だ。

「世界で最も美しい顔100人」にメンバー4人が全員ノミネートされたBLACKPINK

K-POPアーティストがエンターテインメントの本場、アメリカで猛威を奮っている。その筆頭が、先ごろ原爆Tシャツで物議をかもした「BTS」。そして、ガールズグループでいうと、いま最も強烈な存在感を発揮しているのが「BLACKPINK」だ。

とりわけBLACKPINKのパフォーマンスは完成度が高く、洗練されたビジュアルは各界から絶賛されている。アメリカの映画サイトが毎年発表している「世界で最も美しい顔100人」では、過去にメンバー全員がノミネートされたほど。音楽的にも、アジア圏ではチャートを独占し、最先端のサウンドとキレのあるダンスが展開されるミュージックビデオは累計6億回以上も再生されるなど、世界中で大きな注目を集めている。

韓国の大手芸能事務所YGエンターテイメントに所属するが、まだデビューしてから3年足らずで、メンバーは全員20代前半と若い。4人を簡単に紹介しよう。

(C) Imagine China/amanaimages

BLACKPINKの4人は厳しいレッスンに耐え、事務所のセレクションも勝ち抜いてきた

リードボーカルのJISOO(ジス)は最年長の23歳。ジスはデビュー前からCMタレントとして活動し、同じ事務所に所属するアーティストのミュージックビデオへの出演経験もある。JENNIE(ジェニー)はソウル出身の22歳。メインラッパー、リードボーカルを担当し、彼女もミュージックビデオに出演にしていた。「世界で最も美しい顔100人」では、デビュー時の2016年に22位に、2017年には18位にランクインしている。

伸びのある歌声でメインボーカルをつとめ、リードダンサーでもあるROSÉ(ロゼ)は、ニュージーランド出身、オーストラリア育ちの21歳。オーストラリアで行われたYGエンターテインメントのオーディションに参加し、2012年に事務所入りしている。

可憐なルックスで多くの熱烈なファンをもつLISA(リサ)は、バンコク出身の21歳。2010年にタイで行われたオーディションでただひとり合格した。ダンス、ボーカル、ラップのすべてでレベルが高く、タイ語、英語、韓国語、日本語の4カ国語をあやつるマルチリンガルでもある。2017年の「世界で最も美しい顔」では15位にランクインした。

これはK-POPアーティスト全般にいえることだが、彼女たちは2010年ごろから研究生として厳しいレッスンを重ねてきたという。事務所のセレクションもシビアだ。BLACKPINKは当初9人でデビューするプランだったが、最終的にこの4人に絞られた。

デビューは2016年。6月にメンバーが発表され、8月にシングルアルバム『SQUARE ONE』とシングル『BOOMBAYAH』『WHISTLE』を韓国でリリースした。YGエンターテインメントには「BIGBANG」など、男性アーティストが多数所属するが、ガールズグループは「2NE1」以来、じつに7年ぶりのこと。その点でも多くの注目を集めたようだ。

すぐに日本デビューの話も進められ、1年後の2017年7月には日本武道館を満員にした。1万4000人のキャパシティに対し、20万件を超える応募が殺到したほどの人気だったという。同じ年にはミニアルバム『BLACKPINK』で日本デビューをはたしている。

(C) Imagine China/amanaimages

アイドルのキュートさではなく、「女性が憧れる女性像」を体現するガールズグループ

日本のアイドルグループとBLACKPINKは何が違うのか。日本のアイドルにはファンが応援したくなるような「未完成さ」が求められ、K-POPでもよりキュートなガールズグループが支持される傾向が強い。しかし、BLACKPINKは強めのビジュアルと本格的なパフォーマンスによって「女性が憧れる女性像」を体現している。

つまり、簡単にいうと「カッコいいアーティスト」として支持されているのだ。そうしたコンセプトには、日本市場だけではなく世界を見据えている戦略がうかがえる。

すでに今年、BLACKPINKは日本でアリーナツアーを行って幕張メッセなどの大会場をファンで埋め尽くし、クリスマスイブには海外のガールズグループとして初となる京セラドームのライブも予定している。世界戦略も始動中だ。今年6月にはミニアルバム『SQUARE UP』をリリースし、世界44の国のiTunesアルバムチャートで1位を獲得。米ビルボードのメインアルバムチャートでも40位にランクインし、さらにシングル『DDU-DU DDU-DU』でビルボードHOT100の55位に入る快挙を成し遂げている。

彼女たちが世界を目指しているのは楽曲からも明らかだ。BLACKPINKの楽曲は、アメリカ留学経験をもち、自身もヒップホップアーティストして活動していた韓国人のTEDDYがプロデュースしている。そのパワフルでエキゾチックなサウンドは世界最先端の音楽シーンに入っても違和感がない。トータルな魅力でファンを増やしているのだ。

2019年には、いよいよワールドツアーが始まる。バンコクを皮切りにアジアから世界をめぐっていく予定だ。すでにK-POPを超えて、ビッグアーティストとしての存在感を高めている。BLACKPINKの姿を日本で見ることが貴重になっていくかもしれない。

Text by Kiyoshiro Somari
Photo by (C) Imagine China/amanaimages(main)
Edit by Takeshi Sogabe(Seidansha)

動画はこちら
BLACKPINK – WHISTLE MV

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