メディア個別 肩こり・腰痛・不眠 40代に効果的な疲労回復術 | シリーズ |

editeur

検索
全46回
肩こり・腰痛・不眠 40代に効果的な疲労回復術
第47回 | 肩こり・腰痛・不眠 40代に効果的な疲労回復術

肩こり・腰痛は揉んでも意味なし! 「トリガーポイント」を制して痛みから解放されよう

日常のストレス、多忙による運動不足、長時間のスマホやパソコンの使用…。40代男性を取り巻く環境は、どうしても筋肉・筋膜のコリを招きやすい。日常的にマッサージなどを行ってコリをほぐすようにしているのに、痛みが全く改善しないという人は「トリガーポイント」に注目すべきだろう。今回は、頑固なコリを解消するキーポイントとなる「トリガーポイント」について、医学博士の栗原隆先生に教えていただいた。
今回のアドバイザー
栗原隆
医師・医学博士
2000年東京医科大学卒業、2005年東京医科大学大学院修了、博士(医学)取得。2006年以降、日本スポーツ協会公認スポーツドクター(旧日本体育協会)、日本オリンピック委員会強化スタッフ(医・科学)、日本ボディビル・フィットネス連盟チームドクターなどとして活躍。2015年にはDr.TAKA株式会社・Dr.TAKAウェルネスラボ設立。2016年7月からは、栗原隆ウェルネスクリニックの院長として、スポーツドクター・内科医としての経験を活かした総合診療を行っている。

慢性コリ患者は、コリの発生源・トリガーポイントを見逃している

しつこいコリをほぐすには「トリガーポイント」を知るべき、というのが近年の定説。しかし、「トリガーポイント」とは一体何のことなのか? 栗原先生にご解説いただいた。

栗原先生「トリガーポイントとは、痛みを引き起こす引き金になるポイント。筋肉や筋膜のコリの大もとになっているところです。

疲労の蓄積により筋肉や筋肉を覆っている筋膜が固くなってくると、『関連痛』と言って、その部分だけでなく遠く離れた場所まで痛みを感じるようになっていきます。肩こりや腰痛などで痛みを感じている場所も、もしかすると別の場所にトリガーポイントがあるかもしれません。その場合は、痛い場所をいくら揉みほぐしても痛みは改善しないのです。

反対に、痛みを感じる場所を揉んでも改善しない場合は、コリの大もとであるトリガーポイントをほぐすことで症状の改善が望めます」

肩コリにも腰痛にも効く! 万能のトリガーポイント「◯の裏」をほぐせ

コリの元凶とも言えるトリガーポイント。どのように見つけて、どのようにほぐせば良いのだろう?

栗原先生「肩こりの場合は、僧帽筋などの首肩まわりに。腰痛の場合は、大腰筋や中殿筋、大殿筋、大腿二頭筋などにトリガーポイントが存在します。しかし、自分でトリガーポイントを見つけてほぐすのは、慣れない方には難しいでしょう。

そこでオススメなのが、足裏のトリガーポイントをほぐす方法です。筋肉や筋膜というのは、足裏から背中側を通って、頭蓋骨の前面までつながっているため、足裏のトリガーポイントをしっかりほぐすことで腰痛や肩こりが改善するのです。

やり方は簡単。ゴルフボールを用意し、コロコロ転がして足指から足裏全体をほぐすようにします。数箇所固くなっている場所や、強い痛みを感じる場所が見つかります。強い痛みを感じるところが見つかったら、その部位をゴルフボールでしっかりほぐしましょう。時間のある方は、痛みを感じている場所だけでなく、足裏全体を30分くらいの時間をかけてじっくりほぐします。これだけで腰痛や肩こりはかなり改善すると思います。

腰痛の場合は、横になった状態でソフトボールなどをお尻のくぼみ(中殿筋周辺)に当ててほぐす、というやり方もあります」

「トリガーポイントを理解すれば、簡単なストレッチや筋膜リリースなどのセルフケアを行うだけで症状はかなり改善します」と栗原先生は語る。軽い運動やストレッチと合わせれば、効果はさらにアップ。肩こり・腰痛に悩まされている人は、早速今日から足の裏をほぐしてみよう。

最後にアドバイザーからひと言

栗原先生「強い痛みやしびれなどがある場合は、単なる肩こりや腰痛ではない可能性もあります。セルフケアを行っても改善しない場合は、早めに病院を受診して下さい」

Text by Takumi Arisugawa

リンク
栗原隆ウェルネスクリニック
Dr.TAKAウェルネスラボ

editeur

検索