メディア個別 40男注目!アンチエイジングできる○○ | シリーズ |

editeur

検索
全19回
40男注目!アンチエイジングできる○○
第21回 | 40男注目!アンチエイジングできる○○

食べたら老ける! 老化の大敵「AGE(終末糖化産物)」って?

オレンジジュース、ジャムをたっぷり塗ったトースト、カリカリに焼いたベーコン。ごく普通の朝食だが、実はこのメニュー、食べたら老ける危険なラインナップだ。その理由は、老化の素とも言える物質「AGE(エージーイー)」を豊富に含んでいるから。では、一体どんな食べ物がAGEを多く含むのか? 管理栄養士の圓尾和紀さんに解説していただいた。
今回のアドバイザー
圓尾和紀(まるお かずき)
管理栄養士
“伝統食の良いところを現代に取り入れる”をコンセプトに活動するフリーランスの管理栄養士。ファスティングによる「食べない健康法」も伝えている。『一日の終わりに地味だけど「ほっとする」食べ方』がワニブックスより発売中。

こんがり焼けた食べ物が、体の老化を招く…AGEの甘い罠

老化の素として近年危険視されている「AGE」。体にどのような悪影響を与える物質なのだろう?

圓尾さん「ホットケーキは、砂糖の糖質と牛乳や卵のたんぱく質が熱によって反応し、こんがりと焼き色がついて良い香りがしますよね。しかし、この反応が体内で起きると大変。体の中で糖質とたんぱく質が熱で反応すると、AGEと呼ばれる老化を促進させる物質が生成されてしまうのです。

AGEが体内に溜まると肌のシワやくすみ、シミなどの老化現象や、AGEが溜まった場所にダメージを与えます。たとえば血管でAGEが蓄積すると、血管がもろくなり動脈硬化の原因になることも。骨へ影響すれば骨粗鬆症に、脳に影響すればアルツハイマー病に、目に影響すれば白内障などの原因になると言われています」

体の中でAGEを作らないためには、白い食べ物に要注意

AGEが体に蓄積されるには2つのケースが存在する。体の中で生成するケースと、AGEを含む食品を摂取するケースだ。

圓尾さん「AGEは体内で生成される場合と、食べものに含まれるAGEを直接とる場合の2つがあります。そのため、AGEを体に溜めないためには『AGEを作らない食生活』と『AGEを含まない食生活』に気をつける必要があるのです。

『AGEを作らない食生活』は、血糖値を上げやすい食べ物を避けるようにしましょう。体内で血糖値が高くなると、余った糖が体内のたんぱく質と反応してAGEが作られます。そのため、血糖値を急激に上げやすいものをとるとAGEができやすくなるのです。血糖値を上げやすい代表的な食べ物といえば、精製された糖。白砂糖や清涼飲料水に含まれる果糖ぶどう糖液糖などです。

砂糖を多く含む食べ物はもちろん、白米や白い精製小麦のパンなどの糖質が多い食品は、血糖値が上がりやすくAGEもできやすくなります。白いごはんではなく玄米や分づき米、パンは全粒粉のパンなどを選びましょう。また、食事の際は野菜やきのこ、海藻などの食物繊維を含むものを意識的にとり、早食いをせずゆっくり噛むようにすると、血糖値の上昇を緩やかにし体内でのAGE産生を抑えてくれます」

唐揚げ、トンカツ、ポテトチップ。揚げ物はAGEの宝庫

一方、AGEを多く含む食べ物は次の通り。

圓尾さん「『AGEを含まない食生活』は、高温で調理した食べ物を避けましょう。具体的には、揚げたものや焼いたものです。AGEは高温で調理するほど発生しやすくなります。たとえば同じ鶏肉でも、低温で調理するよりも唐揚げやローストしたもののほうがAGEが多くなります。

鶏肉に限らず、他の肉や魚もAGEの元となるたんぱく質と糖質を含んでいるので、やはり高温で調理するとAGEが多くなると考えられます。AGEができるとこんがりして香ばしく美味しいのですが、偏った調理法の料理ばかりを食べるのは避けたほうが良いですね。煮る・茹でる・蒸すなど100℃以下の低温で調理したものではAGEの量が低くなるため、唐揚げやトンカツ、グリルで調理したものより、蒸し鶏やしゃぶしゃぶなどを選ぶようにしてください」

体内でできたAGEは、すべてが蓄積されるわけではなく排出もされる。しかし排出能力は加齢ととも衰えていくため、40代を迎えた読者はやはりAGEを意識した食生活を心がけるのが賢明だろう。いつまでも若々しい体を維持するためには、食事を選ぶ賢さが必要なのだ。

最後にアドバイザーからひと言

圓尾さん「AGEは別名『体のコゲ』と呼ばれます。焦げ付かない若々しい体をキープしてください」

Text by Takumi Arisugawa

リンク
「カラダヨロコブログ」

editeur

検索