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第二の人生はのんびり田舎暮らし、地方移住の始め方
第8回 | 第二の人生はのんびり田舎暮らし、地方移住の始め方

地方移住を決める前に知っておきたいこと

地方に行きたくなる瞬間を経験したことはあるだろうか。人が多すぎる、スーパーの食材が高くて美味しくない、空気が美味しくない、自然が少ない‥など理由は様々。都会を離れ、地方で暮らしたいと考える人は定年を迎えた方だけでなく、20~40代の若い世代も増加している。自然に囲まれ、自分で生活を作り上げていく環境に憧れつつも、自分にもできるか不安があるのが本音。地方移住リアルを知る。

地方移住のメリットとデメリット

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地方移住のメリット

都会から地方へ移住するメリットはいくつかある。

家賃が安い

まずは「家賃が安い」こと。東京の家賃の約3分の1の値段で東京よりも広い部屋に住むことが可能である。

時の流れがゆっくり感じられる

次に「時の流れをゆっくり感じられる」こと。都会にいるとどこにでも人が溢れているが、地方はそんなことはない。高層ビルは無ければ電車の通勤ラッシュという概念すらない。。

時がゆっくりと流れている。都会では味わえないのどかでゆったりとした生活を送ることがそこにはある。

食べ物も空気も美味しい

「都会のスーパーで魚を買うと高いし美味しくない」と、海鮮が有名な地方出身者からよく耳にする。美味しくて新鮮な食材が現地ですぐ安く手に入ることはメリットだ。

また自然豊かな場所であれば、さぞ空気も最高に美味しく感じることだろう。美しく悠大な自然の中で仕事ができることは、都会にいるビジネスパーソンには味わえない「背徳感」なのかもしれない。

気軽にレジャーが楽しめる

海の近くであればサーフィン、山の近くであれば山登りなど地理を活かしたレジャーへ気軽に足を運べることもメリットの1つ。

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地方移住のデメリット

逆に都会から地方移住をすることでできなくなってしまうこともある。

たとえば公共機関が都会ほど整っていないため、移動には車が必須のケースが多い。ということは仕事終わりに気軽に飲みに行きづらい。本数の少ないタクシーを見つけるか家族に来るまで迎えに来てもらわなくてはならないからだ。物価や家賃が安い代わりに移動費にお金がかかることも挙げられる。

また現地で仕事を探した場合、給料が都会に比べて安い。その分物価が安いのですが、上記の通り移動費を考慮すると中々厳しいところがあるかもしれない。

その他デメリットとして挙げられることは、
・都会に実家がある人は気軽に親元へ帰れなくなる。
・独身の場合、出会いの数が減る。
・病院や薬局の数が少ない。
・子どもの通う学校選びが大変。
など。

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地方移住先での仕事

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移住者が最初に就きやすい仕事8選!

都会から地方へ移住するメリットはいくつかある。

1. インターネットなど場所を選ばない仕事

概要:主にIT関係の仕事。自分がどこにいてもPCが繋がれば仕事が成立する。
支給額:各自治体支援制度による
なるには:資格は基本必要なしいが、前職のキャリアを活かすことが多い
期間:会社が存続する限り
具体的な活動内容:エンジニア、デザイナー、ライターなど

2. 地域おこし協力隊

概要:地方活性のために地域外の人材を積極的に迎え入れる制度。総務省が定め、各地方自治体が募集している。人口減少や高齢化が著しい地域に多い。
支給額:最大年収400万円
なるには:地域おこし協力隊オフィシャルページから応募。地方自治体による審査を合格する。
期間:1年以上~3年以下
具体的な活動内容:各自治体活性化に向けた活動

3. 一次産業

概要:各地域得意とする一次産業
支給額:各自治体支援制度による
なるには:希望する会社へ連絡。採用フローに従う。
期間:会社が存続する限り
具体的な活動内容:農業・林業・漁業・畜産業など

4. 事業継承

概要:跡取り不足の事業経営を引き継ぐ。
支給額:各自治体支援制度による
なるには:ある程度その事業での下積みが必要と予想される
期間:会社が存続する限り
具体的な活動内容:会社経営

5. 起業

A. 自伐型林業
概要:個人が行う森林経営。参入障壁と必要な初期投資額が低い。
支給額:各自治体支援制度による
なるには:山林を保有する、もしくは所有者から借りる
期間:会社が存続する限り
具体的な活動内容:森林の伐採、材木の販売

B. 古民家カフェや民宿
概要:地方の外観や古民家を活かした事業
支給額:各自治体支援制度による
なるには:古民家を保有する、もしくは所有者から借りる
期間:会社が存続する限り
具体的な活動内容:カフェ・民泊の運営

6. 高齢者サポート

概要:高齢者の暮らしのサポートをする仕事。高齢者人口が増える地方では特にニーズがある。
支給額:各自治体支援制度による
なるには:一部資格の取得が必要
期間:会社が存続する限り
具体的な活動内容:老人ホームや住宅介護など

7. クラインガルテンを利用する

概要:滞在型の市民農園。農作物の栽培を行える。
支給額:各自治体支援制度による
なるには:土地と家を借りるか購入する
期間:特になし
具体的な活動内容:畑で野菜や果物を栽培

8. その他就職

概要:地方の企業の求人へ応募する
支給額:各自治体支援制度による
なるには:各社採用面接に合格する
期間:特になし
具体的な活動内容:就職先の事業内容

地方移住を支援する制度

一般社団法人 移住・交流推進機構のホームページによると、地方移住を支援する制度は全国9960種類も存在する。

住まい

全国の自治体が支援体制の充実に特に力を入れている。家の購入・改装、リフォームでの特典、空き家の紹介、家賃補助などが主な支援内容である。

住まいに関する支援は全国に2214種類存在し、たとえば茨城県日立市の「子育て世帯が市内に移住した場合、水道基本料金を1年間交付する」や、北海道 標茶町の「住宅用太陽光発電システムを設置した場合、お買い物券10万円分贈呈」などが挙げられる。

子育て

子どもには自然豊かなところで育ってほしいという理由から地方移住を選択する人が多いため、支援の種類数がとにかく豊富。子どもの教育費から医療費、奨学金や結婚出産祝い金などが主な支援内容となる。

子どもには自然豊かなところで育ってほしいという理由から地方移住を選択する人が多いため、支援の種類数がとにかく豊富。子どもの教育費から医療費、奨学金や結婚出産祝い金などが主な支援内容となる。

仕事

移住先での仕事がうまく見つかるか、不安に思う方も多い。起業・開業資金援助や就農者への補助、通勤支援などが当てはまる。仕事に関する支援は全国に1784種類あり、たとえば北海道 帯広市の「市内で店舗または事務所を設けて新たに開業しようとする方(開業後1年未満含む)に1,000万円を上限に融資する」制度が挙げられる。

コミュニティ・活動支援

移住したての方でも人脈を作り幅広い活動ができるように支援が存在する。村で文化活動を行う際の資金援助やシャトルバスの無料運行などが当てはまる。コミュニティ・活動支援に関する支援は全国に130種類あり、たとえば秋田県 大潟村の「芸術、スポーツ、研究等の活動を行う方の宅地無償貸付と、年間10万円を活動支援とする」制度が挙げられる。

保険・医療・福祉

移住先で移住者が健康で長生きするために充実している制度。保険・医療・福祉に関する支援は全国に520種類あり、たとえば茨城県 大子町の「高齢者と障がい者は町が実施する胃がん,肺がん・結核,大腸がん,子宮がん,乳がん,前立腺がん検診,肝炎ウイルス検査,喀痰細胞診検査,腹部超音波検診,骨粗しょう症検診が無料で受けられる」制度が挙げられる。

移住・体験

移住地を決める際に合ったら嬉しい給付制度である。移住・体験に関する支援は全国に431種類あり、たとえば青森県 十和田市の「移住の検討を目的に市内に滞在する方と、同一世帯の同行者1名(中学生以上)を対象に、宿泊費及び交通費の一部を補助する」制度が挙げられる。

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地方に住んでみてわかったこと

上記で紹介したメリットデメリットや地方での仕事内容、支援する制度の種類以外にも、「地方に住んでみて初めてわかること」がある。

「家賃が全然違う」「悔しいけど、食べ物はやはり美味しいし安心」「遊ぶところがないのは本当にそう」「自然がいっぱいでいいけど車は必須」などはよく聞く声だ。もし移住したい地方先が決まっている方は、SNSや友人伝いに実際に住んでいる方とコンタクトを取ってみてはいかがだろうか。

実際に「地方に移住をした人」に話を聞こう

以下の3記事では実際に地方移住をした方の体験談を以下の記事でそれぞれまとめている。

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地方移住に向く人・向かない人

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地方移住には向く人向かない人がいる。

向く人の特徴を端的に表現すると「郷に入っては郷に従える人」だ。地方には地方独特の空気感や流れる時間感覚、暗黙の了解などルールが存在し、このルールをある種楽しみ、壊さず同調できる人は向いているといえる。

都会基準の考え方をそのまま当てはめて、「不便さ」を感じてしまう人にはあまり地方移住は向かないかもしれない。

移住先おすすめランキング

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沖縄地方移住先ランキング

1位 沖縄県石垣市

人口:4万8000人ほど
平均気温:24℃
道路(国道):国道390号線
空港:新石垣空港
人気の理由:沖縄の中でも特に有名な観光地である石垣島は、移住先としても大変人気。沖縄本島を除いて2番目に大きい島である。休日はエメラルドグリーンに光るビーチで遊んだり、鍾乳洞や川平湾へ観光したりと都会は味わえない人生を歩むことができるはずだ。

2位 沖縄県那覇市

人口:3万2000人ほど
平均気温:23℃
道路(国道):国道58号線、332号線
空港:那覇空港国内線旅客ターミナル
人気の理由:沖縄の中では都会とされる那覇市も移住先として有名。石垣島同様、首里城などの観光名所がある。那覇ハーリー、那覇大綱挽、琉球王朝祭り首里などお祭り行事も充実していることが特色。

3位 沖縄県宮古島

人口:5万4000人ほど
平均気温:25℃
道路(国道):国道390号線
空港:宮古空港ターミナルビル
人気の理由:宮古島も沖縄では有名な観光地。沖縄本島を除いて3番目に大きい島である。いつでも宮古島の美しい海辺に行けること、時間がとてもゆっくりと流れ現地の人がとても優しいことが人気の理由に挙げられる。

九州地方移住先ランキング

1位 大分県竹田市

人口:2万2000人ほど
平均気温:18℃
道路(国道):国道57号線、442号線、502号線
空港:なし
人気の理由:「たけだ」ではなく「たけた」と読む。大分県の南西部に位置する市で、空き家バンクや地域情報の提供に熱心に取り組んでいる。

2位 福岡県柳川市

人口:7万2000人ほど
平均気温:15℃
道路(国道):国道208号線
空港:なし
人気の理由:見渡す限り農地という田舎の空気溢れるのどかな地域でありながら、福岡市など都会などへの交通利便性がよくて人気の場所。

3位 長崎県五島市

人口:3万8000人ほど
平均気温:18℃
道路(国道):国道384号線
空港:福江空港
人気の理由:五島市専用の移住ガイドブック「五島やけんよか!!」を発売するなど、地方移住希望者を積極的に受け入れている。九州最西端に位置し、遣唐使が最後に寄港した土地としても知られている。

四国地方移住先ランキング

1位 愛媛県松山市

人口:51万人ほど
平均気温:16℃
道路(国道):国道11号線など
空港:松山空港
人気の理由:松山市は宝島社による「住みたい田舎ベストランキング」で、四国第1位に選ばれた市である。「移住者歓迎度」「移住者支援制度の充実度」「自然の豊かさ」など移住する際に気になるポイントで高い評価を受けている。

2位 香川県小豆島

人口:1万4000人ほど
平均気温:18℃
道路(国道):国道436号線
空港:なし
人気の理由:小豆島は香川県の北東部にある島で、日本のオリーブ発祥の地として有名。映画「二十四の瞳」の映画村があります。人口の3分の1が高齢者で構成されている。

3位 高知県土佐市

人口:2万8000人ほど
平均気温:17℃
道路(国道):国道56号線
空港:高知龍馬空港
人気の理由:高知市に隣接する市で、「仁淀ブルー」と呼ばれる水質日本一の清流「仁淀川」が流れる。清流仁淀川の水を活かした製紙業や、土佐文旦、露地栽培、ハウス栽培など様々な産業を体験する機会があり人気。

中国地方移住先ランキング

1位 岡山県美作市

人口:2万8000人ほど
平均気温:14℃
道路(国道):国道179号線
空港:なし
人気の理由:移住後の暮らしを体験できるイベントがある他、補助金も充実。地域全体に緑の豊かな山々が広がり、川の水がとても綺麗である。

2位 鳥取県倉吉市

人口:4万8000人ほど
平均気温:15℃
道路(国道):国道313号線
空港:なし
人気の理由:国の重要伝統的建造物群保存地区として指定されている「打吹玉川地区」など歴史ある家街並みが魅力の土地。どこか昔懐かしい佇まいが特徴的。

3位 山口県周防大島町

人口:1万8000人ほど
平均気温:16℃
道路(国道):国道437号線
空港:なし
人気の理由:お試し暮らしができる制度や補助金付きの漁業研修制度などが充実している。

近畿地方移住先ランキング

1位 和歌山県かつらぎ町

人口:1万8000人ほど
平均気温:15℃
道路(国道):国道24号線
空港:なし
人気の理由:12歳以下の子どもの医療費が所得制限なしで無料になる制度がある。また10種類以上のフルーツが実り、季節ごとに様々なフルーツを堪能することが可能。

2位 和歌山県那智勝浦町

人口:1万7000人ほど
平均気温:17℃
道路(国道):国道42号線
空港:なし
人気の理由:雄大な自然に囲まれる町で、気候は比較的温暖。古き良き人間情緒溢れる下町です。移住者の受け入れには約40年の歴史がある。

3位 兵庫県朝来市

人口:3万1000人
平均気温:16℃
道路(国道):国道427号線
空港:なし
人気の理由:背伸びをしない、ゆったりと暮らすというコンセプトのもと移住者の受け入れを行っている。「ほどらい」と一言で表わしPR活動をしている。

中部地方移住先ランキング

1位 山梨県甲府市

人口:19万人ほど
平均気温:14℃
道路(国道):国道52号線
空港:なし
人気の理由:甲府市は「人がつどい心がかよう笑顔あふれるまち」を目指して移住者も積極的に受けれいている。子育て支援や地域の安心安全に向けた事業が充実。

2位 長野県上田市

人口:16万人ほど
平均気温:12℃
道路(国道):国道141号線
空港:なし
人気の理由:空き家バンクがあることや仕事求人数が多いこと、都会までのアクセスがしやすいことが人気の理由。

3位 福井県鯖江市

人口:6万9000人ほど
平均気温:14℃
道路(国道):国道158号線、国道417号線
空港:なし
人気の理由:福井県全体で平成12年から続く人口減少の中、県内で唯一人口が増加しているのがこの鯖江市。Made in JAPANのメガネの約95%を生産する「めがねのまち」としても有名。

関東地方移住先ランキング

1位 千葉県館山市

人口:4万7000人ほど
平均気温:17℃
道路(国道):国道127号線、128号線、410号線
空港:なし
人気の理由:千葉県房総半島の南部に位置する館山市。「ポピー」や「ストック」「菜の花」が花畑に咲き誇ります。また、マリンスポーツやレジャーも気軽に楽しめる市としても人気。

2位 栃木県日光市

人口:8万4000人ほど
平均気温:13℃
道路(国道):国道119号線、120号線、121号線、122号線、461号線
空港:なし
人気の理由:世界遺産である日光東照宮をはじめ、観光地しては文句なしで有名な日光市。その他にも清流や温泉、国立公園など多種多様な施設があります。加えて自然豊かな環境でゆったりと住めると人気である。

3位 千葉県鴨川市

人口:3万4000人ほど
平均気温:16℃
道路(国道):国道128号線、410号線
空港:なし
人気の理由:夏になればマリンスポーツが楽しめ、魚介類は1年を通して絶品が味わえる。移住体験できるプランが充実していて移住希望者に優しい市といえる。

東北地方移住先ランキング

1位 山形県鶴岡市

人口:13万人ほど
平均気温:13℃
道路(国道):国道7号線
空港:庄内空港
人気の理由:市の面積は東北地方で最も広く、全国7位の広さ。農業が盛んで、農業就業者には家賃補助制度も存在する。

2位 岩手県一戸町

人口:1万3000人ほど
平均気温:10℃
道路(国道):国道4号線
空港:なし
人気の理由:桜と山鳥が見どころの町で、辺り一面山脈に囲まれている。「薙刀(なぎなた)の町」としても有名。

3位 青森県青森市

人口:29万人ほど
平均気温:10℃
道路(国道):国道7号線
空港:青森空港
人気の理由:リンゴが名産地として有名なだけではなく、カシスの生産量は青森市内だけで国内シェアの9割を占めている。「ねぶた祭り」など全国的に有名な行事も存在。

北海道地方移住先ランキング

1位 北海道旭川市

人口:34万人ほど
平均気温:7℃
道路(国道):国道12号線、40号線
空港:旭川空港
人気の理由:宝島社の「住みたい田舎」ベストランキングで、総合・若者世代・シニア世代の各部門で北海道エリア第1位を獲得した土地。

2位 北海道白老町

人口:1万8000人ほど
平均気温:6℃
道路(国道):国道36号線
空港:なし
人気の理由:札幌までのアクセスもよく、「ポロトの森」に代表される自然豊かな町である。

3位 北海道東川町

人口:7800人ほど
平均気温:6.1℃
道路(国道):なし
空港:旭川空港
人気の理由:山の自然に囲まれた東川町は生活水がミネラルウォーターです。町としては珍しく経済循環が自立しており、主幹産業である農業と木工業も財政基盤がしっかりとした町。移住者に人気の隠れた名スポットといえる。

失敗する前に!まずは移住体験してみるという選択

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移住体験ツアー

地方移住をする先を選ぶとき「お試し移住」ができるととても便利だ。移住体験ツアーには「パッケージ型体験ツアー」「オーダーメイド型体験ツアー」「職業体験ツアー」「お試し住宅」など目的に合わせた様々な体験プランが存在する。

空き家バンク

空き家バンクとは、現在空き家の物件情報を地方公共団体のホームページ上などで提供する仕組みのことです。移住者向けの物件情報がたくさんまとまっている。

まずは移住体験ツアーで移住先の文化や空気感を体験し、実際に住む家はこの空き家バンクで探してみることをおすすめする。

移住相談

体験だけではわからないことや直接聞きづらいことは第三者である「移住相談員」に相談することが可能である。「移住・交流情報ガーデン」という施設が東京駅の近くに存在。そこでは移住に関する疑問点や不安なことを、移住相談員に相談することもできる。

「仕事」「住まい」「本人の気持ち」「子どもの教育」「移住体験ツアーの紹介」など移住前の心得合計11の項目をもとにしてくれるサポートは手厚い。

ふるさとワーキングホリデーとは?

ふるさとワーキングホリデーとは都会の若者が一定期間地域に滞在し、地域の仕事をしながら生活ができるという制度。「国内版ワーキングホリデー」とも呼ばれ、最近注目を集めている。地域をまるごと体験し、都会の優秀な若者に地域との関わりを深めてもらうことが目的であると総務省は説明する。

地域おこし協力隊との違いって?

地域おこし協力隊とは「滞在期間と滞在方法」の2つに違いがある。

まず滞在期間は地域おこし協力隊が「1~3年程」なのに対し、ふるさとワーキングホリデーは「7~30日程」と短い。また滞在方法は地域おこし協力隊は自ら滞在場所を見つけて移住することに対し、ふるさとワーキングホリデーは自ら滞在場所を見つける場合と、行政が宿泊先の宿を紹介してくれる場合がある。

ふるさとワーキングホリデーに対する世間の反応

ふるさとワーキングホリデーについては国民から様々な意見が飛び交っている。

●好意的な意見

いつも都会のコンクリートジャングルで働く若者。中には大自然の気持ちよさを知らない者も多いはず。ふるさとワーキングホリデーならお金を稼ぎながら田舎の暮らしもできて、良い気分転換になるのではないか。これを機に地方移住を望む若者が増えれば地方活性化にも繋がる。

●否定的な意見

新しい制度かのように掲げているが、地域おこし協力隊との違いがほとんどなく、地域おこし協力隊もまだまだ未完成である。既存の制度に力を入れず、なぜ似通った制度を作るのか。1ヶ月間のワーキングホリデーではその後の職業選択にどの程度影響をおよぼすかはたかが知れているし、都会の本業に1ヶ月のブランクを空けるという大きな打撃にメリットが釣り合うのかが疑問。

※参考外部サイト

どの地域でどんなことができる?

【実施地域一覧】

北海道
酪農業、観光牧場の運営、スキー場での接客など。

福島県
有機農産物の生産・流通・販売、果実酒の製造・販売など。

兵庫県
老舗旅館、酒造会社、ゴルフクラブ製造会社、養鶏場など。

奈良県
製薬業、酒造業、製造業、飲食業、農業、サービス業など。

山口県
漁業、農業、林業、教育学習支援業など。

愛媛県
ミカン産地でのお手伝い。

佐賀県
JA直売場での仕事

熊本県
花卉及びメロンの農作業、酪農牛の飼育、加工品販売など。

地方移住という人生の選択肢

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インターネットが発達し、カフェや公園でも仕事ができるこの時代において、地方移住のハードルはかなり下がっているといえる。仕事内容で地方を選ぶもよし、地方で新たな人間関係を築くもよし。自らの人生をより豊かにするために、地方移住は1つ選択肢になりうるのではないだろうか。

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