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20代彼女との「結婚ハードル」突破法【実践編】
第13回 | 20代彼女との「結婚ハードル」突破法【実践編】

1年? それとも3年? ミドル男の婚活を成功に導く期間

もしあなたに1000万円以上の収入があるなら婚活市場では引く手あまただ。決断次第では早めの成婚も可能だろう。しかしそれ以下の経済力しか持たない場合、いくら時間をかけても結婚できるとは限らない。では、婚活にはどれくらいの時間をかけるのが望ましいのか。ミドル世代の婚活事情に詳しいフリーライターの大宮冬洋さんに、ミドル男の婚活期間について話を聞いた。
今回のアドバイザー
大宮冬洋
フリーライター
ファーストリテイリング(ユニクロ)、編集プロダクションを経て、2002年よりフリーライターに転身。愛知県と東京都を拠点に、30代以降の「大人の恋愛・結婚」に関するライティングをおもに手がける。最新著書は『人は死ぬまで結婚できる~晩婚時代の幸せのつかみ方~』(講談社+α新書)

ミドル男の婚活は長期化する可能性が高い。まずは「婚活マインド」を切り替えよう

まず知っておく必要があるのは、残念ながら40代以上の男性は年齢的に婚活市場では女性の需要が低下するということ。女性と会えるチャンスが少なく、さまざまな努力や工夫も必要となるので、20~30代の男性に比べてどうしても婚活期間が長引く傾向があると大宮さんは指摘する。

さらに、40代まで独身だった男性は、婚活マインドに切り替えるのも簡単ではない。そのため「売り手市場の20~30代よりも婚活が長期化する可能性があります」とも大宮さんは話す。

「前提として、年齢にかかわらず結婚したいと思えるほどのパートナーにめぐり会うには、さまざまな方法で“出会い”を重ねる必要があります。しかし、長いあいだ独身を謳歌してきた人は、本気の婚活マインドにシフトすること自体が難しい。恋愛に距離を置いてきた人なら、女性との会話に慣れるところから始めなければなりません。これらのことを踏まえると、ミドルエイジ男性の婚活は時間がかかる可能性が高い。少なくとも、そう覚悟すべきでしょう」(大宮さん、以下同)

正解は「1年以内」? 3カ月で結果が出なかったら次の婚活サービスに移ると決める

一般的に、婚活は手軽なアプリからスタートし、婚活サイト、婚活パーティー、そして最終手段として結婚相談所に登録する流れになることが多い。ここで重要なのは、「どの婚活ツールを利用するにしても、『期限』を区切ったほうが良い」ということ。大宮さんは「ミドル男性の婚活が長期化するからといっても、やみくもに長い時間をかけて良いわけがありません」と話す。

「特に婚活アプリの場合、自分の裁量で進められるので、リミットを課さないとダラダラと続けてしまう可能性が高いです。女性とメッセージのやり取りを楽しむことが目的なら、アプリに時間をかけても問題ありませんが、本気で結婚をしたいなら話は別です。最初に『3カ月で結果が出なかったら別の手段に移る』と決めておくことで、失敗しても次のステップに進みやすくなります」

婚活パーティや結婚相談所のお見合いでも同様だ。やはり「期限を決めるべき」という。

「私が取材したミドル男性たちも、『1年以内に結婚する』と決めて婚活に取り組んだ人は、結婚にいたる事例が多くありました。『今年中に決める』という意識を持っておくと決断力がアップし、結婚の確率が高くなります。実際に女性に会うと『もっと良い人がいるんじゃないか』という思いを抱きがちですが、期間を区切って活動すればいい意味で妥協することができるのです」

そのうえで「期間中の休日は、すべて婚活に費やしてほしい」と大宮さんはアドバイスする。

「期間を1年に設定して結婚相談所に登録し、婚活カウンセラーの助言に従い服装を改め、一生懸命にお見合いをする。それ以外の時間でも、婚活パーティーにも足を運びながら、さまざまな人に会い、たくさん傷ついて、自分を磨きながら自分の市場価値を知ることが大切です」

婚活費用は平均月約3万円が一般的。しかし婚活でコスパを意識するのはナンセンス

期間だけではなく、婚活にかける費用の相場も気になるところだ。「ぐるなびウエディング」が2018年5月にぐるなび会員の20~69歳の男女を対象に行った「最新婚活事情調査」によれば、婚活中の男性が1カ月に使う平均婚活費用は3万3887円(3301人が回答)。これを1年間の婚活費用に当てはめると、年間でおよそ40万6644円のお金を婚活につぎ込むことになる。

この金額を多いと思うか少ないと思うかは人によって変わってくるが、大宮さんは「そもそも金額にとらわれながら婚活をおこなうべきではない」と釘を刺す。

「お金をかけたからといって結婚できるわけではありません。しかし、予算を設定するとコストパフォーマンスを気にし始めてしまいます。『絶対に損をしたくない』『マッチしなかったらクレームつけてやる』という思いが表情に出てしまうので、結婚は遠のいていくでしょう。大切なのは感謝の気持ちと余裕です。相手の女性や結婚相談所の人に対して『時間をつくってくれてありがとう』『手伝ってくれてありがとう』という気持ちをもつことができれば、人としても魅力的に映るはずですよ」

長期戦を覚悟しつつ婚活期間を区切り、なおかつコスパも考えない。なかなかシビアな話だが、それがミドル男の婚活だということは頭に入れておいたほうがよさそうだ。

最後にアドバイザーからひと言

「婚活はけっして恐くはありません。人間的に成長もできるし、人との出会いを楽しんでください」

Text by Chiharu Matsushima(Seidansha)
Edit by Miki Ohnuki(Seidansha)

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