大人のための最新自動車事情/自分だけの特別モデル“オーダーメイドのポルシェ”
- スーパーカーブランド【ポルシェ】 -

自分だけの特別モデル“オーダーメイドのポルシェ”

クルマを愛する人のみならず、「ポルシェ」という響きに特別なものを感じる人は多いだろう。特にポルシェを代表するモデルである「911」は、独特なサウンドを奏でる水平対向6気筒エンジンをリアに搭載する“唯一無二の魅力”を備えたスポーツカーとして、多くのスポーツカーファンを魅了し続けている。そんなポルシェの、自分だけのオンリーワンモデルを手に入れることができるとしたら、どうだろうか。それがポルシェのオーダーメイドサービス「ポルシェエクスクルーシブ」である。

半世紀以上に渡って顧客に“特別なポルシェ”を提供

ポルシェが実施するオーダーメイドパーソナリゼ―ションプログラムの歴史は古い。1950年代に登場したポルシェ・356からスタートし、V字型のフロントウインドウを備えたポルシェ・356“ベントウインドウ” などを生み出してきた。1986年に現在の「ポルシェエクスクルーシブ」となり、車両カスタマイズを専門とする部門を立ち上げた最初の自動車メーカーとなった。

以後、ポルシェエクスクルーシブでは、アメリカのある女性テニスプレーヤーのために作られた、「911ターボ3.3 “スラントノーズ”カブリオレ」や、アラブの王族のもとに届けられた7台の特別な959など、顧客の要望に応じたさまざまなオンリーワンモデルを世に送り出している。また、その傍らで、ポルシェエクスクルーシブのクラフトマンシップによる限定モデルも生産。直近では、「パナメーラ ターボS エグゼクティブ」をベースに、ポルシェエクスクルーシブのクラフトマンが手掛けた「パナメーラ エクスクルーシブシリーズ」が全世界100台限定でリリースされた(下の写真)。

“世界に1台しかないポルシェ”を創造する歓び

現在の「ポルシェエクスクルーシブ」は、ボクスター、ケイマン、911、パナメーラ、マカン、ケイマンの6モデルに対応。カタログカラー以外のボディカラーを選択することはもちろん、前後スポイラーやミラー、ホイールなどのカラー変更や、ヘッドライトやテールレンズのブラックアウト、クリアガラスルックへの変更まで、事細かに指定することができる。

カスタマイズの範囲は内装にも及び、シートの形状や表皮、カラーの選択から、内装のマテリアルもレザー、アルカンターラ、ウッド、カーボン、アルミニウムなど多彩な素材から選ぶことが可能だ。しかも、カスタマイズは熟練のクラフトマンがその車両のためだけにハンドクラフトされるという。内外装のみならず、カスタマイズは車両本来のパフォーマンスアップにも対応しており、技術的に可能であればどのような要望にも応えてくれる。

特注モデルゆえに実物の写真をお見せすることはできないが、まさに“世界に1台のポルシェ”を創造することができるのだ。もちろん、オンリーワンのポルシェを手にするにはそれ相応のエクストラコストと時間が必要となる。だが、車というのは“選んでいるときが一番楽しい”もの。その特別な時間をこのうえなく楽しむことができるのが「ポルシェエクスクルーシブ」の一番の魅力ではないだろうか。

Text by Koichi Kobuna

Photographs by AIBargan(メイン写真)