40代のアク抜きダイエットテク/砂糖やオイルで食欲抑制「シャングリラ・ダイエット」
- 【食べて痩せる!】食材別、食べ方ダイエット! -

砂糖やオイルで食欲抑制「シャングリラ・ダイエット」

厳しい食事制限をしているにもかかわらず、なかなか体重が減らないという悩みを持つ40代男性も多いはず。そこで注目したいのが、食欲そのものをコントロールする方法だ。なかでも「シャングリラ・ダイエット」は、オイルや砂糖を舐めて摂取するだけで食欲をコントロールできるとしてアメリカでも話題になったという。シャングリラ・ダイエットの理論と実践法について、ダイエットエキスパートの和田清香さんに詳しく聞いた。

■今回のアドバイザー 
ダイエットエキスパート 和田清香さん

NYにて皮膚学・フェイシャルケア・ボディマッサージを学んだ後、化粧品開発や美容雑誌の編集・ライター業を務め独立。自身で300種類以上のダイエット法を体験し、実際に15kgの減量に成功している。現在は個人・企業に対するエクササイズ指導やダイエットアドバイスを行うと同時に、各媒体にてDiet&Beautyに関する情報を執筆するほか、商品開発も行う。

無意識に頭で考えている“理想体重”を下げる

和田さん「従来のダイエットは、食べる量や種類をコントロールして痩せようとするものでした。一方、シャングリラ・ダイエットは、食べる量や種類ではなく、食欲そのものをコントロールすることを目指します。食事制限による我慢などのストレスがなく、リバウンドしにくいのがこのダイエットの強みです。

シャングリラ・ダイエットはカリフォルニア大学の心理学教授セス・ロバーツ氏が考案したもの。ローバーツ氏によれば、人間には体重計に乗った時にわかる実際の体重と、無意識に頭の中で考えている『自分にとっての理想の体重』という2つの体重があるのだそうです。『理想の体重』が実際の体重を上回っている場合、頭や体は『理想の体重』に近づけるためにたくさん食べようとします。そこで、無意識に頭で考えている『理想の体重』を下げることにより、食欲を減少させ、自然と痩せるカラダに改善することができるというわけです」

味を感じない状態でカロリーを摂取する

和田さん「実践法は非常に手軽かつ簡単。食事の前後に砂糖水やオイルを100~400カロリー(※)ほど摂取するだけです。砂糖水は上白糖やグラニュー糖、オイルの場合は風味の少ないしそ油やキャノーラオイルがいいでしょう。砂糖水とオイルは、どちらか一方だけでもかまいません。

シャングリラ・ダイエットの場合『理想の体重』は、“味を感じない状態でカロリーを摂取する”ことで下がっていくとされています。わかりやすい例が、病院での点滴時です。点滴中は、味を感じずにカロリー(栄養)を摂取しているので、自然と理想体重が下がり、体重が落ちていきます。この原理に基づき、点滴の代わりに味を感じにくいオイルや砂糖でカロリーを摂取するわけです。たとえば、落としたい体重が9kg以下の場合、オイルなら1日大さじ1.5杯、砂糖なら大さじ4杯と少々が目安となります」

味付けが濃いものは、理想体重を引き上げる原因に

和田さん「砂糖やオイルを摂取する際は必ず食前食後1時間以上あけてください。これは、脳が認識する食事回数を増やすためです。砂糖水やオイルを食事と一緒に摂取すると、まとめて1食としてカウントされてしまうため、逆に理想体重を引き上げてしまいます。

また、このダイエットに食事制限はありませんが、ジャンクフードのような味の濃い食べ物も理想体重を上げてしまうので、できるだけ控えるようにしましょう」

最後にアドバイザーからひと言

「味のない状態でカロリーを摂取するには、鼻をつまんで食べるのも効果的です!」

Text by Masumi Takemori(Seidansha)