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第3回 | 40男の夏バテ対策2018

腰痛や姿勢の改善にも。夏バテ対策にオススメの「股関節ストレッチ」

夏バテの主要な原因とされる「睡眠不足」、「食欲不振」、「自律神経の乱れ」。このうち、解消が難しいのが自律神経の乱れだが、簡単なストレッチを実践することで改善が期待できるという。パーソナルトレーナーの小林素明さんに、夏バテ対策に適した股関節まわりのストレッチ法を教えてもらった。
今回のアドバイザー
小林素明
パーソナルトレーナー・健康運動指導士
大阪市阿倍野区でパーソナルジム「どこでもフィット」を運営。テレビやラジオなどのメディア出演も多数。登録者数1万1000名超のYouTubeの人気チャンネルを持つ。

体内に熱がこもる原因となる自律神経の乱れ。解消にはストレッチが役立つ

自律神経とは、内臓の働きや代謝、体温などの機能をコントロールするために、24時間働き続けている神経のこと。この神経の乱れがなぜ、夏バテの大きな原因となるのだろうか。

「高温多湿な環境や過度な冷房によって、夏場は自律神経が乱れがち。その結果発汗が少なくなり、体内に熱がこもってしまうのです。これが夏バテを招くわけですね。自律神経を整えるための方法としては、少し汗ばむ程度の軽い運動が効果的。汗腺が開くことで汗をかきやすくなり、体内の熱がこもりにくくなるので、夏バテ予防につながります」(小林さん、以下同)

しかし、炎天下での運動は、さらに夏バテを加速させ、熱中症にかかるリスクも高める。そこで小林さんは、快適な室内でできるストレッチ体操を推奨する。

「ストレッチ体操は、関節を柔軟にして怪我の予防になるだけでなく、血行促進にもつながり疲労回復効果も期待できます。夏バテ対策のストレッチのコツは、全身の血行を促進するため、大きな筋肉、大きな関節をしっかりと動かしていくことです」

夏バテ対策に効果的な股関節ストレッチ。40男の悩み解消も期待できる

まずは初級編「股関節・腸腰筋ストレッチ」から。夏バテ対策になるほか、股関節の柔軟性アップ、歩きやすくなる、階段を登りやすくなる、腰痛予防、姿勢改善といった効果が期待できるという。

「ストレッチの時は、呼吸をしっかりおこなってください。また、発汗で失われやすいビタミンやミネラルの補給も忘れないようにしましょう」

(1)床の上で足を前後に開きます。

(2)右足は膝をつき左足は後方へ伸ばします。

(3)両手を右足の太ももの上に置き、背すじを伸ばします。

(4)痛みのない範囲で、お尻を手前に1cmほど引きます(後ろに伸ばしている左足の「太ももの付け根」が伸びます)。そのまま30秒間自然呼吸をおこないましょう。

(5)反対側の足でも同様のことをおこなってください。これを2セット繰り返します。

自宅を出る前、職場での休憩時間、帰宅された時にやってみましょう。

上級編は「壁支え・股関節の動的ストレッチ」だ。こちらも夏バテ対策のほか、股関節の強化、全身の血流促進、ランニングの上達、代謝アップ、ヒップアップといった効果が期待できる。

「初級編と同じように呼吸、水分補給、最適な時間などに注意しておこないましょう」

(1)壁(もしくは固定椅子)の横に立ちます。

(2)壁に手を当てて、背筋を伸ばします(運動中は壁に手を付け固定します)。

(3)息を吸いながら壁に近い方の足を後方へ伸ばし、深く腰を落とした状態で3秒間静止します。このとき、膝を床につけないように注意してください。

(4)息を吐きながらゆっくりと立ち上がり(2)の位置に戻ります。

(5)同じ足で息を吸いながら、今度はもも上げを行います。その後、息を吐きながら(2)の位置に戻ります。

この動きを15回、2セット繰り返しましょう」

夏バテ対策となるのはもちろん、大人の男性が抱えがちな悩みの解消にもつながる股関節のストレッチ。厳しい暑さを乗り切るためにも、自分のペースで無理なく実践してほしい。

最後にアドバイザーからひと言

「室内を冷やしすぎないようにエアコンの温度調整にも気を配りましょう」

Text by Mitsuo Okada(Seidansha)
Edit by Kei Ishii(Seidansha)

取材協力
パーソナルトレーニングジムどこでもフィット

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