40男のMemories/夢と郷愁を体現したアート・トイ“木製ゴム鉄砲”
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まさに最強版!懐かしの「割り箸ゴム鉄砲」を最高に格好よくしてみた

指や割り箸で輪ゴムを飛ばす。男性なら誰もがで遊んだことがあるはずの思い出の「ゴム鉄砲」を圧倒的なクオリティで実現した男たちがいる。ダイ・ハードやダーティ・ハリーに登場した有名な銃を再現するなどモデルガンの領域に達した至高のゴム鉄砲をご覧あれ。

ゴム鉄砲の域を超えた世界最高峰の木製モデルガン

「GRASP」シリーズは、良質なウォールナット材を削り出し、本物と見紛うほどの精巧さで名銃を再現。撃鉄の部分には木製の歯車が仕掛けてあり、ここに輪ゴムを装填することで、ゴム銃としては画期的な5連射が可能となっている。「遊びこそ、本気で」という職人魂が込められた、ゴム鉄砲の域を超えた世界最高峰の木製モデルガンなのだ。

ラインナップも充実しており、1番人気だという「ワルサーP38」は、全長215mm、全高140mm、重量250グラム。『ルパン三世』の愛用銃としても名高い名機を寸分違わぬ精度でモデル化している。
他にも、『ダイ・ハード』などの現代アクション映画では欠かせない「ベレッタ92F」、映画『ダーティ・ハリー』でハリー・キャラハン刑事が愛用した44マグナム弾を放つ「スミス&ウェッソンM29」。あの坂本龍馬が愛用していたという「S&W Model2 ARMY」、ソ連軍の正式採用銃「トカレフT33」、独特なブルームハンドルを完全再現した「モーゼル C96」。
そして「ルガーP8」、「44オートマグ」、さらには『ゲッタウェイ』『ブラックレイン』『蘇る金狼』…など、数々のアクション映画やドラマで主人公たちが愛用してきた「コルトパイソン357」(メイン写真)と、いずれも人気の高い銃たち全8種をラインアップ。それぞれに銃のスペック・プレートが付いた木製の専用ベースも用意されている。価格はいずれもベース付きで1万3000円だ。

遊び心と職人魂によってこだわり抜いたディテール

この遊び心とアートが共存した「GRASP」シリーズを制作しているササキ工芸は、北海道・旭川で操業している木製クラフト専門工房。一流の職人たちが企画開発から製造までを一貫して行っており、大規模な自社工場で最新の機材を駆使しながらも、手加工にこだわった木工製品を作り続けている。

開発のきっけとなったポイントは「子供の頃に割り箸などで作ったゴム鉄砲をよりリアルな形で作りたいという遊び心」と「当社の持っている技術を世間に見せたいという職人魂」というだけあり、その細部にまでこだわったディテールは実際に手に取ってみると誰もが感嘆するはず。木だけでは軽いので、銃身に金属製のおもりを入れることで重量感と安定性を出しているので、より本物に近い満足感が得られる。遊び心のあるディスプレイとして、そして実際に手で触れて楽しむ工芸品として。「GRASP」シリーズは、ノスタルジックな郷愁と男の子の夢を体現したアート・トイといえよう。

Text by Gen Ohtani(Seidansha)