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『ドンキホーテを殺した男』公開に暗雲

テリー・ギリアム監督作『ドンキホーテを殺した男』の公開が危うくなった。ギリアムが長年を費やして製作した同作は、裁判争いを経ながらも先月に開かれたカンヌ国際映画祭でプレミア上映されるに至っていたが、新たな裁判で敗訴に至ったため、公開自体されない可能性が出てきた。

パリの法廷は同映画がギリアムではなく、所有権を以前から主張していたプロデューサーのパウロ・ブランコに権利があるとの判決を下したため、公開の有無はブランコ次第ということになった。

アダム・ドライバー主演の同作がカンヌ国際映画祭で上映されることになった際、ブランコ氏は映画祭側に特別許可を与えたと言われていたが、その一方で映画祭の公式ツイッターでは、ブランコ氏の訴えが棄却されたことで公開が可能になったと発表されていた。

当時のツイートでは「パウロ・ブランコの公開禁止要請は裁判所により棄却されました。『ドンキホーテを殺した男』は第71回カンヌ国際映画祭のクロージング作品として上映されます。そしてテリー・ギリアムも出席する予定です。この勝利を盛大に祝いましょう」と書かれていた。

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