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トレ後の疲労感は軽減可能。水泳を長続きさせるコツは?

ダイエットや健康維持に効果的な水泳だが「用意する荷物が多いなど準備が面倒」、「トレーニング後の疲労感が大きい」など、実践をはばむネガティブなイメージが強いのも事実。とはいえ、水泳インストラクターの西川公介さんによれば、ちょっとした工夫をすることで、これらの要素を解消できるという。初心者がおぼえておくべき、水泳を長続きさせるポイントを聞いた。

今回のアドバイザー

西川公介

水泳個人レッスン「R-FORCE」コーチ、水泳インストラクター

住友不動産esfortaでスイミングスタッフとして活躍後、フリーランスのインストラクターを経て、独立し、水泳個人レッスン「R-FORCE」を設立。ジュニアオリンピック金・銀・銅を獲得する選手や、全国大会出場・入賞する選手を多数輩出している。水泳指導歴21年。

準備が面倒なイメージのある水泳も、アイテムの選びかたで快適に

水中という特殊な環境でおこなうスポーツである水泳に対し、用意するアイテムの多さなど、他のトレーニング以上にハードルの高さを感じている人は少なくないはずだ。

「確かに、水に入るのを特別なことのように捉える人もいるでしょう。しかし水泳も考えかたは、その他のトレーニングと同じです。着替えの手間や用意するアイテムの数も、実はそれほど変わりません。たとえば体をふくタオルも、吸水性の高い『セームタオル』を用いることで、荷物をコンパクトにまとめることができます」(西川さん、以下同)

水泳につきものの疲労感は、適度なクールダウン運動や水分補給で解消可能

全身運動となる水泳は、カロリー消費が多いためダイエットには好適。とはいえ、トレーニング後に訪れる疲労感も、それだけ大きいというイメージから敬遠してしまう人もいるはず。しかし西川さんによれば、適切なケアをおこなうことで、疲労感を軽減させることができるという。

「疲労感を残さないためには、運動後の適度なクールダウンが欠かせません。ただ休憩するのではなく、徐々に心拍数をさげる効果を考えるとトレーニング後には、ゆっくりとした水中ウォーキングをおこなうのがオススメです。ウォーキングを終えたら、反動をつけずにゆっくりと体を伸ばす、スタティックストレッチを入念におこなってください。また、水泳は意外とたくさんの汗をかくもの。疲労感を残さないためにも、水分補給を忘れないようにしましょう」

まずは週2回のトレーニングを目標に。継続のための工夫を意識しよう

適切な回数を、継続して続けることが重要なのも、他のトレーニングと同様。とはいえ準備の手間やトレーニング後の疲労感を考えると、ついプールへ向かうのがおっくうになってしまうかもしれない。そんな人は、短いトレーニング時間で、徐々に回数を増やすことを目標にすべきと、西川さんはアドバイスする。

「初心者なら、特にトレーニング時間には注意すべき。長すぎても続きませんし、短すぎても効果を得られません。まずは1回あたり60分くらいを目安にしましょう。また、トレーニング中も適度な休憩をはさむことを忘れずに。25mを一本泳いだら30秒インターバルを入れるなど、ゆとりをもった内容にしてください」

また、トレーニングとトレーニングの間をあけすぎるのも避けたいところ。最初から週2回程度を目標にするのがベターとも。

「週1回だけだと、どうしても前回の見直ししかできませんが、週3回なら新たなことに取り組めます。その考えからいくと、まずは週2回を習慣にし、余裕が出てきたら週3回にするのが良いかもしれませんね」

これらのアドバイスを参考にすれば、水泳に苦手意識をもっている人でも、トレーニングの習慣化を目指せるはず。この夏こそ水泳を積極的に実践し、たるんだ体をひきしめ、たくましいボディを手に入れてみては?

最後にアドバイザーから一言

「自分の今のタイムや泳げる距離などの現状を把握すると、次回へのモチベーションも上がると思いますよ!」

Text by Shimano Miho(Seidansha)
Edit by Kei Ishii(Seidansha)