40男のMemories/30年前の興奮を再現 『マッドマックス』豪華BOX
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30年前の興奮を再現 『マッドマックス』豪華BOX

伝説のSFアクション映画の30年ぶりとなる新作『マッドマックス/怒りのデスロード』が公開され、大ヒットしている。比類なき世界観と、過激なカーアクションは熱狂的なファンだけでなく、批評家からも絶賛されており、開幕からノンストップで突っ走る圧倒的な疾走感は新たな伝説の幕開けといっていいほどの完成度だ。この復活作を記念し、シリーズ3作品をまとめた新装版『マッドマックス トリロジー スーパーチャージャー・エディション ブルーレイ版 スチールブック仕様(3枚組)』がリリースされた。

見たこともなかったリアルなカークラッシュシーン

構想から10年以上、想像を絶する苦難を経て完成にこぎつけた原動力は、なんといっても監督のジョージ・ミラーだ。現在70歳になるベテランだが、その荒ぶる魂はますます加速中。その創作の原点と、『マッドマックス』シリーズのすべてを改めて観直すことができるのが、完全数量限定の豪華ボックスセット『マッドマックス トリロジー スーパーチャージャー・エディション ブルーレイ版 スチールブック仕様(3枚組)』である。

シリーズ第1作『マッドマックス』は1979年に公開。それまでに観たことがないほどのリアルなカークラッシュシーンは「スタントマンが死んでいる」と喧伝され、日本でも大ヒットした。主役のメル・ギブソンを世界的スターに押し上げるなど、映画史においてもエポックメイキングな作品となったことで知られる。続く『マッドマックス2』は、核戦争後の荒廃した世界が舞台。ガソリンや水が貴重品となり、モヒカン姿の暴徒が跋扈する荒涼としたイメージは、世界中でフォロワーを生み出し、日本でも『北斗の拳』などに大きな影響を与えている。3作目『サンダードーム』はギミック満載のバイオレンスアクションから、SFファンタジーの領域まで踏み込みんだ意欲作で、スケールの大きな仕上がりと完結編だ。

これ以上は望めない最強クオリティの新装版BOX

今回のボックスセットでは、3部作の本編にそれぞれテレビ放送時の吹き替えを収録。『マッドマックス』の吹き替えでは伝説の名録とされている、1982年4月14日に日本テレビ「水曜ロードショー」で放送された安原義人によるバージョンを収録。また、ファンの要望に応えて『マッドマックス2』と『サンダードーム』も安原義人が33年ぶりの新録で吹き替えを担当。さらに吹き替え評論家のとり・みき氏とのオーディオコメンタリーにも参加している。

ジャケットは日本限定のスチールブック仕様で、限定特典としてオリジナル・アートカード集とオリジナル・ポストカードも封入されている。『マッドマックス』シリーズのパッケージ商品としては、現時点ではこれ以上のものは望めない最強クオリティ。新作を観てシリーズに興味を持った新規ファンも、テレビ放送で何度も観てきた世代も満足できるマストアイテムだ。

Text by Gen Ohtani(Seidansha)