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SUUNTO SPARTAN TRAINER WRIST HR──オンオフすべてをカバーするスポーツウォッチ

平日は街中でのランニングやジムワーク主体に汗を流し、休日には郊外や大自然に飛び出してさまざまなアクティビティを楽しむ。そんな幅広いシーンで躍動する面々にとって、すべてをカバーしてくれるマルチスポーツGPSウォッチは、必需品ともいえる存在。今回紹介するSUUNTOの「SPARTAN TRAINER WRIST HR」は、あらゆるスポーツに対応するとともに、日常使いにも適したコンパクト性も兼ね備えた優れものだ。

さまざまなアクティビティで使える約80種類のスポーツモードをプリインストール

「SUUNTO SPARTAN TRAINER WRIST HR」は、重量がわずか56g(ステンレスベゼル採用モデルは66g)。アウトドアシーンを中心に愛されている従来のSPARTANシリーズよりも格段に軽量かつスリムな1本だ。タッチパネルではなく5つのボタンによる操作となるなど、上位機種との違いはあるものの、コンパクトなボディには、多彩なトレーニング機能をはじめ、SPARTANシリーズの魅力が凝縮されている。
その特色として、まず、従来のSPARTANシリーズのアイテムと同様に、多彩なアクティビティに活用できる点が挙げられる。ランニングやサイクリング、スイミングなど、それぞれの競技で使い勝手のよいスポーツモードが多種用意されており、合計で約80種類をプリインストール。さらに、スプリットタイムやラップタイム、距離、ペース、高度、心拍数など、30種類以上ある変数から確認したいものを用途に応じてチョイスすることで、自己流にカスタマイズすることも可能だ。また、コンパクトながらも堅牢で5気圧(水深50m)の防水に対応。荒天時はもちろん、スイミング時も問題なく使用できる。

パフォーマンスの向上に大いに役立つのが、内蔵した光学式心拍計による心拍測定機能だ。業界トップクラスのセンサー技術を持つ米国バレンセル社をパートナーに迎え、同社の計測技術を採用。装着するだけで容易に心拍数を測定できる。
心拍計測のためのLEDランプを通常より多い3個使用することでより正確さを増しており、利便性と精度を両立。計5つの心拍ゾーンなどによって運動強度をリアルタイムで確認できる機能もあり、画面を見ながら強度を調整できるのも利点だ。なお、スイミング時の測定には別売の心拍計測ベルトが必要となる。

多彩なカラーの全9モデルをラインナップ

速度やペース、距離、高度の計測には、GPSを使用。ブレッドクラムビューも表示可能なルートナビゲーション機能を搭載しており、目指すルートや目的地を見つけやすく、来た道を安全に戻ることができる。バッテリーはGPSの精度をもっともよくした1秒毎更新の状態で最大10時間駆動。GPSを60秒毎更新にパワーセーブした場合は最大30時間駆動するため、早朝から1日がかりのトレイルランなどでも使用できる。
オーソドックスなものからスポーティなものまで、カラーの豊富さも魅力で、昨夏の発売開始からこれまでに全9モデルが登場。都会的なデザインかつコンパクトなサイズなので、トレーニング時以外のふだんの生活に違和感なくフィットするのもこのアイテムの特徴だ。アナログ時計風など時刻表示のデザインを状況や好みに応じてセレクトできるのもうれしい点だろう。
日常生活での使いやすさに加え、ライフログの管理に役立てられるのもメリットだ。日頃から装着しておくだけで、運動量や歩数、睡眠時の心拍などをモニタリング。安静時の心拍数をチェックすることで、オーバートレーニングの兆候がないかも確認できる。
日常でも非日常でも活躍するこの「SUUNTO SPARTAN TRAINER WRIST HR」。もちろん、従来のシリーズと同様に、SUUNTOのスポーツコミュニティも活用可能だ。多彩な機能に対して価格は3万円台とコストパフォーマンスが高く、エントリーモデルとしても相応しい。その名の通り、優秀なトレーナーとなって、使い手の新たな可能性を切り開いてくれるだろう。

Text by Fumio Miyata
Edit by Kei Ishii(Seidansha)