40代のアク抜きダイエットテク/ランナーの聖地「皇居ラン」の基本&ルール
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ランナーの聖地「皇居ラン」の基本&ルール

日本で最も有名なランニングスポット・皇居外周。仕事帰りに汗を流したい40男にとって“皇居ランナー”は憧れの称号ではないだろうか。しかし、皇居外周には独自のマナーがあり、初心者には敷居が高いのも事実。そこで今回は、皇居ランナー向けサイト「皇居ラン・ナビ」運営担当の山部達弘さんに皇居ランの魅力やルールについて詳しく聞いた。

■今回のアドバイザー 
株式会社グレシカ 山部達弘さん

情報サイト「皇居ラン・ナビ」を運営。皇居ランのマナーやイベント情報、皇居ランをはじめる際の注意点などを紹介している。

皇居には都心ならではの魅力がいっぱい!

山部さん「東京マラソン初開催以降、健康志向の高まりとともに多くの人々がランニングを楽しむようになりました。とくに、皇居外周は“ランナーの聖地”と呼ばれているほど、有名なランニングスポット。外周が約5kmと距離の計測がしやすい点や、緑に囲まれたランニングロード、そして交通アクセスの良さや、夜には東京の夜景を楽しめる景観など、都心ランニングの醍醐味を味わえます。

また、皇居周辺には、ロッカーや更衣室、シャワールームを完備したランナー向け施設も多く点在しています。なかには『ラフィネランニングスタイル 神田店/日比谷店』のように、体のケアができる治療院を併設している施設もあります。ランナーのサポート環境が整っているのも魅力のひとつです」

行政と民間が定めた『皇居周辺歩道利用マナー9カ条』

山部さん「ランナーが増える一方で、皇居周辺の歩道では歩行者との接触トラブルが相次いたんです。それを受けて、千代田区や地元住民組織、民間ランナーなどが参加している皇居周辺地域委員会が『皇居周辺歩道利用マナー9カ条』を2013年に発表しました。

マナーの具質的な内容は、『歩道は歩行者優先』『歩道をふさがない』『狭いところは一列に』『自転車はすぐに止まれるスピードで』『ながら通行は控える』『思いやりの心で』などの基本的な交通マナーがほとんど。
そのほか、観光地でもある皇居の環境を損なわないために『ゴミは必ず持ち帰る』、皇居内濠の周回は左側に寄って反時計回りに通行し、追い越しは右側から行う『周回は反時計回り』など、皇居ならではのものもあります。内濠にこれらのルールを書いた表札を設置し、マナーの徹底に努めています。

皇居はランニング専用コースではありません。観光客など、ランナー以外の方も多く訪れる場所です。公共の道としてマナーを守りながらランニングを楽しんでいただければと思います」

ランナー初心者の必須アイテム

山部さん「皇居ランをはじめるにあたり、お願いしたいことがいくつかあります。とても気軽に挑戦できるランニングですが、ランニング用のシューズは必要です。カジュアルなスニーカーで走る方もいますが、ケガにつながるので注意してください。専門店で、初心者であることを伝えれば個人のレベルに合ったシューズを紹介してもらえます。

もう一点は、水分補給。当然ですが、夏場の水分補給は怠らないでください。ただ、周回コースの歩道に飲みかけのペットボトルを勝手に置いている人がいますが、皇居の景観を考えるとオススメできません。ウエストバックタイプのものや持って走れるボトルでの水分補給が理想的です」

最後にアドバイザーからひと言

「利用者が自主的に守る共通ルールをつくることで、多くの人が楽しめる世界有数のランニングスポットを目指しています」

Text by Miki Ohnuki(Seidansha)