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水泳と同様の効果あり。ダイエットに役立つ「水中ウォーキング」のコツ

ダイエットに最適といわれるスイミング。暑い季節にもピッタリな運動だが、泳ぎに自信がないため実践できないという人も多いだろう。そこでオススメしたいのが、スイミングと同様のダイエット効果が期待できるという「水中ウォーキング」。そのメリットや実践のポイントを「スイムラン」水泳指導員の青木恵さんに聞いた。

今回のアドバイザー

青木恵

「スイムラン」インストラクター

指導員。介護福祉士の資格や経験で培った実績を水泳指導に生かし、安全で楽しいスイミングレッスンを実践。水泳技術の習得を、努力しておぼえたことを指導エッセンスとして、子どもから大人まで初心者にもわかりやすい指導を行う。

4つの“水の特性”を生かすことで無理なく効果的な運動が可能に

そもそも、“水中ウォーキング”とは、一体どのようなものなのだろうか。

「水中ウォーキングとは、泳げない人や顔を水につけるのが嫌いな人でもできる、水中を歩く運動のことです。普段歩いている感覚と同じように水中を歩いて移動するだけなので、泳ぐことが苦手な人でも気楽に継続できる点が大きな魅力となります」(青木さん、以下同)

水泳が苦手だったとしても運動できるのが、水中ウォーキングの醍醐味。しかし、水中をただ歩くだけで、体にどのような効果がもたらされるのだろう。

「水中ウォーキングで得られるいちばんのメリットは、水の特性を利用したダイエット効果でしょう。水の特性とは『浮力』、『水圧』、『抵抗』、『水温』の4つ。浮力で体への負担が軽減され、水圧で血流循環がよくなり、抵抗で運動効率が向上、さらに水温で熱生産が上がるので血流が促進されます。これらの作用が同時に得られるため、結果的にダイエットにつながるというわけです。水中ウォーキングは、ダイエットを効率的におこなうベースがそろった運動なのです」

最初は15分×4回のセットで実践。さまざまな歩き方を試してみよう

水中ウォーキングは通常のウォーキングよりも、ダイエット効果が高いことがわかった。では、運動頻度としては、どのぐらいおこなうのが理想なのだろうか。

「ダイエット効果を考えるならば、水中ウォーキングは1回15分から60分のウォーキングを、1日1~4回おこなうことが理想的です。初めのうちは水の抵抗にもなれていないので、15分歩くだけでもきついと感じるはず。ムリをせず、15分×4回で計1時間の水中ウォーキングを継続するだけでも、体に変化がおとずれるはずです」

また、実践する際には、さまざまなフォームを試してみるのが良いとも。

「水中ウォーキングの歩きかたのバリエーションはさまざま。通常の前歩きに加えて、後ろ向き歩き、左横歩き、右横歩き、ジャンプ歩き、キック歩きなど、普段使わない筋肉を意識するためにも、ぜひいろいろな歩き方に挑戦してみることをオススメします。また、歩く速度はゆっくりスローペースと少しスピードアップしたペースを混合させながら行うとメリハリがうまれ、より運動効果が期待できると思います」

体への負担が少ないからってムリは禁物。水分補給も忘れずに

体への負荷が少ないところが水中ウォーキングの良い点。だからといって、過剰な運動は避けてほしいと青木さんは話す。

「水中ウォーキングは適度な休憩を取りながら、無理なくおこなうことが重要です。水中での運動は陸上のトレーニングより体への負担が少ないからと、ついムリをしてしまいがち。水分補給を忘れずに、マイペースに継続してください」

最後にアドバイザーからひと言

「水中運動を避けてきた人も、ウォーキングなら続けやすいのでオススメですよ」

Text by Akeno Kataoka(Seidansha)
Edit by Kei Ishii(Seidansha)