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クロールが最適。肩こりや上半身の疲れを癒す効果的な泳ぎかた

ダイエットや、引き締まった体づくりに効果的というイメージがあるスイミング。しかし、泳ぎ方を工夫することで、肩こりや上半身に溜まった疲れを癒す効果も得られるというから、デスクワークの多い40男にも気になるところ。肩こりや上半身の疲れを癒す効果的な泳ぎかたについて「スイムラン」水泳指導員の青木恵さんに聞いた。

今回のアドバイザー

青木恵

「スイムラン」インストラクター

指導員。介護福祉士の資格や経験で培った実績を水泳指導に生かし、安全で楽しいスイミングレッスンを実践。水泳技術の習得を、努力しておぼえたことを指導エッセンスとして、子どもから大人まで初心者にもわかりやすい指導を行う。

ポイントは肩甲骨周りの動作。肩こりにスイミングが良い理由とは

全身運動のイメージが強い水泳。なぜ肩こりや上半身の疲れに効くといわれているのだろうか。

「体全体を使うスイミングは、全身に運動効果を得られるスポーツです。なかでも、クロールなどで用いる、水中で腕や肩を何度も大きく回す運動は、スイミングならではの肩甲骨を使った動きといえます。肩甲骨を使うことで、肩付近の筋力が向上し、肩全体の血流がアップするほか、水圧によって血行も良くなるため、肩こりを和らげる効果が期待できます」(青木さん、以下同)

また、肩を頻繁にまわす動作により、腕や背筋の筋力もアップし、代謝も向上。肩こり解消だけでなく運動不足、冷え性や姿勢の改善、ストレス解消にも繋がるという。

「つまりスイミングは、上半身の疲れを癒やすとともに、疲れにくい基礎的な体力づくりまで行える運動でもあるのです」

肩こり解消を狙うならクロールがオススメ。ゆっくりと時間をかけて泳ごう

肩こり解消に効果的だというスイミング。泳ぎ方にコツはあるのだろうか。

「ほとんどの泳法が、腕を動かし、背中の筋肉を使うのですが、なかでも特に肩こり解消にオススメな泳ぎ方はクロールでしょう。腕を大きく、ゆっくりと回しながら泳ぐことで負担がかからず、運動効果が得られるのが特徴です。逆に肩こりを悪化させてしまう可能性があるのは、平泳ぎとバタフライ。上下の素早い動きが加わる運動のため、上半身に大きな負担がかかります。肩への負担が増加してしまう場合もあるので、肩こりを自覚している人にはあまりオススメできませんね」

また、肩こり解消を目指し泳ぐ場合、特に無理は禁物だという。

「スイミングは、水圧によって血流を改善するので、リラックス効果を得やすい運動。最近、体が疲れやすいという人にも最適です。ただし、運動量や運動時間を無理に増やすと負担がかかり、逆効果となってしまいます。早くたくさん泳ぐことを目標にするよりも、腕を大きく回しながら、ゆっくりリラックスして泳ぐことを意識しましょう」

最後にアドバイザーからひと言

「水泳で凝り固まった上半身の血流改善を目指しましょう!」

Text by Akeno Kataoka(Seidansha)
Edit by Kei Ishii(Seidansha)