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FREITAGから通勤者へ。唯一無二のメッセンジャーバックパック

トラックのタープ(幌)やシートベルトといったリユース素材を用いたメッセンジャーバッグで知られるスイスのバッグブランド・FREITAG(フライターグ)。すべてのアイテムが手作りでオンリーワンというオリジナリティも魅力のこのブランドから、通勤者向けに特化されたバッグが登場した。デザイン、利便性、機能性、耐久性などあらゆる面でユーザーの欲求を満たしてくれるアイテムだ。

シティライフに寄り添い、プロ志向のメッセンジャーバッグより小さめに

今回、FREITAGから通勤者向けに登場したのは「F155 CLAPTON」と名付けられたアイテム。電車、自転車、徒歩といった移動手段に便利な、メッセンジャーバックパックタイプだ。
実は、数あるFREITAGのメッセンジャーバックパックのなかで、このアイテムは「セミプロ」的な位置づけだという。その理由は、サイズにある。プロ志向のメッセンジャーバッグは通勤に用いるには少し大きい。そこで、ユーザーのシティライフに寄り添うべく、「F155 CLAPTON」は容量18リットル(最大22リットル)というやや小さめのサイズに仕上げられている。通勤という利用スタイルに合わせたからこその「セミプロ」なのだ。

ロールトップの採用でサイズ調整も可能

もちろん、サイズは小ぶりとはいっても、その利便性と機能性には、これまでプロメッセンジャーバッグを作り続けてきた経験が十二分に生かされている。
内側のコンパートメントはラップトップのPCがしっかり収められるサイズ。ロールトップデザインが採用されているので、容量は中に入れる荷物に合わせて調整できる。
また、外側にはセンターベルトに隠されるようにジッパーがあり、クイックアクセスも可能だ。さらに、背部とショルダーストラップには、3Dメッシュパッドを使用。発汗による不快感を和らげるとともに、フィット感を向上させている。
夜間の自転車利用時などの安全性も考慮し、リフレクターを5ヶ所に配置。どの角度からも視認が可能で、周囲に存在を知らしめてくれる。また、ヘルメットやUロック、セキュリティキーをまとめて吊るしておけるホルダーが設けられているのも、自転車ユーザーにはありがたい点だ。

素材はもちろん、リサイクルのトラックタープ。長距離を移動し、激しい雨風にも耐え抜いてきたタープが用いられているので、丈夫さは折り紙つき。当然、多少の雨でも安心だ。また、トラックタープ時代の名残とも言えるすり傷なども味わいのひとつで、同じものが存在しないFREITAG製品の魅力だろう。

トラックタープとしての役目を終えた素材で作られた、通勤者向けの「F155 CLAPTON」。バッグへと姿を変える前の長い旅路にも思いを馳せつつ、仕事道具を詰め込んで、通勤という日々の旅を楽しんではいかがだろうか。

Text by Fumio Miyata