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第11回 | 40代からの身近な病気 内容と対策を知っておこう

多忙な男の強い味方! コンビニで買える「風邪に効く食べ物」は?

乱れた生活習慣、気温の急激な寒暖差、ストレスや加齢による免疫力の低下…。現代の40代男性を取り巻く環境は過酷だ。体調管理も仕事のうちと分かってはいるものの、風邪などのちょっとした体調不良に頻繁に悩まされることも少なくないだろう。しかし、責任の重い仕事についている40代男性は、少々風邪っぽいからといって自宅でゆっくり療養もしていられない。そこで利用したいのが、多忙な40代の味方・コンビニ。風邪の時に選ぶべき「コンビニ食」を、管理栄養士の圓尾和紀さんにチョイスしてもらった。
今回のアドバイザー
圓尾和紀(まるお かずき)
管理栄養士
“伝統食の良いところを現代に取り入れる”をコンセプトに活動するフリーランスの管理栄養士。ファスティングによる「食べない健康法」も伝えている。『一日の終わりに地味だけど「ほっとする」食べ方』がワニブックスより発売中。

風邪かな?と思ったら…積極的に摂りたい栄養素5つ

体調管理はビジネスマンの基本。健康の根源とも言える食生活には気を配っておきたいところだ。特に、すでに風邪を引いてしまった場合には早急に回復したいもの。風邪の時に積極的に摂取すべき栄養素とはどんなものなのだろう?

圓尾さん「風邪の時にはゆっくり休養したいものですが、お仕事が休めないという方はせめてたっぷり栄養を摂るようにしましょう。風邪の時に摂りたい栄養素としては、以下のようなものがあります。

たんぱく質

病気にかかっている時、体内では白血球や抗体が病原菌と戦っています。そんな白血球や抗体の材料となるのがたんぱく質です。

ビタミンA

のどや鼻の粘膜を保護して、免疫力を高めてくれます。

ビタミンC

体内に侵入した病原菌と戦う白血球の働きを高め、自らも病原菌を攻撃して免疫力を高めます。

風邪ではないけどなんとなく体調が優れないという時には、疲労回復の栄養素である以下の栄養素がおすすめ。

ビタミンB1

ビタミンB1は糖質を代謝してエネルギーを作ってくれるので、体力が回復します。

クエン酸

疲労物質である乳酸の生成を抑えてくれます。疲れが取れない時に積極的に摂取したい栄養素です。

その他、発熱や発汗、下痢などがある時は、水分補給をしっかり行うことも大切です」

体調が悪い、でも忙しい。そんな時こそコンビニを活用しよう

圓尾さんにあげてもらった「風邪に効く栄養素」は、身近なコンビニの食事でも摂ることができるという。

圓尾さん「上記であげた栄養素は、コンビニで買える食事からも手軽に摂ることができます。

おかゆ

消化に優しいので、病原菌と戦うことにエネルギーを消費して消化機能が低下している時にはピッタリ。体に負担をかけずにすぐにエネルギーに変わってくれます。白がゆよりも玉子のおかゆを選びましょう。たんぱく質も同時に摂ることができます。

うどん

おかゆと同様に消化しやすく、すぐにエネルギーに変わって風邪の菌と戦う体を応援してくれます。積極的に選びたいのは、ねぎ入りのうどん。ねぎにはネギオールという殺菌作用のある成分や、ビタミンAに変わるβカロテン、ビタミンCが含まれています。ねぎ入りの他には、とろろうどんもおすすめ。とろろには消化を助ける働きがあるので、より体に優しく栄養摂取できます。

生姜スープ

コンビニは、カップスープやスープの素の種類が充実しています。免疫力は体温が下がると低下してしまうので、風邪の時は温かいスープで体を温めてあげるといいですね。生姜スープを選ぶと、生姜に含まれるジンゲロールという成分がいっそう体を温めてくれます。

果物

コンビニで手軽に手に入るカットフルーツは、自分で包丁を使う必要がないため重宝します。果物は水分が多く、適度な酸味と口当たりの良さで食欲がない時でも食べやすいですよね。栄養素の面でもエネルギーに変わりやすい上、ビタミンCも多く、生の果物の場合は食物酵素が含まれるため消化も助けてくれます。どんな果物でもいいですが、特におすすめしたいのはオレンジみかんなどの柑橘類やキウイ。これらの果物にはβカロテンとビタミンCがとても多く、風邪の症状にうってつけです」

「いつものコンビニ飯」をちょっと見直すだけでヘルシーに

滋養のある食事も手に入るコンビニ。しかしその品揃えの多様さは、そのまま誘惑の多さに繋がってしまうことも。

圓尾さん「コンビニに行くと、どうしてもおむすびやパンなどの精製された糖質を選んでしまいがち。しかし、白米や白いパン、ラーメンなどの精製された糖質を多く摂っている人は、糖質をエネルギーに変えるためのビタミンB1が不足しやすく、疲労感を感じやすくなります。

おむすびなら、雑穀や麦入りのもの。パンなら、全粒粉などの少し茶色いものを選ぶようにしましょう。主食の炭水化物に加えて、大豆、野菜、きのこ、海藻などが含まれる惣菜やスープなども一緒に食べるようにすると良いです。体を病原菌から守る免疫細胞はその7割が腸に集結しており、食物繊維を多く摂ることでその働きが高まります。

最近のコンビニの品揃えは本当に豊富です。もしチョイスがあれば、玄米や大豆、ナッツ類やぬか漬け、鮭やさばなどの魚、豚肉を摂るようにしましょう。発酵食品も腸の機能を良くするため、味噌、納豆、甘酒なども積極的に摂りたい食べ物です」

体調不良を未然に防ぐためには、コンビニの主力メニューとも言える精製された糖質はできるだけ避けること。「どうせコンビニで食事を済ませるならジャンクなもので」という考えは今すぐ捨て、栄養豊富なコンビニ食を選ぶように心がけよう。

最後にアドバイザーからひと言

「安上がりだからといって食事を炭水化物だけ済ませてしまう人もいますが、不摂生で体調を崩すと却って代償は大きいものになってしまいます」

Text by Takumi Arisugawa

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