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第12回 | EDを予防・対策!本当に効果がある治療法

「できない」だけが問題ではない。EDを放置してはいけない理由とは

若いころに比べて勃起力が低下するのはしかたないこと。たとえEDだとしても、日常生活には大きな支障がないのでは? と考えている人も多いはず。しかし、EDの症状は、場合によっては生命にかかわる病気の兆候となっている場合もあるというから気になるところだ。EDを放置することによる健康リスクを、ファイトクリニック院長のドクター林さんに聞いた。
今回のアドバイザー
ドクター林
ファイトクリニック院長
ED外来専門の病院であるファイトクリニック院長。新日本プロレスを筆頭にさまざまなプロレス団体の現役リングドクターとしても活躍。メディアへの露出も多く、現在、プロレスラーとトークするラジオ番組『ドクター林の健康げらげらクリニック』をかつしかFMにて、毎週日曜日21時から放送中。

中高年のEDは、ほとんど動脈硬化が原因

そもそもEDとは、男性の性機能障害のひとつである「勃起不全」のことで、勃起が十分でないために満足な性行為が行えない状態をさす。原因はさまざまだが、40代前後からEDの兆候があらわれるのは必然だと、林さんはいう。

「EDは、基本的には加齢による動脈硬化が原因。血管が狭まり血液の流れが悪くなってくると、ペニスのなかの海綿体に血液が行きわたりづらくなりますから、どうしても勃起しなくなる。特に40代になると、加齢による動脈硬化が進行するため、血管の血液が十分に海綿体に流れない、もしくは挿入できる硬さに勃起しないなど、正常な勃起ができないケースが多くなってきます」(林さん、以下同)

一般的にEDは性生活に大きな支障となるほかにも、様々な病気の兆候でもあるという。具体的にどのような健康リスクが考えられるのか。林さんに教えてもらった。

「EDの男性がもっとも気をつけなければいけない健康リスクは、心筋梗塞といった心臓病、それに加えて脳卒中です。これらの病気は、おもに動脈硬化が原因。動脈硬化が進行すると最初に影響があらわれるのが、動脈の細いペニスなんです。つまり、EDは心筋梗塞や脳卒中といった病気の前触れともいえるのです」

さらにEDは、糖尿病とも関係性が深いという。

「全身の血管に動脈硬化の症状があらわれるのは、糖尿病の典型的な症状で、EDとの合併率も高い病気です。EDの男性は、定期的に血液検査をすることをオススメします」

1人で悩むのは危険。最悪の場合、うつ病を発症するケースも

EDを放置すると身体的な健康リスクだけでなく、メンタルにも悪影響を与える可能性があると、林さんはいう。

「男性が始めて勃起に異常を感じた場合、なるべく気にしないように努力しますが、心の底では『精力が低下したのか?』、『彼女は気付いているだろうか?』などと心配をしてしまい、『自分は男としての役割を果たせていない』という風に最悪のシナリオを考えてしまいがちです。こうなるとセックスをしても失敗が繰り返され、悪循環。ひどい場合はうつ病になるケースもよくあります」

最後にアドバイザーからひと言

「今はインターネットでEDの正しい知識を得ることができますが、1人で悩むのは悪循環。専門医に相談して、どうやって問題を解決するか、前向きに考えることが大切です」

Text by Katsuya Hokonoki(Seidansha)
Edit by Kei Ishii(Seidansha)

取材協力
ファイトクリニック

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