偏愛の逸品/レスポールの精神を受け継ぐモニタースピーカー
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レスポールの精神を受け継ぐモニタースピーカー

世界中のミュージシャンに愛されるギターの銘器「ギブソン・レスポール」。ジャズやカントリー、ブルーズをプレイしたギタリストで、マルチトラックレコーダーの開発者でもあるレス・ポール氏のシグネチャーモデルであり、ソリッドボディのエレクトリック・ギターの代名詞的存在だ。その名を冠し、レス・ポール氏生誕100周年を記念した「Gibson Les Paul リファレンスモニター」が日本で発売となった。

メイプル製アーチドトップも再現した、高級感溢れる仕上がり

ギブソン・レスポールは1960年代にエリック・クラプトンが使用したことで注目を集め、その官能的で極上のサウンドから「ウーマントーン」という言葉も生まれた。これまでにジミー・ペイジ、ジェフ・ベック、ゲイリー・ムーア、スラッシュなど名だたるギタリストたちを虜にしてきたまさに名器というのにふさわしいブランドを築いた。

太く甘く、艷やかに鳴り響くサステインが魅力であるレスポールのサウンドは、2ピースのメイプルをアーチ状にカットし、ボディ表面に貼り合わせたアーチドトップ構造から生まれるものだ。シースルー塗装のカラーと、メイプルならではの美しい木目は「フレイムトップ」「トラ目」などと愛好者たちから呼ばれ、レスポールの特徴となっている。

そのデザインとサウンドの伝統を受け継ぎ、細かな部分まで造り込まれたのが「Gibson Les Paul リファレンスモニター」シリーズだ。カラーバリエーションにはCherry、Cherry Burst、Tobacco Burstという3つのカラーを採用し、スピーカーの表面を2ピースのメイプル材でアーチドトップ仕上げとするなど、随所にレスポールの意匠が感じられる高級感のある仕上がりだ。

サイズはコンパクトながら、レンジの広い迫力あるサウンド

サウンドは「リファレンス」の名が示す通り、ミュージシャンやエンジニア、オーディオのエキスパート、そして音楽をこよなく愛する人までが納得の、癖のないバランスの良い音を鳴らす。コンパクトなサイズながら、DLCチタンドームツイーター、3層構造のノンウォーベンカーボンウーハー、この製品のために設計されたD-Classアンプによって高音から低音まで原音に忠実なサウンドを再現。モニター、ホームシアター、そしてオーディオと各シーンで臨場感溢れる音場を形成する。

サイズは3種類を用意。4インチ(外形寸法はW166×H258×D241mm)の「GSLP4”」が14万8000円、6インチ(外形寸法はW230×H356×D300mm)の「GSLP6”」が19万8000円、8インチ(外形寸法はW306×H472×D350mm)の「GSLP8”」が24万8000円(各スピーカーはペア、税別、希望小売価格)。

通常はギターヘッドに刻まれているレス・ポール氏のサインもウーハーに記されている。常に美しい仕上がりと良い音を追い求める伝統のギブソンらしいハイグレードな「Gibson Les Paul リファレンスモニター」は、リスニングの時間と空間を、今以上に豊かなものにしてくれることだろう。

Text by Tamotsu Narita