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- 夏に勝つ! 気力・精力を高める男の下半身トレーニング -

精力アップや男らしい立ち姿を支える内転筋。効果的な鍛えかたは?

「男らしさ」を支える筋肉のなかでも、年齢を重ねた男性が特に注目すべきなのが、股関節周辺の筋肉である「内転筋」。カッコいい立ち姿をキープするのに欠かせないほか、精力アップにも役立つという。内転筋の重要性と、効果的な鍛えかたについて、ボディビルダーの山本義徳氏に聞いた。

今回のアドバイザー

山本義徳さん

ボディビルダー

1969年3月25日生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。ボディビルダーのほかタレント、トレーニング指導者としても活動。著者に『体脂肪を減らして筋肉をつけるトレーニング』(永岡書店)、『「腹」を鍛えると』(辰巳出版)、『サプリメント百科事典』(辰巳出版)、『かっこいいカラダ』(ベースボール出版)など30冊以上。

太もも付近の血流を良くすることで、勃起力もアップ!

そもそも、内転筋を鍛えることと精力アップには、どのような関連性があるのだろうか? 山本さんによれば、科学的根拠があるわけではないが、股関節をほぐし、筋肉を鍛えることで、下半身の血流をよくすることが、精力アップに多少なりとも影響している可能性があるという。

「内転筋を鍛えることで、内もも付近の血流が良くなります。ですから、精力アップに繋がるという考えかたも、確かに一理あると思います」(山本さん、以下同)

また精力アップに限らず、男性の立ち姿をスタイリッシュに見せるためにも内転筋は重要だとも。

「内転筋を鍛えて骨盤の位置が正常になれば、姿勢が良くなるのはもちろんのこと、O脚の改善にも役立ちます。それによって、スーツを着たときの見栄えも改善されるはずです」

つまり、外面と内面の両方を兼ね備えたモテ男になりたいのであれば、内転筋は積極的に鍛えるべきというわけだ。

アダクターを使えば、内転筋をダイレクトに鍛えることが可能

年齢を重ねた男性ほど重視しておきたい内転筋。山本さんによれば、ありがたいことに内転筋は鍛えるのが比較的簡単だという。

「ほかの筋肉に比べて、内転筋は単独で働かしやすいという特徴があります。また大きい筋肉なので、ストレッチ感や収縮感が得やすく、トレーニングしたあとの“やった感”も容易に得やすいメリットもあるんです」

内転筋を鍛える方法はいくつかあるが、山本さんがオススメするのが、ジムでよく見かけるトレーニング器具「アダクター」だ。内転筋を効果的に鍛えるためのマシンで、座った状態で足だけ動かせるようになっている点が特徴という。

「アダクターを使えば、内転筋だけをうまく刺激することができます。ただし、使う際は正しい姿勢を保つことがポイントです」

椅子に深く腰掛け、ゆっくりと筋肉に負荷を与えていくのがアダクターのコツ

内転筋を鍛えるのに便利なアダクターだが、その使い方には注意すべきポイントがある。座った状態で使えるため、姿勢が崩れやく、椅子に奥深くまで腰掛けることが重要だという。

「前傾すると力を入れやすいのですが、それでは意味がありません。背もたれにきちんと寄りかかることで、内転筋にしっかりと刺激を与えることができます。股関節の可動域には個人差があるので、無理に脚を広げず、できる範囲の可動域で動かすようにしてください」

ストレッチが強く起こるエクササイズのため、反動を使わずに、ゆっくりと動かすことを心がけよう。

最後にアドバイザーからひと言

「トレーニングの際には反動を使わず、時間をかけてゆっくりと。特に初心者の場合は、使っている筋肉をしっかり意識するようにしてください」

Text by Shimano Miho(Seidansha)
Edit by Kei Ishii(Seidansha)