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ガーリックステーキが最適!? 「食」の力でLOH症候群を和らげる

やる気がでない、だるい、イライラするといった症状に悩まされる更年期障害(LOH症候群)。対策法はさまざまだが、今日からでも始められる対策としてオススメしたいのが、食生活の改善だ。LOH症候群対策に効果のある食材や料理を、メンズヘルスの第一人者で順天堂大学大学院医学研究科泌尿器科外科教授の堀江重郎さんに聞いた。
今回のアドバイザー
堀江重郎さん
順天堂大学大学院医学研究科泌尿器科外科学教授
1960年生まれ。泌尿器科医。医学博士。日本Men’s Health医学会理事長。85年東京大学医学部卒業。日米で医師免許を取得し、泌尿器がんの根治手術と男性医学を専門とする。すべての男性を元気にする医学を研究している。一般向けの著書に『うつかな?と思ったら男性更年期を疑いなさい』(東洋経済新報社)、『ヤル気が出る!最強の男性医療』(文藝春秋)などがある。

テストステロンを増やすために1番重要な栄養素はたんぱく質

さまざまな不調を引き起こすLOH症候群は男性ホルモンの代表格であるテストステロンの減少によって引き起こされる。テストステロンの分泌量は加齢によって減少することが避けられないため、LOH症候群の発症を抑えるにはテストステロンを高める対策が重要だと、堀江さんは話す。テストステロンを増やすには、どのような方法があるのか?

「テストステロンを上げる方法は、大まかにいって2つの方向性があります。ひとつは医療機関を受診してホルモン注射などの治療を受ける方法。もうひとつは日常生活のなかでテストステロンを上げる工夫をすることです。日常生活のなかでテストステロンを上げる方法としては、運動やスポーツや食生活の改善などがあります。仕事が忙しい40代の男性は、まずは食生活の改善から始めてみるのがいいかもしれませんね」(堀江さん、以下同)

運動やスポーツは時間がないとできないが、食生活の改善なら今日からでもできそうだ。具体的に何を食べればいいのか、堀江さんに教えてもらった。

「テストステロンを高めるためにもっとも重要な栄養素はたんぱく質です。なので、肉や魚はしっかり食べるべき。テストステロンを維持する作用があるといわれているカルニチンを多く含むラム(仔羊の肉)は、特にオススメです」

さらに肉を単独で摂取するよりも、ニンニクと合わせたほうがよりテストステロンの向上効果に期待できるという。

「ニンニクはたんぱく質と一緒に取ることでテストステロンの分泌量がグッと上がります。また、テストステロンを作る精巣は活性酸素に弱いため、抗酸化作用の高いニンニクは、テストステロンの減少を抑える効果にも期待できます。ガーリックステーキは、LOH症候群対策のメニューとして理想的かもしれませんね」

糖質制限はNG。極端な菜食もテストステロンを減少させる原因に

摂取する食材そのもの大事だが、テストステロンを上げるには食事の環境も重要だと、堀江さんは話す。

「複数人で食事をするほうが、テストステロンの向上効果に期待できます。なるべく1人で食べることを禁止して、会社の部下や家族と一緒に食事するように心がけてください」

さらに注意点として、堀江さんは糖質制限や極端な菜食はやめるべきだと警鐘を鳴らす。

「テストステロンは、たんぱく質、糖質、脂肪から合成されるコレステロールを原料として精巣でつくられるため、バランスの悪い食事はテストステロンが十分に製造できません。動脈硬化の原因、ダイエットの天敵として嫌われているコレステロールですが、最近は誤解も解け、脂質を制限する人は少なくなっています。健康を考えた上でも、コレステロールはしっかり摂取してください」

最後にアドバイザーからひと言

「テストステロンを高めるためには、友人や仲間・異性との交流(カラオケやゴルフ、スポーツ等)もオススメです」

Text by Katsuya Hokonoki(Seidansha)
Edit by Kei Ishii(Seidansha)

取材協力

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