ラドー ハイパークローム クロノグラフ オートマティック

古代と現代の見事な融合──ラドー ハイパークローム クロノグラフ オートマティック

ラドーから、世界限定999本となる「ハイパークロームクロノグラフ オートマティック」が発表された。豊かな光沢の広がりによって時間の移ろいを表現するブロンズと、軽量で卓越した耐傷性を誇るハイテクセラミックスという、時計づくりに最適な2つのマテリアルを融合させた、この見事なタイムピースを紹介しよう。

セラミックスのタフさとブロンズの美しさが腕を彩る

スポーティーでシックなハイパークローム クロノグラフは、世界で最も耐久性の高い時計を製造することで知られるブランド、ラドーの代表的なメンズ向けタイムピース。その新モデルとなる本作はこれまでと同様、スクラッチレジスタントのハイテクセラミックスケース(マット仕上げのブラック)に包まれ、セラミックス製のブレスレットのかわりに、柔らかなヴィンテージのレザーストラップを採用している。
こうした美しい調和をなすコントラストに加わるのが人類最古の合金・ブロンズでつくられたサイドインサートとクロノグラフプッシャーだ。ローズゴールドカラーの針とインデックスはブロンズの繊細でメタリックな光沢に呼応し、タキメーターの目盛りがエングレーブされたベゼルが、機能性をさらに高めている。

ブロンズが持つ古代美とハイテク素材の融合が、先駆的な時を刻む

「真の物質へのニーズは、デザイナーたちを普段とは違った方向、奇抜で野生的なアイデア、溶岩やメタル、ブロンズといった原始的な素材の探求へと駆り立てています」とは、トレンド予測の第一人者リドヴィッジ・エデルコートの弁。
腕時計づくりへのマテリアルの先駆的な使用で知られるラドーは、まさにエデルコートが述べるとおり、ブロンズのもつ古代的な美をハイテクセラミックスという現代の技術の成果と組み合わせに挑んだ。
その結果生まれたのが、このブロンズエディションのハイパークローム クロノグラフなのである。古代と現代のマテリアルを融合させることで、これまでにない質感を生み出すことに成功したラドー。装置の内部でも外観でも時の経過を称えるタイムピースとなる本作は、時を超えた価値を理解することができる、大人の男性にこそふさわしい逸品といえるだろう。

Text by Arata Homma
Edit by Kei Ishii(Seidansha)