40男、至高の一皿を求める/イタリアンの名店が提案する「米と野菜」の和食
- オトナだからこそ味わいたい!極上の逸品 -

イタリアンの名店が提案する「米と野菜」の和食

この店のピザを目当てに、VIPやセレブも訪れる「enboca」。そんなイタリアンの名店が今年4月、青山に新店舗「enboca aoyama」をオープンさせた。この店の最大の特徴は、“グローバルな和食”をコンセプトに、「米と野菜」を中心とした料理を提案している点である。イタリアンの老舗による新しい和食とは…。

旬の野菜と絶妙ブレンドの米の“最上級おにぎり”

みゆき通りと骨董通りを結ぶ通りに4月にオープンした青山の新たなランドマーク、コンセプトショップの「PENDULE VIA BUS STOP」。「enboca aoyama」はこの施設の1階フロア右手にある。

「enboca」のピザは国産の小麦だけで作られているのをご存じだろうか。同店では日本各地に自分たちで足を運び、本当においしいと思った食材、旬の野菜だけを仕入れている。国産の小麦で作るピザは、それらの野菜と相性がいいのである。

米と野菜を中心とした新しい和食を提案する「enboca aoyama」も、根底に流れる考え方は同じだ。どうすれば米と野菜をおいしく食べることができるのかを追求し、その結果、導き出した答えのひとつがこの店なのだ。

メインメニューである野菜を使ったおにぎりは、それぞれの野菜の特徴に合わせ、米のブレンドを変えている。たとえば、レンコンではさんでいるおにぎり(メイン写真)の場合、米は少々粘着力があるものに、トマトをくりぬいて米を入れたものなら、トマトのジューシーな味わいを活かすためにサラっとしたブレンドにしているという。小さなおにぎりひとつに、知恵と技術、凝縮したアイディアとこだわりが詰まっており、見た目からは「おにぎり」と思えないほど美しく手の込んだ仕上がりになっている。

厳選素材と相性のいい30種類以上の国産ワイン

もうひとつ、ほかの「enboca」にはない同店ならではの試みが、30種類以上取り揃えた国産のワイン。ふくらんだ丸みのある味が特徴の日本のワインも、やはり米や野菜と相性がいい。赤ワイン、白ワインだけではなく、5種類から選べる国産のロゼやスパークリングもグラスで頼むことができる。
また、ビール好きなら、10種類以上のベルギービールを銘柄ごとの専用グラスで楽しむのもいいだろう。夜になれば、ほかの「enboca」と同じ国産野菜のアンティパストたちがメニューに並び、ワインやビールとともにテーブルを華やかに彩る。

店内は、建築家でもあるオーナーのこだわりにより、温かみのある石や植物が並び、時間がゆるりと流れる。席もゆったりと設定されているため、平日のデイタイムは資料を広げて仕事の打ち合わせに使う人も多いという。

まさに利用の仕方は自由自在。ランチに、ビジネスに、デートに、イタリアンの老舗が提案する新しい和食は40男の“幅”を広げる頼もしい味方になってくれるはずだ。

Text by Taisuke Seki(euphoria FATORY)