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第8回 | 40男の失恋ケア──哀しみから、さらなる深みを得るハウトゥ

男なら失恋も体で跳ね飛ばす。気持ちをリセットさせる筋トレ術

失恋でもっとも心配なのが、気持ちがネガティブになってしまい、生活や仕事に支障をきたすこと。特に、年齢を重ねた男性の場合、うつ状態に陥ることも。そこで取り入れたいのが筋トレだ。筋肉を刺激することで神経伝達物質を分泌させ、メンタル面が向上するばかりか、男性としての魅力をさらに高めることができる。筋トレが失恋に効く理由や、40男におすすめのトレーニング方法を専門家に聞いた。
今回のアドバイザー
森俊憲
ボディデザイナー
オンラインパーソナルトレーニングを手がける「BodyQuest」代表。ネットを活用し、受講者が自宅でマンツーマンの指導・支援を受けられるフィットネスサービスを展開。企業向けの健康指導や講演、各種メディアの監修などでも幅広く活動。『へやトレ』(主婦の友社)、『読む筋トレ』(扶桑社)など著書多数。

筋トレで分泌される『脳内麻薬』が、失恋の痛手解消に効果を発揮する

失恋の痛手を解消するのに、なぜ筋トレが有効なのか。ボディデザイナーの森俊憲さんによれば、筋トレの本質的なメリットは、肉体面よりむしろメンタル面にあるという。

「まず、筋肉を刺激するトレーニングを行うことによって、ドーパミンやセロトニンなどの、いわゆる『脳内麻薬』と言われる神経伝達物質が分泌されます。これは、精神的なストレスの緩和に大きな効果があるため、失恋で深く傷ついた心を癒してくれるのです」(森さん、以下同)

さらに、体が健康的に変化していく実感は、失恋によって喪失した自信を取り戻すことにも繋がるとも。

「皆さんもぜひ、努力を積み重ねた結果、たくましくなった自分の体を思い浮かべてみてください。日々の筋トレで「前向きで活動的な自分」を感じられることが、失恋のダメージから立ち直るための、何よりのエネルギーになるでしょう」

おすすめのトレーニング方法は「ハンズアップスクワット」と「プッシュ&ターン」

そこで森さんに、失恋の痛手を解消するのに効果的な、40男にもオススメのトレーニングメニューを2つ教えてもらった。まずは『ハンズアップスクワット』から紹介しよう。

「『ハンズアップスクワット』は全身の自重を使って行う、ダイナミックなスクワットトレーニングです。下半身だけでなく、体幹もしっかりと鍛えることができます。見た目以上にハードですが、その分効果は確かで運動不足の解消だけでなく、失恋時の気分転換にもオススメ。手順は次の通りです。

1)両足を前後に、肩幅よりも大きめに開き、両手を胸の前で構える
2)そのまま、両手のひらを天井に伸ばす
3)背筋を伸ばしたまま、後ろ足の膝が床ぎりぎりになるまで体を沈める
4)ゆっくりと元の位置へ戻る
5)3、4を連続で10回行う
6)左右の足を入れ替えて、もう1セット行う

この運動を行うことで大腿四頭筋、大臀筋、脊柱起立筋群などを効果的に鍛えることができるという。

「実践時のポイントは、思い切り背伸びをするように、天高く手のひらを突き上げること。上体はしっかりと起こしたまま固定して、深く膝を曲げましょう。しっかりと行うとなかなかキツいトレーニングなので、ちょっとつらいなと感じたら、前後に開く足の間隔を狭くする、屈伸動作を浅めにしてみるなど、レベルを落として行うようにしてください」

続いては『プッシュ&ターン』だ。

「これは腕立て伏せをした後に体を反転させる、複合的エクササイズです。胸とわき腹を同時に刺激できるので、非常に効果的。手順は次の通りです。

1)床に両手と足のつま先をつけた体勢から、腕立て伏せを行う
2)体を左に反転して、片手を一度天井へ向け、最初の体勢へ戻る
3)再度腕立て伏せを行ったら、体を右へ反転し、2と同じ動作をする

この運動を、左右交互に10〜12回行うことで、大胸筋、腹斜筋、上腕三頭筋などを鍛えることができる。

「体を反転させる時、わき腹に力を入れ、全身を一直線にキープすることがポイントです。また、プッシュアップ(腕立て)の体勢から体を反転させる動作へ移るときは、指先を伸ばし、肘や膝が曲がらないようにメリハリのある動作を心がけましょう」

トレーニング動作中は、常に体幹を安定させておくことが重要

最後に、トレーニングを行うときの注意点について森さんに聞いた。

「トレーニング動作時のフォームについてですが、全身の姿勢、指先から足のつま先までをしっかりと意識しながら、できるだけゆったりと大きく、動作にメリハリをつけながら行なってみてください。また、動作中は常に体幹を安定させておくことが重要です。そのためには、背筋を伸ばし、腹筋に力を込め、腰を入れましょう。腹筋の力が抜けてしまうと、力が正しく伝わらずに効果が半減してしまいます」

最後にアドバイザーからひと言

「やはり人間は『頑張っている姿が一番カッコいい』ですよね。私自身が長年トレーニングを続けているのも、また続けてこられたのも、『自分の中での前向きなテンションを維持する』ということが、実は一番の理由です。これからの自分自身の可能性を未来進行形で捉えて、頑張ってみてください!」

Text by Shogo Fuse(Seidansha)
Edit by Kei Ishii(Seidansha)

取材協力

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