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第12回 | 注目のジムプログラム&アクティビティ

初マラソンでもOK。付加価値も高い海外 “旅ラン”のススメ

ランニングが趣味となっている人にとって、ひとつの憧れとなるのがマラソン大会への出場。初めて大会に出場する初心者なら、まずは手近な国内の大会を選ぶのがセオリーではあるが、時間とお金に余裕のある大人の男性なら、敢えて海外のマラソン大会にエントリーしてみるのも意外とオススメだ。海外でのマラソン大会への出場経験も豊富な、パーソナルトレーナーの内田英利さんに、その魅力や初参加に際しての注意事項などを聞いた。
今回のアドバイザー
内田英利
株式会社フィットネス・ゼロ代表
日本大学卒業後、立命館大学に進学。立命館大学在学中に運動生理学などを学び、その後、米国の栄養学修士課程を経る。全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会(NESTA)認定講師、日本成人病予防協会認定講師、健康管理士一般指導員、健康運動指導士。京都造形芸術大学非常勤講師。大相撲の貴乃花親方との共同開発プログラム「シコアサイズ」を販売。株式会社フィットネス・ゼロ代表取締役。パーソナル・フィットネススタジオ「コア・フォレスト」運営責任者。マラソン歴18年。ベストタイムは2 時間45 分01 秒。年2回のグアムでのランイベントには、2010年から7年続けて、ツアー参加者のペースメーカーとして出場。

開放感がいちばんの魅力。非日常を味わえる海外でのマラソン大会参加

マラソン大会への参加で楽しみのひとつとなるのが、遠くの地で開催されている大会に参加するレジャーを兼ねた“旅ラン”。なかでも海外のマラソン大会に参加する“旅ラン”には、特別な魅力があると内田さんは言う。

「海外でのマラソン大会に参加する魅力は、なんといっても海外で開放感を味わいながら、健康的に休暇を過ごすことで、ワンランクアップした自分になれること。異国で非日常を楽しみ、しかも、健康スポーツの代表ともいうべき42.195キロのフルマラソンに挑戦する海外での“旅ラン”なら、5歳ぐらい若返った気持ちになります」(内田さん、以下同)

そうした付加価値を求めて“旅ラン”に参加するミドルエイジの男性も数多くいるそう。大会によっては順位に関係なく、国内の大会とは違った豪華なメダルやオシャレな完走シャツなどがもらえるため、国内の大会以上の達成感が味わえるという。

数カ月前からトレーニングをしておけば、初めてのマラソン大会でも完走可能

海外での“旅ラン”に初めて参加する人にとって気になるのは、やはり大会の選びかただろう。内田さんに、オススメの大会を聞いた。

「どの大会に参加するか迷っている人は、自分が海外マラソンにどのような付加価値を求めているかを考えてみるとよいでしょう。ちなみに、40代男性にオススメなのは、ボストン・マラソンやニューヨークシティマラソンといった世界的にも知名度の高い大会。こちらは参加するだけでもステータスになりますし、海外のメトロポリタンを駆け抜けることで、ワンランク上の自分を感じることができると思います。また、バカンスを思い切り楽しみたい人は、ハワイのホノルルマラソンやユナイテッド・グアムマラソンといった世界有数のリゾート地を走るリゾートランも開放感があっていいものですよ」

なかには、初めてのマラソン大会を思い切って海外で体験したいという大志を抱く人もいるはず。その場合は、やはり事前の準備が必要になるとのこと。

「普段あまり運動する機会のなかった人が、急に42.195キロを走るのは不安かもしれませんが、日本で計画的に練習することで無理なくフルマラソンに挑戦することができます。練習は9カ月プランで計画するのもオススメ。最初の1〜3カ月目は、2~5キロのウォーキングと早歩きから始めて、無理をせずに少しの距離でもジョギングできるようにしましょう。タイムや距離のことは考えず、とにかく走ることに体を慣らします。次の4〜6カ月目で、10キロを1時間前後で走ること目指します。この時点では1時間走り続けられれば、10キロという距離はあまり問題ありません。そして最後の7〜9カ月目で、距離を伸ばして20~30キロを3時間前後で走れるようにすれば、フルマラソンの完走は決して夢ではなく、現実味を帯びた目標になることでしょう」

ハメを外して途中棄権はかっこ悪い! スタート直前までの過ごしかたは?

最後に、海外でのマラソン大会ならではの注意点を聞いた。

「海外マラソンは、国内でエントリーした内容に基づき、現地で、ゼッケンや参加Tシャツ、注意事項書類等のレースパケットの受け取りが、前日までが多く、しかも、当日のスタートは午前の3〜5時とかなり早い時間帯です。なので、少なくとも大会の前々日に現地入りするようにし、気持ちに余裕を持たせましょう。また、現地に到着すると、マラソンを走り慣れた人でも海外にいる開放感から食事やアルコール飲料を摂りすぎてしまうことがあります。ですが、食べ過ぎは胃腸に負担を掛け、飲み過ぎはアルコールによる脱水症状を招き途中棄権の要因になりかねません。不摂生からの途中棄権はとにかく格好悪いので、初めてのマラソンが悪い思い出にならないように気をつけましょう」

バケーション感覚で開放感を楽しむことが魅力となる、海外での“旅ラン”だが、やはり羽目をはずすのは禁物。入念な計画と準備で、素敵な思い出をつくってほしい。

最後にアドバイザーからひと言

「エントリーはとにかく早めにするほうが安くすみます。また、開催国の大使館のURLを覗くと、マラソン以外の魅力的な情報も得る事が出来ますし、また、直接行けば詳細を教えてくれる上に、パンフレットやカバンなどのグッズが貰えることもあります」

Text by Mai Matsubara(Seidansha)
Edit by Kei Ishii(Seidansha)

取材協力
内田英利Facebookページ

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