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テストステロン濃度の低下を防ぐ!? 男性にうれしいヨガ「コブラのポーズ」

いわゆる精力減退の原因として代表的なのが、男性ホルモン「テストステロン」の加齢による濃度低下。加齢によるものなら仕方ないとあきらめる前に、試してほしいのがテストステロンの低下を防ぐ効果が期待できるというヨガ「コブラのポーズ」だ。その効果や手順について、ヨガインストラクターの中野さんに聞いた。

■今回のアドバイザー
ヨガインストラクター
中野憲太さん

日本初のシュリダイヴァヨガ認定講師。シュリダイヴァヨガ専門スタジオ「BOWSPRING TOKYO」やホットヨガスタジオ「HOT40YOGA」を運営。業績改善を目指す社長、起業家、サラリーマン向けにヨガ講座を精力的に開催している。

「第1のチャクラ」を刺激することで精力アップ。猫背の解消にも役立つ

サンクトペテルブルク国立大学の研究によれば、体内のテストステロン濃度が平均で16%も上昇するとされている「コブラのポーズ」。いったい、どのようなものなのだろうか?

「コブラのポーズとは、うつ伏せに寝て、上半身を起こし、胸を天井に向かって広げていくヨガの一種です。一見すると、このポーズは上半身のトレーニングに見えるかもしれませんが、実は鍛えられているのは下半身。ヨガの考えでは、体の中心を一直線上に流れる7カ所のエネルギーの交差点(チャクラ)があり、コブラのポーズは、第1のチャクラ(生殖器と肛門の間)を刺激するのです。また、胸を広げることで、エネルギッシュな行動を取ることができるようになる、とも考えられています」(中野さん、以下同)

さらに、このポーズには、現代人の悩みともいえる、オフィスワークやスマホの使い過ぎによる猫背の解消効果も期待できるという。

「人には、本来あるべき腰のカーブがあります。これが失われてしまうと、腰痛を引き起こし、背中に脂肪が付いて太りやすくなり、肺が圧迫されて呼吸が浅くなり、代謝も落ちていきます。コブラのポーズをとって背中を反らせることで、背骨の歪みを調整して、腰痛の改善が期待できます。また、体の前面を伸ばすことで、肺を広げて呼吸機能を高め、お腹周りを引き締めてくれる働きもあります。さらに胸筋・臀筋を鍛えられるので男性らしい体づくりにも効果的です」

腰のカーブを意識しながら実践するのがポイント。腹式呼吸も忘れずに

精力アップに加えて、腰痛の改善、背骨の調整、ダイエット効果、呼吸機能の向上、胸筋・臀筋の強化など、さまざまな効果が期待できる「コブラのポーズ」。その具体的な手順を、中野さんに教えてもらった。

「まずは呼吸法ですが、鼻から息を吸ってお腹を大きく膨らませ、同じく鼻からすべて吐き切り、お腹を凹ませる“腹式呼吸”で行います。大体5秒吸って5秒で吐くように意識し、ゆっくり行いましょう。

(1)うつ伏せの状態になり、顎を床につけます。

(2)両足を腰幅に開き、足の甲を床につけ、両手を腕立て伏せを始めるような状態にセットし、手のひらを床につけてください。

(3)肩を後ろに回しながら、手で床を押して上半身を起こします。このとき、脇はしっかり締め、恥骨で床を押すイメージで起こしてください。両足が外に開きやすいので腰幅を保ち、恥骨が床から離れないように軽く肘は曲げておきます。

(4)上半身を起こしたまま、顎を上げて後頭部を後ろに倒すように意識しましょう。

(5)ゆっくりと自然な呼吸を繰り返します。15〜30秒ぐらいキープしたら、吐く息とともに上半身を床に下ろし、最初の体勢に戻ります。

実際にやってみると分かると思いますが、コブラのポーズは、背骨の伸びを存分に感じることができ、とても気持ち良いポーズです。この一連の流れを1日3セット(2回1セット)目安に行うようにしましょう」

背骨の柔らかさには個人差があるので、無理しないことが大切

中野さんによれば、体内のエネルギーを活性化させるコブラのポーズは、1日の活動が始まる前の“朝”や、気力や活力を上げたいときに実践するのがベスト。しかし、ポーズを取るにあたって、注意点もあるという。

「コブラのポーズは、背中を反らせれば良いというものではないので、反動を使わずに呼吸や動作をゆっくりと行うように意識します。背中を反らそうとするのではなく背骨を伸ばそうというイメージを持つことが大切です。ただ反らせるだけでは、逆に腰を痛めてしまう原因になりますからね。また、背骨の柔軟性には個人差があるので、大きく上体が持ち上がらなくてもまったく問題ありません。腰や背骨に少しでも違和感をおぼえたら、即中止してください」

最後にアドバイザーからひと言

「精力減退の理由のひとつには、ストレスによる自律神経の乱れもありますが、ヨガは呼吸を整え、そうした乱れも解消するため、精力アップに効果てきめんです」

Text by Mitsuo Okada(Seidansha)
Edit by Kei Ishii(Seidansha)