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- 40男の失恋ケア──哀しみから、さらなる深みを得るハウトゥ -

SNSの痕跡はどうする? 40男がとるべき失恋後の正しい「後処理」

失恋後も、元カノや好きだった人との写真やSNS更新が消せない、つい彼女のSNSをのぞいてしまう…。わかってはいても、未練が残ってしまう男性は意外と多いはず。しかし、新たな恋を見つけるためには気持ちの整理が大切。40男のための失恋後の正しい思い出後処理方法を、恋愛デトックスカウンセラーの下村さきさんに聞いた。

■今回のアドバイザー
恋愛デトックスカウンセラー
下村さきさん

1987年生まれ、早稲田大学法学部卒。地方銀行に就職の後、学生時代から行っていた芸能活動を本格化させる。2012年、恋愛エッセイストの活動スタート。失恋リカバリー、男女のすれ違い、男の浮気、男性心理などを主に、恋愛以外にも、結婚・仕事・ライフスタイルや、広告・イベントレポートなども手がける。著作に『わけもなく男が魅かれる女 50のルール』(三笠書房)など。

失恋後、思い出やアドレスは消すべき? それとも残すべき?

下村さんによると、失恋後に好きだった人との思い出やアドレスを消すべきかどうか悩む時点で、まだ未練のある証なのだという。

「未練たっぷりなのであれば、むしろSNSやスマホのなかに詰まった思い出・写真ともに『消すべき』でしょう。というのも未練がなければ『消すべきか消さないべきか』という発想にすら至ることがないから。つまり『消すべきか否か』と考えてしまう時点で、元カノに未練がある証なのです。その思いを断ち切りたいのであれば、まずは形から消去することが重要と言えるでしょう」(下村さん、以下同)

同じ理由で、アドレスやラインなども、未練があるのならば「消すべき」だという。

「そもそも、もう連絡をとる必要のない人物を連絡先に残しておくことのほうが非効率的。元カノの連絡先を消すことで、SNSの『知り合いかも?』欄に元カノつながりの知人が出てくることもなくなるので、余計な情報を知ることも減り、精神的ダメージも少なくなると思います」

それでもやっぱり気になる元カノのSNS。どうすればいいの?

アドレスを消し、スマホのなかの写真を消し、SNSの思い出を綺麗さっぱり消去したとしても、やっぱり気になってしまうのが相手のFacebookやInstagramなどのSNS。見るのは良くないとわかっていても、つい覗いてしまい、少しでも男の影を感じる投稿があると、胸がざわついたり、悲しくなったり…。ならばいっそ「全力でSNSチェックする」方法も有効だとか。

「失恋後は、彼女のことを忘れようと努力しないことが大切。なぜなら、人間の脳はシンプルなので、『失敗しないように』と思うと失敗にばかり気持ちがフォーカスして、結果的にうまくいかなかったということが多々あるのです。そのため『○○ちゃんを忘れよう』と思えば思うほど、『○○ちゃん』の部分を脳がピックアップして、思い出してしまうことに。相手のSNSが気になるのならば、むしろ全力でチェックしましょう。そのうち、『こんなことに時間を割くことは馬鹿らしい』と、自然とSNSチェックをやめられるタイミングがやってきます」

失恋で傷ついても、それっぽいことを呟くのはNG!

相手のSNSチェックをやめられても、自分のSNS更新で、つい失恋について呟いたりしていないだろうか。自分のSNSで失恋についてほのめかすようなことは絶対に避けるべきだと下村さんは話す。

「自分のSNSにまだ立ち直れない、等の書き込みをするのはNG。どうしても気持ちを吐き出したい場合は、別アカウントを作るなど、知り合いの目にとまらないところで書き込みましょう。元カノが忘れられない、という男性にアプローチしようとするのは限られた少数の女性だけ。新しい出会いの機会を自分からなくしてしまわないために、また自分の価値が下がってしまうのを防ぐためにも大切なことです。鍵をかけていないSNSであれば、ふとしたきっかけで会社の人間に見られることも考えられます。『元カノ忘れられないとか呟いてるよ』と思われたら、部下や同僚など会社でなめられてしまう可能性もあります」

女性社員のランチのネタにされる悲劇に合わないためにも、SNSは公共の場だとわきまえ、40男相応の振る舞いを心がけた方がよさそうだ。

最後にアドバイザーからひと言

「スマホに残った履歴や思い出を消すことから、まずは始めてみましょう」

Text by Akeno Kataoka(Seidansha)
Edit by Kei Ishii(Seidansha)