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第5回 | 40男の失恋ケア──哀しみから、さらなる深みを得るハウトゥ

日常のストレス解消にも効果。40男こそ失恋時に涙を流すべき理由

男だってつらい失恋を経験すれば、泣きたい夜もあるだろう。そんなときに「男は泣かない」と、涙を我慢するのはNG。むしろ、しっかり泣くことで失恋の苦しみから早く抜け出すことができるのだという。失恋の痛みを癒す、上手な涙の流し方を専門家に聞いた。

■今回のアドバイザー
涙活プロデューサー
寺井広樹さん

涙活プロデューサー、「涙活」発案者。2013年1月から「涙活」をスタートし、現在、泣ける映画、音楽、詩の朗読など、毎回テーマを変えて涙活イベントを開催している。『泣く技術』(PHP文庫)など、著書多数。

涙を流すだけでリラックス&ストレス解消! 一石二鳥の涙の底力とは

近年、涙を流すことを「涙活」と呼び、各地でイベントも開催され、多くの男女が参加しているという。はたして“泣くこと”には、どのようなメリットがあるのだろうか?

「なぜ泣くことがストレス解消につながるかというと、その行為に自律神経の交感神経と副交感神経が深く関わっていると考えられているから。ストレス状態とは、一般的に交感神経が高まって、日中の活動を活発にしている状態を指します。一方の副交感神経は、睡眠中に体を休息モードに切り替えて、リラックスさせる役割があります」(寺井さん、以下同)

涙を流すことは、起きながらにして副交感神経を優位にして、ストレス状態から開放される最善な方法のひとつであると寺井さん。一説には、涙を一粒流すことで、1週間分のストレス解消につながるとも話す。むしろ、泣かないと損ともいえそうだ。

「ひと昔前は、泣く男性に対して“弱い”などのネガティブなイメージを持つ女性も多く『男なら泣くな』と育てられた40代男性もいると思います。しかし、最近では泣く男性に対して、かわいい、優しい、感受性豊か、などの好印象を持つ女性が増えてきているのです。もし、失恋でつらい思いをしても、涙を見せれば新しい恋がはじまるかもしれませんよ」

映画館や風呂場で涙を流すのが◎ 泣きのツボ探しもポイント

寺井さんいわく、ストレス解消が期待できるのは、映画やドラマを観て泣くなど、登場人物に共感して涙する「感動の涙」とのこと。

「まずは、自分の“泣けるツボ”を探してみてください。たとえば『全米が泣いた』といわれる映画を観ても、誰もが泣けるとはかぎりません。本人の経験や環境によって、泣きのツボは微妙に異なります。親子愛、夫婦愛が自分に響くとか、動物愛が泣ける、など、さまざまな映画や本を読んで、自分の泣きのツボに合う作品見つけ出し、思いっきり泣いてみてください」

何より、涙を我慢せずに素直になることが重要。寺井さんは「男も泣いていい」という方向に意識を変え、泣けるツボを吟味してほしいとも話す。

「具体的に泣く方法として、作品を集中して観られる映画館がオススメです。人前で涙を流すのが恥ずかしいなら、自宅のお風呂場で泣くのが◎。お風呂はリラックスできる個室空間なうえ、泣いたあとの涙を洗い流せます。お風呂に泣ける本を持ち込んだり、防水カバーを使ってスマホやタブレットで動画を観るなど、自分に合ったスタイルで涙活をしてください」

玉ねぎを切って流れる涙は、ストレス発散につながらない

しかし、涙の種類によってはストレス発散につながらないものもあるそう。

「ストレス解消に役立つのは、感情をゆさぶる『情動の涙』のみ。玉ねぎを切ったときなど、目に入った異物を洗い流すために出た涙では、ストレス解消につながりません。また、涙が出そうなときに我慢をすると、逆にストレスが溜まってしまうので、我慢せず思い切り泣いてください」

最後にアドバイザーからひと言

「泣くことは、笑いや睡眠よりもストレス解消に効果的だといわれています。思いっきり泣いて、失恋のストレスを洗い流しましょう」

Text by Miki Ohnuki(Seidansha)
Edit by Kei Ishii(Seidansha)

取材協力
寺井広樹 涙活Official website

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