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第417回 | 海外スターの最新ニュースをお届け

ワインスタイン・カンパニー、破産法の適用を申請

ザ・ワインスタイン・カンパニー(TWC)が破産法の適用を申請し、全ての守秘義務が解除されることを発表した。『世界にひとつのプレイブック』『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』『ジャンゴ 繋がれざる者』『英国王のスピーチ』など数々のアカデミー賞作品を手掛けている同社だが、30年以上に渡るハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ被害の訴えを受け、清算に向かっている。

同社はこう声明を発表している。「弊社は、ハーヴェイ・ワインスタインに沈黙させられていた被害者への支援に向けて重要な1歩を踏み出します。昨年10月以来、ハーヴェイ・ワインスタインが守秘義務(NDA)を盾に、被害者を沈黙させてきたということが伝えられています。これらの義務というものは、即時解除されます」「弊社はハーヴェイ・ワインスタインによるなんらかの性的な被害に遭った人や、それを目撃した人たちが、その事実を明らかにすることの妨げとなっていた守秘義務を解消します。話すことを心配したり、沈黙させられるべきではありません。弊社は、すでに公表している勇気ある人たちに感謝しております。皆さんの声が、この国や世界を変える運動を鼓舞したのです」

また、同社はワインスタインが与えた被害を過去に遡って無くすことができないことを遺憾に思うとした一方で、今回の件が新しい始まりになることを望んでいるとしている。

ワインスタインに関する数多くの訴えを調査しているニューヨーク州エリック・T・シュナイダーマン司法長官は、守秘義務の解消により「職場における性的不品行という腐敗に取り組む運動の分岐点だ」している一方で、同社の破産申告が被害者たちの正義を求める戦いに終止符を打つことにはならないとしている。

また、同社は資産や株式が競売にかけられる前に、ランタン・キャピタル・パートナーズが買収するという契約を結んだようだ。この契約はデラウェア州の破産裁判所の承認が必要となり、「弊社は破産裁判所の管理下、債権者や株主の利益のために、当社の資産価値を最大限高めるため、この売却手続きを進めることを望んでおります」と同社はコメントしている。

ワインスタインに対する疑惑は、昨年10月のニューヨーク・タイムズの報道から火がついており、被害者の中には1997年に襲われたと訴えている『チャームド〜魔女3姉妹〜』のローズ・マッゴーワンらが名を連ねている。

その直後にワインスタインは同社を解雇されており、リハビリ施設に入所していた。

それ以来数多くの女性が被害者として名乗りをあげており、ワインスタインによる権力の乱用がハリウッドでの暗黙の事実であったことが明らかになっている。

グウィネス・パルトロウ、カーラ・デルヴィーニュ、アンジェリーナ・ジョリーなどの大物女優がワインスタインに関する自身の体験を公表して、エンターテイメント業界のセクハラに対する「タイムズ・アップ」運動に発展した。

一方でワインスタインは、自身に関する数々の訴えを否定しており、全て女性との同意に基づいたものだと主張している。

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