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1日1組限定の幻想体験──八丈島の「星降るプレミアムデッキ」

晴天の夜に東京の空を見上げても、星はポツポツと見えるだけ。「都会の空に星をください」と呟きたくなったことがある人は多いだろう。しかし、東京に見事な星空がないわけではない。自然豊かな島しょ部に行けば、東京とは思えないプラネタリウムのような星空が広がっている。そして、そんな夜空を満喫できるなんとも贅沢な「プレミアムデッキ」が八丈島に完成した。

透明のテント内から優雅に星空観察できる1日1組限定「星降るプレミアムデッキ」

「星降るプレミアムデッキ」が設置されたのは、八丈島にあるオーシャンビューも魅力のホテル「リードパークリゾート八丈島」の敷地内。アカツキライブエンターテインメント(旧・ASOBIBA)のプロデュースによって誕生したもので、東京都が推進している「多摩・島しょの自然を活用した新たな体験型エンターテインメント創出事業」のモデルプロジェクトにも選ばれている。
デッキには、360度を透明のシートで覆われたテントを設置。利用者はテント内のソファに深々と腰掛けて、夜間でも冷え込みを気にせずに星空を観察できる。また、利用できるのは1日1組限定(要予約、対象は同ホテルの宿泊者のみ)なので、絶景を独り占め状態で楽しめる。
アカツキライブエンターテインメント広報の正嵜さんによると、八丈島には海、山、空など自然を堪能できる観光資源が豊富で、東京都心からも飛行機なら1時間以内で行ける。しかし、その魅力が伝わりきっていないように感じたことから、八丈島に興味をもってもらうための入口として、キャッチ―なコンテンツを開発することに。そうして、「星降るプレミアムデッキ」が作られたという。

利用者には、八丈島ならではの特別メニューも提供

テントからゆったりと星空を眺められるだけでも十分だが、プレミアムデッキの特色はそれだけではない。利用者には、特別な食事メニューも提供される。その内容は、搾りたての八丈ジャージー牛乳で作ったホットミルクと、同じく八丈ジャージー牛乳を使ったリコッタチーズにサーモンを合わせたベーグルサンド(季節に応じて変更の場合あり)。ここでしか見られない景色と一緒に、地元の特産を活かした味も満喫できるのだ。
また、テントのそばにはハンモックも設置されており、夜風に吹かれながら寝転がって星空を楽しむこともできる。チェックインからチェックアウトまで利用できるので、夕方や朝にこの場でゆっくりと涼しく過ごすことも可能だ。

美しい星空をストレートに楽しめ、まさに八丈島に興味を持つ入口としてふさわしい場所と言える「星降るプレミアムデッキ」。家族やパートナー、仲間たちと一緒に、あるいは贅沢にひとりで極上の眺めを体験したい…そんな人は、まずは宿とプレミアムデッキの予約を済ませてから、島内での観光プランを立ててみてはいかがだろうか。

Text by Fumio Miyata
Edit by Kei Ishii(Seidansha)