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- 【モテ技】40男ならではのスマートテク -

価値観の違いが愛を強める? 正しい「不満の伝え方」

どんなにうまく行っているカップルでも、相手に対して多少の不満は抱えているはず。小さなことだから…と目をつぶって付き合い続けることもできるが、可能であれば根本的に問題を解決して、より良い関係を築いていきたいところだ。二人の間に存在する問題を解決するには、まず相手に不満を上手に伝えることが必要。年上の彼氏からどんな風に不満を伝えてほしいかを、20代美女に答えてもらった。

■今回のアドバイザー
Mさん 28歳 看護師

外科のナースとしてオペにも参加することがあるMさん。激務からくるストレスはお酒で発散するタイプで、最近はひとりでバーを開拓するのがマイブーム。

どちらかが我慢し続ける関係は不健全。不満はきちんと伝えよう

Mさんは、年上の彼氏に甘えてもらうのが好きという包容力のある女性。今の彼氏との不満もその包容力で溜め込んでしまっているのでは?と思いきや、「不満はお互い伝え合う」というスタンスの付き合いをしているという。

Mさん「彼氏とは付き合って1年以上経ちますが、ケンカはしたことないですね。でも、あんまり性格は似てないし、考え方や習慣が合わない部分もたくさんあるんです。それなのにケンカにならないのは、なにか不満に思うことが出てきたときに、お互いきちんと話し合うように気をつけているからかなぁ。

私は気が強い方なので、つい感情が昂ぶって怒ったり泣いたりしちゃうこともありますが、そんな時も彼は絶対に冷静で優しく話を聞いてくれる。彼の方が私に対して不満があるときも、絶対怒らないで優しく話してくれるんです。多分、彼が穏やかなタイプじゃなかったらこんなに性格の違う私たち、すぐ別れてたかもしれないですね(笑)」

「支配」と「子供扱い」は、年の差カップルが陥りがちな罠

これまでの彼氏にも「不満は伝えて」とお願いしてきたというMさん。しかし、その伝え方にムッとしたことも多かったそう。

Mさん「年上の男性と何人か付き合ったことはありますが、不満のぶつけ方には2パターンありました。まずひとつ目は、私が年下だからって従わせようと叱ってくるタイプ。昔付き合っていた彼が私の誕生日を忘れて、それを私が攻めたてたことがあったんです。そしたら彼、『いちいち記念日なんか覚えてられないよ。Mはまだ若いから分からないだろうけど、俺くらいの年次になると責任ある仕事を毎日してヘトヘトなんだよ。頼むから余計なことで疲れさせるな!』って逆ギレしてきて。かなり尽くしていた彼だったので、私が珍しく反抗してきて腹が立ったのかもしれないですけど、最低ですよね。

もうひとつは、年下の彼女を子供扱いしてくるタイプ。私の夜勤が続いたのが気に入らなかった昔の彼が、『Mちゃん、そんなに働いて俺との時間が減るくらいなら、仕事減らしてもいいんだよ? Mちゃんもゆっくりデートしたいよね? もっと暇なクリニックとかで、のんびりお仕事したら?』って言ってきたんです。私はプライドを持ってこの仕事をしているので、すごく悲しかったです」

彼女へ抱く不満は、自分の器の小ささと表裏一体なのかも

年下の彼女をつい子供扱いしてしまうのは、年の差カップルにありがちなミス。その点、今の彼氏はMさんに対して徹底的な低姿勢だ。

Mさん「今の彼は、私をコントロールしようとしないというか…。自分に都合のいいように私を変えようとせずに、お互いに気持ちよく付き合い続けるためにはどうすればいいか、改善できることを話し合おうとしてくれるんです。

この前は、『私が男友達とよく飲みに行くのが気に入らない』という不満について話し合いました。昔の彼達だったら『飲みに行くな!』って怒られたり、『Mちゃんが男友達と飲みに行ってる間、俺がどんな気持ちだと思うか考えてみて?』とか、『とにかく私に非があるから直すように!』っていう形で注意されてたと思います。

でも今の彼は『Mにとって大切な友達なんだよね。でも、明け方までMが他の男性と二人でお酒を飲んでいると、大人気なく嫉妬しちゃうよ』って申し訳なさそうに言うんです。『器が小さくてごめん』ってションボリしている彼を見たら、『彼が悲しむなら、こんなことはもうやめよう!』って自然に思えて、男友達と飲みに行くのは控えるようになりました。大人の男性だったら、『本当に悪いのは彼女だけなのか? 受け入れられない自分は全く悪くないのか?』っていう気持ちを忘れずに、優しく不満を伝えて欲しいです」

童話の『北風と太陽』のごとく、彼女を無理に自分の価値観に従わせようとしてもうまく行くことは稀。カップル間の問題を解決するには「どちらか一方のだけ非がある」とは考えず、「お互いに直せるところはないのか?」という建設的な考えが必要なのだ。

最後にアドバイザーからひと言

「頭ごなしに彼女を否定せず、お互いの落とし所を考えるつもりで不満を伝えてほしいです」

Text by Takumi Arisugawa
Illustration by Ayako Sakamoto