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第10回 | ピークの前に知っておきたい!花粉症の最新対策

費用は? 効果がある期間は?? 花粉症レーザー治療のABC

つらい鼻水や鼻づまりに止まらないくしゃみ…。この時期、外出する度に憂鬱になってしまう花粉症だが、有効な治療法として考えられるのが花粉症レーザー治療だ。レーザー治療の方法や効果について、慶友銀座クリニック院長の大場さんに詳しい話を聞いた。

■今回のアドバイザー
慶友銀座クリニック院長 大場俊彦さん

慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程外科系を修了後、医学博士号を取得。学会認定の耳鼻咽喉科専門医およびレーザー専門医・気管食道科専門医として、慶應義塾大学病院(新宿区)、東京都済生会中央病院(港区)といった東京都心の中核病院にて活躍する第一線の耳鼻咽喉科医師。

レーザー照射で花粉症が劇的に改善? 花粉症レーザー治療の気になる効果とは…

そもそも、“花粉症レーザー治療”とは一体どのようなものなのか。

大場さん「花粉症レーザー治療とは、アレルギー反応を起こす鼻のなかの『下鼻甲介』という粘膜の表面にレーザーを照射することによって、アレルギーの反応を抑制し、くしゃみや鼻水、鼻づまりなどつらい花粉症の症状を抑える方法です。

1回手術をすることで、花粉症の薬が少なくなった、弱い薬でも症状が安定するようになった、という症状改善が期待できます。なかには完全に薬がいらなくなった! という方も。1回の手術で不十分な場合は、複数回レーザー治療を行うこともあります。

レーザー治療の効果が続く期限には個人差がありますが、約2年程度です。手術自体は日帰りで、費用は3割負担の場合、大体1万円ほど。別途、初診、再診料や術前検査費用、薬剤料がかかります」

レーザー治療を行うなら花粉飛散前がオススメ! 気になる手術費用と痛みは?

花粉症レーザー治療の手術にはいくつか種類があるという。

大場さん「花粉症のレーザー治療は、炭酸ガスレーザーや半導体レーザーなどいくつか方法があり、各レーザーで効果的な組織が異なります。

炭酸ガスレーザーは、アレルギー反応を起こす鼻の粘膜部分をあたかもバーナーで炙るようにレーザーで照射する方法。シーズン前の花粉症の治療としてよく用いられ、よく焼くという意味でウェルダン療法ともいわれています。

半導体レーザーは、レーザーの波長が短いので、鼻水が多い花粉症タイプでもレーザーが水を通り、組織を焼くことができます。炙るイメージの炭酸ガスレーザーに比べて、半導体レーザーは、蒸すようなイメージからミディアムレア療法といわれています。炭酸ガスレーザーより痛みが少ないのも特徴です。

手術の痛みは個人差がありますが、最近の治療では少なくなっており、鼻血が出たとしても少量です。手術を行うのであれば花粉の飛散前に行うことが最適ですが、最新型の半導体レーザーであれば。花粉症の全盛期で鼻水が多い場合でも手術が可能な場合もありますよ」

手術の副作用と、レーザー治療が可能かどうか、事前に確認を。

レーザー治療が、たった1回で簡単に花粉症改善に効果を発揮することは分かったが、副作用などの心配はないのだろうか。

大場さん「治療の副作用として、術後に鼻づまりが強くなることがあります。また、鼻の真ん中の骨である鼻中隔が極端に曲がっている人は、レーザーの端子が入らないので手術ができない可能性も。直接、病院に行って確認してみましょう」

最後にアドバイザーからひと言

「耳鼻咽喉科で相談して、自分に合った治療法を見つける事が大切です」

Text by Akeno Kataoka(Seidansha)
Edit by Kei Ishii(Seidansha)

取材協力
慶友銀座クリニック

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