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第27回 | しみ・しわ・たるみを防ぐ!メンズスキンケア

“サウナ”が40男の乾燥肌の原因に? お肌を守るサウナ利用法

男ならば大好きなサウナ。たっぷり汗を流し、デトックス…と思いきや、そのサウナ入浴が40男のカサカサ肌を生み出している可能性もあるようだ。聖心美容クリニックの小林美幸院長に、サウナで乾燥肌を引き起こさないためのポイントを聞いた。

■今回のアドバイザー
聖心美容クリニック
熱海院院長 小林美幸さん

1999年に東京女子医科大学医学部卒業後、大学病院・医療法人にて皮膚科医としてのキャリアを重ね、2006年に聖心美容クリニック入職。2013年、聖心美容クリニック熱海院院長に就任。皮膚科領域のスペシャリスト。日本皮膚科学会会員、日本美容皮膚科学会会員。

サウナで乾燥肌になってしまうのは“皮脂膜”が原因?

ついつい長居してしまうサウナだが、なぜサウナに入ると乾燥肌になりやすいのだろうか?

小林さん「サウナで乾燥肌が引き起こされる要因には、皮脂膜の減少が関係しています。長時間、サウナやお風呂に入った後の皮膚は柔らかくなり、通常の皮膚よりも摩擦の影響を受けやすくなっています。この状態で、体をゴシゴシこすってしまうと、皮膚のバリアー機能が壊れてしまうのです。

バリアー機能が衰えると角層がめくれあがり、皮脂膜も減少してしまいます。皮脂膜とは、皮脂腺から分泌される皮脂と、汗腺から出る汗によって構成された、肌表面の薄い皮膜のこと。皮脂膜は刺激から肌を保護し、水分を保つ役割を持っています。皮脂膜があることで、肌にハリや潤いは生まれるので、この皮脂膜が減少することで、水分は奪われ、乾燥しやすい皮膚になっていきます。

特に、年齢を重ねると皮膚も老化で薄くなっていますから、昔と同じようにこすっているだけでも、皮膚バリアーは壊れやすくなります。さらに、サウナでは通常よりもたくさん汗が出て身体の水分が失われた状態になるので、より肌の乾燥が加速してしまうのです」

サウナ中のポイントは「水分補給」と「やさしく身体を洗うこと」!

乾燥肌にならないために、サウナで気をつけるべきポイントは、どのような点だろうか?

小林さん「サウナ中は通常のお風呂よりも汗が出るため、体の水分を失いがち。入浴前にはしっかりと水分補給を心がけましょう。また、入浴後も、コップ一杯のお水を忘れずに。流した汗の分だけ、こまめに水分をとってください。

サウナ後、体を洗ったり垢擦りをしたりする際には、ナイロンタオルを使用してゴシゴシ身体をこするのは、控えたほうが良いでしょう。製品にもよりますが、ナイロンタオルは繊維が固いため皮膚を傷つけてしまい、皮膚の保湿力を奪ってしまう可能性が考えられます。温まり柔らかくなった皮膚は、力を入れずに優しく泡で洗うよう心がけましょう。

強くこすらないと洗浄力が不安…という方も多いですが、体の汚れはゴシゴシこすらなくても十分に落ちるもの。洗いすぎるとナイロンタオルによる皮膚炎を起こすこともあるので、気をつけてください。汗を拭く際も同様で、タオルで優しく押さえるように水滴をとると、皮膚が傷つきません」

サウナ後のスキンケアも怠らないことが重要

また、サウナ後もしっかりスキンケアを心がけることが、乾燥肌を防ぐためには大切なようだ。

小林さん「サウナから出た後の、肌の保湿も重要なポイントです。乾燥肌の方は特に、自分に合ったボディーローションやボディーミルクを見つけて、柔らかくなった肌に、油分と水分を与える気持ちでスキンケアを行いましょう。しっかり肌の保湿を行うことで、もっちりツヤのある肌に変化して、見た目も若返りますよ!」

最後にアドバイザーからひと言

「気持ち良いと思っても、皮膚は知らず知らずのうちに傷ついています!」

Text by Akeno Kataoka(Seidansha)
Edit by Kei Ishii(Seidansha)

取材協力
小林美幸

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