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若い心を持ち続ける大人の男たちへ──BMW X2デビュー

BMWにおいて『X』はSUVのシリーズを意味する(BMWはSUVを「SAV=スポーツ・アクティビティ・ヴィークル」と表記する)。『3シリーズ』のSUVは『X3』ということだ。現在は『X1』『X3』『X4』『X5』『X5M』『X6』『X6M』の7車種だが、ここに新たなライナップとして『X2』が加わることになった。すでに写真と概要は発表済みで、実車の公開が待たれていたが、年初のデトロイトモーターショーでついにアンベールされた。

BMW『X2』は、クーペの『2シリーズ』をベースにした流麗なデザインを持つSUV

『X2』は『2シリーズ』のSUVモデルになる。ちなみに、『2シリーズ』は『1シリーズ』のクーペバージョンだ。これは、『3シリーズ』に対する『4シリーズ』、『5シリーズ』に対する『6シリーズ』といった関係性にあたる。

『X2』は、『X1』と『X3』の間を埋めるモデルで、これで今後発売される『X7』と併せ、BMWのSUVがすべて出揃うこととなった。

クーペの『2シリーズ』がベースとなっているだけあり、SUVでありながらリアへと下るように流れるルーフラインは、スポーティーな印象。また、よく見ると伝統のキドニーグリルの形状も少しだけ変化している。

内装では、さまざまな先進デバイスが採用された。オプションだが、「フルカラーヘッドアップディスプレー」や「インテリジェントボイスコントロール」「BMWコネクティッドドライブ」などが搭載されている。

BMW MとBMW Xの設計要素をひとつにした新しいグレード、『MスポーツX』に注目

現在明らかになっているモデルは、ベースモデルの『X2』、そして『X2 Mスポーツ』『X2 MスポーツX』の3タイプだ。

『X2 Mスポーツ』は、BMW M社が手がける走りに特化した『Mモデル』ではなく、特別装備を搭載したスポーティーなカタロググレード。事前のプレスリリースでは、フロントスポイラーに「ダークシャドウ」のデザインエレメント、ボディカラーと同色のホイールアーチトリムとサイドスカート、19インチ、またはオプションとなる20インチのM専用ホイールなどが追加される。

『X2 MスポーツX』は、これまでにないグレードだ。プレスリリースによれば、「The latter brings together design elements from BMW M and the BMW X family.(BMW MとBMW Xファミリーのデザイン要素をまとめたもの)」とされている。

こちらは、フロントスポイラーに「フローズングレー」のデザインエレメントを採用。ホイールアーチトリムとサイドスカートはフロントスポイラーと同色のフローズングレーが採用され、ボディと塗り分けられている。

『X2』の駆動方式はFFと4WDの2つ、エンジンは2.0L 4気筒のガソリンとディーゼル

ライナップは駆動方式とエンジンで分かれそうだ。駆動方式はFFの「sDrive」と4WDの「xDrive」の2つ。エンジンは、「sDrive」に直列2.0L 4気筒ガソリンエンジンの「20i」を、「xDrive」には直列2.0L 4気筒ディーゼルエンジンの「20d」「25d」をそれぞれ搭載する。

パワーは、「20i」の最高出力が141kw(192hp)/5000-6000rpm、最大トルクは280Nm/1350-4600rpm。「20d」の最高出力が140kw(190hp)/4000rpm、最大トルクは400Nm/1750-2500rpm、「25d」の最高出力が170kw(231hp)/4400rpm、最大トルクは450Nm/1500-3000rpmとなっている。

トランスミッションは、「20i」に「7速ステップトロニック デュアルクラッチ」、「20d」と「25d」には「8速ステップトロニック」が組み合わされた。

また、2018年前半には、「sDrive」に「18i(ガソリン)」と「18d(ディーゼル)」、「xDrive」には「20i(ガソリン)」と「18d(ディーゼル)」がそれぞれ追加される予定だ。

BMW『X2』は、いつまでも若い心を持ち続ける大人のカーガイにぴったりの一台

BMWによると、『X2』のターゲットは都市部に住む若年層だという。

ボディサイズは、全長×全幅×全高が4360×1824×1526mm、ホイールベースは2670mmと、『X1』よりさらにコンパクト。たしかに、これならば都市部でも扱いやすく、日本の狭い道でもジャストサイズなので人気が出そうだ。

ちなみに、「若年層」という表現だが、この若さは年齢ではなく、リリースでは「young and young-at-heart」と明記されていた。

いつまでも若い心を持ち続けるカーガイにぴったりの一台ではないだろうか。

Text by Tsukasa Sasabayashi
Photo by (C) BMW AG
Edit by Takeshi Sogabe(Seidansha)