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第5回 | ダイエットに新たな趣味に「ロードバイク」入門編

達成感と非日常が魅力! ロードバイクでツーリングに出かけよう

ママチャリが生活圏内を移動するための乗り物なのに対して、ロードバイクは遠くまで快適に高速移動できるのが魅力。乗りこなせるようになってみたら、ロードバイクの醍醐味ともいえるツーリングに出かけてみよう。とはいえ、公道を長時間走行するツーリングにはルールがつきもの。ロードバイクでのツーリングを安全に楽しむためのルールについて、サイクリストの日向涼子さんとともに予習をしておこう。

■今回のアドバイザー
サイクリスト、モデル
日向涼子

ヒルクライムレースでの入賞経験を持つなど、モデルにして本気のサイクリスト。モデルとしてCMや雑誌で活動する一方、アスリートフードマイスターとしてサイクルイベントのMCや一般企業での講演など、マルチに活躍中。欧州二大グランフォンド「エタップ・デュ・ツール」「ラ・ピナ・サイクリングマラソン」も完走。書籍に「<坂バカ式>知識ゼロからのロードバイク入門」(SB新書)、日向涼子のヒルクライムナビ (エイ出版社)」がある。

心と体がリフレッシュする、ツーリングのパワー

健康やメカいじりが目的でロードバイクを始める人のなかには、「ツーリングにはあまり意欲が湧かない」「遠出するなら車や電車を使うほうがいい」と思う人もいるかもしれない。しかし、「ロードバイクを始めるならば一度はツーリングに出かけてみてほしい」と日向さん。

日向さん「ロードバイクを趣味にする上で、最も病み付きになるのがツーリングです。観光地や景勝地へ行って非日常感を味わう、というのももちろん楽しみのひとつではありますが、メインはそこまで行くプロセス。遠い目的地まで自分の力で移動する達成感が格別なのです。ツーリングは長時間にわたる有酸素運動なので、脂肪燃焼できるのも嬉しいところ。

さらに、太陽を浴びる、リズム運動(ペダリング)をすることは、セロトニン神経を活性化させメンタル強化に効果があるといわれています。心と体のどちらも健康になるのが、ロードバイクでのツーリング。私自身も仕事のことで落ち込んでいる時にはロードバイクで走るようにしていますが、不思議と『まあいっか』と楽観的になれるんですよ」

ツーリングの基本ルールは「迷惑をかけないこと」

心身の健康、美しい景色、極上の達成感…。楽しいことばかりのツーリングだが、注意すべきこともたくさんあるそう。

日向さん「ロードバイクの醍醐味であるツーリングですが、公道で走る以上、他人に迷惑をかけないための注意が必要不可欠です。具体的には、次のようなルールをしっかり頭に入れておきましょう。

【1.道路交通法を守る】
これは大原則です。信号を守るのは当然ですが、右折方法にも十分注意を払いましょう。時々、車のように右折レーンを使用し右折をしている人を見かけますが、これは間違い。道路交通法では『軽車両は、右折するときは、あらかじめその前からできる限り道路の左側端に寄り、かつ、交差点の側端に沿って徐行しなければならない。』とあります。信号機の有無にかかわらず、必ず二段階右折を行いましょう。

【2.手信号を覚える】
自分が次にどういった動きをしたいのか、他の人に伝える必要があります。そのために手信号(ハンドサイン)を覚えましょう。基本的なものだと、左方向に片手を伸ばして『左折』。右方向に片手を伸ばして『右折』。片手を斜め下に伸ばして『停止』などがあります。ただし、手信号のために片手を離すことでバランスを崩す場合には安全運転義務の方が優先されるため、無理に行わなくても構いません。その場合には、『左へ行きます!』『停まります!』など、声を出して自分がどうしたいのか伝えると、周囲も安心して走行ができます。

【3.集団走行時の声かけ】
ロードバイクは集団で走ると空気抵抗が減り楽に走れますが、仲間ではない人に無言で後ろにつく行為は嫌がられます。特に女性の後ろに無断でつくと、不審に思われることもあるため注意しましょう。向かい風が強く、助け合った方が良いと判断した場合、『交代で走りませんか?』と一声かけ、相手が了承してくれた場合には縦列で走りましょう。

また、急ブレーキは緊急時以外には使わないようにしましょう。他の人を驚かせてしまうだけでなく、自身の落車の危険もあります」

持っていくべきアイテムは、工具と羊羹!?

周りに迷惑をかけないよう、安全に楽しむことが大切となるツーリング。様々な不測の事態に備えて、持ち物も万全の準備で挑もう。

日向さん「身軽さが魅力のロードバイクですが、遠出するツーリングでは最低限の持ち物は必要です。特に、面倒でもメカトラブルがあった場合に対応できる工具一式は必需品。パンク修理に必要なタイヤレバー、チューブ、携帯ポンプは必ず持って走りましょう。

また、ツーリング目的地で美味しいものを食べようとプランする方は多いですが、コース上に売店や飲食店がなかったり、予定していた飲食店が休みだったりといった予期せぬ事態も起こり得ます。ハンガーノック(ガス欠)を防ぐためにも、補給食はあったほうがいいでしょう。

スポーツ用品店に売られているエネルギー補給用のゼリーもいいですが、オススメなのは和菓子。コンビニで売られているミニ羊羹はロードバイク愛好家がよく買うアイテムのひとつです。どら焼き、豆大福も人気ですね。マドレーヌやバウムクーヘンなどの焼き菓子でもいいのですが、脂質が高いので糖分の吸収が遅れます。スムーズなエネルギー源の補給を考えると、和菓子はよくできているんですよ」

初心者だからこそ、事前の準備はしっかりとしておきたいもの。ルールを頭に入れておくだけでなく、持ち物のチェックや、コース上のコンビニやトイレの場所なども事前に把握しておこう。下準備をするために持ち物や地図を確認している時間も、遠足が待ちきれない子供の頃のようなワクワクした気持ちに戻って楽しめそうだ。

最後にアドバイザーからひと言

「ルールを守って安全なツーリングを楽しんでください!」

Text by Takumi Arisugawa

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サイクルコンシェルジュ
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<坂バカ>式 知識ゼロからのロードバイク入門 (SB新書)

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