モテる40代の遊びガネ錬金術/40男の片手間投資!? 2015年注目の投資対象
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40男の片手間投資!? 2015年注目の投資対象

アベノミクスによる円安傾向や原油価格の急落により、今年も大きな変化が続いている日本経済。全体的には、まだまだ不況を脱却できない状況だが、そんな中でも選び方次第で利益を出すことができる投資対象があるいという。ストラテジストの小川佳紀さんに、2015年の動向を踏まえ、仕事の合間にでも実践できる、手軽に利益を得やすい投資対象を教えてもらった。

■今回のアドバイザー
 ストラテジスト 小川佳紀さん

岡三証券にて4年間リテール営業に従事し、2009年にフィスコへ入社。2014年岡三証券に戻り、現在は投資戦略部の日本株式戦略グループ所属。ファンダメンタル、テクニカル、需給面に限らず、世界を見据えた銘柄選定に定評。IPOでも独自のリサーチ力に強み。日本証券アナリスト協会検定会員。

2015年、もっとも“楽に”利益を得られるのがETF

小川さん「今年、もっともアベノミクスの恩恵を受けるのは株式投資。2012年末からスタートした『アベノミクス相場』と呼ばれる株価の上昇相場は、今年も続く可能性が高いと考えられます。政府と日銀がタッグを組んで金融緩和を推し進めているので、今年も『円安・株高』の傾向は変わらないでしょう。

仕事をしながら副業的に、なるべく“楽な”投資をするならば、2万円台の回復も見込まれている日経平均(日経225)や東証株価指数(TOPIX)など、株価指数に合わせて価格が変動する上場投資信託(ETF)がオススメ。ETFならば、個別株の株価のように細かくチェックする必要がありません」

ドル高・円安が続く中で利益を得やすいFXにも注目

小川さん「株式投資以外では、外貨為替証拠金取引(FX)にも注目しておきたいところ。前述したように、今年は円安が続く可能性が高いので、FXや外貨株式、外国債券などの外貨建て資産は要チェックです。

現在アメリカは景気回復を背景に政策金利の引き上げを目指しています。一方で、日銀は3度目の追加金融緩和を行う可能性も十分ありえます。このように、日米の金融政策の方向性が真逆なときこそ、為替市場ではドル高・円安が起きやすいんです」

株式投資、FXともに “原油価格の急落”には要注意!

小川さん「ここで注意すべきなのが、2014年末から続く原油価格の急落。日本のように原油の輸入に頼っている国にとっては景気の追い風となりますが、ロシアなどの産油国では、景気減速が避けられません。このまま原油価格が下がり続ければ、世界経済の成長が鈍化する可能性が高まり、結果的に日本の株価にも悪影響があるおそれもあります。

また、FXに影響するのも原油価格。これまでは金利が高くハイリターンが狙えることでオーストラリアドルの人気が高かったのですが、オーストラリアも原油原産国なので景気の低迷が危ぶまれます。FXはご存じの通り、リターンも大きい分、リスクもある程度ある。このように、FXを始める場合には、資源国の通貨の動向に注意が必要です」

利益は薄いが安全な投資対象となる「国債」

小川さん「ちなみに、2015年の投資であまり期待できないのが『国債』です。安全投資としては問題ありませんが、日銀が国債を買いまくっているので金利は低下傾向。当面金利は上がりません。さらに、年始以降は個人で購入できる長期国債(10年利付国債)の利回りが急上昇したと思えば下降するなど、金利動向が非常に不透明なのも不安要素のひとつです」

最後にアドバイザーからひと言

「『分散投資』がいいという話もありますが、分散のしすぎは余計なコストがかかる場合もあります。自分が信じた金融商品があるなら、いくつかに絞って投資するのが望ましいでしょう」

Text by Miki Ohnuki(Seidansha)