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第6回 | 「新陳代謝」を上げるダイエット方法

40男が本当に意識すべきは? 「代謝」の種類と基本を理解する

加齢とともに低下すると言われる「代謝」。男のダイエットでも、まず意識すべきキーワードだが、その「代謝」にいくつか種類があることを知っている人は意外と少ないはず。ダイエットだけでなく健康的な生活を送る上でも知っておきたい、代謝の基礎知識を専門家に聞いた。

■今回のアドバイザー
ダイエットコーチ
小林一行さん

日本メンタルダイエット協会代表・チーフメンタルダイエットコーチ。ダイエットを「つらく、苦しいもの」から「明るく、元気なもの」に変えるノウハウを広めるため、ダイエットセミナーや講演等を多数開催。著書に『なぜ一流の男の腹は出ていないのか?』(かんき出版)など多数。

基礎代謝のほかにもある「代謝」の種類と働きを確認

ダイエットや体型維持には欠かせない「代謝」。小林さんによれば、人間の代謝は3種類に分類することができるという。

小林さん「代謝とは、人間が生きていく上で必要なエネルギーの消費活動のこと。大きく分けて『基礎代謝』『生活活動代謝(運動代謝)』『DIT(食事誘発性熱生産)』の3種類があります。

まず『基礎代謝』とは、心臓や内臓を動かしたり、筋肉や髪、肌などの組織をつくったりなど、人間の生命維持活動に必要なエネルギー消費のこと。安静にしていても代謝は行われており、消費エネルギー全体の約70%を占めています。

次に『生活活動代謝(運動代謝)』とは、体を動かすことで消費されるエネルギーのことです。筋トレやスポーツのほか、通勤や家事などの日常的な動作によるエネルギー消費も含みます。これは全体の約20%程度に当てはまります。

最後に『DIT(食事誘発性熱生産)』は、食べた物を消化・吸収する時に消費されるエネルギーのこと。温かいものや辛いものを食べた時に、汗を掻くこともこれに当てはまり、全体の約10%に該当します。

これら3種類の代謝によって、成人男性は1日に約1500〜2000kcalを消費していると言われます。ダイエットには、この代謝を上げることが必要不可欠。逆に、代謝が落ちることで太りやすい体になってしまうのです」

40男の代謝アップは効率を重視。相乗効果をねらえ!

「代謝の7割を占める『基礎代謝』は、加齢とともに落ちていく」と、小林さん。「確かに、若い頃より太りやすくなっている…」と実感する40男に、アドバイスは?

小林さん「40男は、代謝を“効率良く”アップさせることが大切です。たとえば『エポック効果』とは、運動することによって筋肉が活性化して全身の血行が良くなり、体温が上がるため、基礎代謝までアップする相乗効果のこと。具体的には、朝に10分程度の運動をすることでも、その日1日の代謝効率を上げることができます。また、DIT(食事誘発性熱生産)は、リラックスしながらよく咀嚼することや、タンパク質の多いものを食べることで消費率が上がることが判明しています。代謝は、工夫次第で維持することはもちろん、上げることも可能なのです」

メンタル、体調も良好に! ダイエットだけじゃない代謝アップの効果

「代謝アップの効果は、ダイエットだけにとどまりません」という小林さん。

小林さん「代謝を上げれば体や脳が活性化するため、体調やメンタルにも好影響が見られます。その結果、仕事のパフォーマンスが上がったり、プライベートも精力的に過ごしたりすることができます。また、細胞が活性化するためアンチエイジングにも効果的と、メリットは多岐に及びます。代謝は、痩せたい人だけの関心事ではありません。ダイエット目的でない方も、日頃から代謝アップを意識して過ごしてみてください」

最後にアドバイザーからひと言

「体調やメンタルにも直結している代謝。やりがいを持って元気に過ごすことも、代謝アップの秘訣です!」

Text by Mai Tachikawa(Seidansha)
Edit by Kei Ishii(Seidansha)

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