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第15回 | ルノーの最新車デザイン・性能情報をお届け

クリオR.S.18──ルノーF1マシンと同名のホットハッチ

サッカーや野球のファンは、応援するチームのウェアやカラーを身に着けて声援を送る。モータースポーツも同じだ。モンツァで開催されるF1のイタリアGPでは、ティフォシと呼ばれる熱狂的なフェラーリファンがスタンドを真っ赤に染める。そして、彼らがフェラーリに乗りたいと願うように、ルノーF1のファンなら、チームのカラーリングが施された高性能モデルに乗りたいと思うに違いない。『クリオR.S.18』は、ルノーF1のマシンをモチーフにした限定車だ。車名の「R.S.18」は、2018年のF1を戦うルノーF1のマシンの名称、そのものである。

ルノー・スポールの最も高性能なホットハッチがベースの限定車『クリオR.S.18』

ルノーF1チームは、2018年シーズンを戦うマシン「R.S.18」を2月20日に披露した。

チャンピオンになるために、2016年から3カ年計画でマシンとチームを強化してきたルノーF1チームにとって、このマシンは王座を狙う極めて重要な一台となる。そのお披露目に先がけて1月に発表されたのが、限定モデルの『クリオR.S.18』だ。

ベース車両は、『220 EDC Trophy』(日本名『トロフィー』)。ルノーのモータースポーツ部門「ルノー・スポール(R.S.)」が手がけたホットハッチ『クリオR.S.』のなかでも、最もハイパフォーマンスを誇るモデルだ。なお、『クリオ』も本国の名称で、日本では『ルーテシア』として販売されている。

『クリオR.S.18』には、この『220 EDC Trophy』にルノーF1のマシンを彷彿とさせるカラーリングを施し、専用のインテリアが与えられている。

ルノーF1を彷彿とさせるディープ・ブラック×リキッド・イエローのカラーリング

ボディカラーは「ディープ・ブラック」の1色のみ。18インチのアルミホイール、フロントグリル、ルノーエンブレムも同じブラックで統一された。

目を引くのは、バンパー内のブレードやサイドモール、ホイールセンターに見られる「リキッド・イエロー」のパーツだ。

もともと『クリオR.S.』のフロントブレードはF1マシンをモチーフにデザインされているため、特にこのカラーリングがよく似合う。チェッカーフラッグを模したデザインのフォグランプユニットも、コンペティティブなイメージをより強く印象づける。

フロントのドアパネルとルーフには「R.S.18」「R.S.」のロゴ入りデカールが誇らしげに貼られている。

エクステリアと同様にブラックで統一されたインテリアは、レザーとアルカンターラ仕上げだ。ステアリングもレザー&アルカンターラで、アクセントとしてレッドステッチが施された。カーペットマットも専用品である。

コクピットのエアベント(吹出し口)にはカーボンファイバー素材を使用し、よりレーシーな雰囲気を演出。また、一台一台にシリアルナンバーが刻印されるという。

『クリオR.S.18』アクラポビッチマフラーも装備、日本導入台数は数十台になる!?

メカニズムは『220 EDC Trophy』と同型のものをそのまま採用した。

つまり、最高出力220ps、最大トルク260Nmを発生する、1.6Lの4気筒ガソリンターボエンジンである。このエンジンは、トルクブースト機能により最大トルクを280Nmまでアップさせることが可能だ。

トランスミッションは、『220 EDC Trophy』用に変速スピードが30%早められた6速EDC(エフィシエント デュアル クラッチ)。『クリオR.S.18』の特別装備として「Akrapovic(アクラポビッチ)」のエグゾーストシステムを備える。

『クリオR.S.18』は、まずヨーロッパで2018年前半に発売され、追って日本にも上陸する予定だ。価格は『ルーテシア R.S.トロフィー』が329万円なので、350万円前後だろうか。

導入台数は、おそらく数十台の少量となるはず。ルノーF1のファンにとっては、間違いなくコレクターズアイテムとなるだろう。F1マシンと同じ名の特別な“マシン”を手に入れたいなら、発売のニュースを見逃さないようにしたい。

Text by Muneyoshi Kitani

Photo by (C) Renault

Edit by Takeshi Sogabe(Seidansha)

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