LAのショービズ界の歴史を目撃してきたシャトー・マーモント
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シャトーマーモントはセレブ御用達のお城風ホテル!人気の理由は?

この季節になると、ゴールデン・グローブ賞、グラミー賞、アカデミー賞などの授賞式が続き、世界中からセレブが集まり賑わいを見せるロサンゼルス。そこで、そんなロサンゼルスにある授賞式常連のセレブたちに愛されるスポットを4回に渡って掲載する。第1回目は、彼らが愛してやまないホテル「シャトー・マーモント」を紹介しよう。

その名の通り、お城のような外観が印象的なシャトー・マーモントは、ジョニー・デップやキアヌ・リーブス、ロバート・デ・ニーロが長期滞在どころか、住んでいたホテル。お騒がせセレブのリンジー・ローハンが、47日間の宿賃と部屋につけた飲食代など約4万6000ドルを滞納したとして立ち退きを通達されたホテルでもある。 元々アパートだったので、各部屋にはキッチンがあり、コテージやバンガローはゲストハウスや自宅のような住み心地だとか。ロサンゼルスを拠点としていないセレブが、ハリウッドで長期撮影があるときの滞在に利用するのも納得だ。  お城のような外観がこのホテルの特徴だ お城のような外観がこのホテルの特徴 そんなセレブ御用達の証拠映像と言えるのが、映画『SOMEWHERE』。ソフィア・コッポラ監督の同作品は、スティーヴン・ドーフ演じるハリウッド・スター、ジョニーの元に疎遠にしていた娘クレオ(エル・ファニング)が押しかけ、しばらく一緒に生活することで自分を取り戻していく姿が描かれるが、ジョニーが住まいにしていたのがシャトー・マーモントだ。映画の撮影も実際に同ホテルで行われた。 ソフィア・コッポラ監督の映画『SOMEWHERE』。主人公は、このホテルでの娘との生活で自分を取り戻していく。 ソフィア・コッポラ監督の映画『SOMEWHERE』。主人公は、このホテルでの娘との生活で自分を取り戻していく Photo by Merrick Morton (C)Universal Pictures 外見もお城風なら、内観もしかりで、フロントデスクの先にあるラウンジは、まるでお城の大広間のような内装。バーと庭園にあるレストランもセレブ御用達で、スカーレット・ヨハンソンとロバート・パティンソンが一緒に食事していたという目撃情報があるほか、ブリトニー・スピアーズやブラッドリー・クーパー、ジェニファー・ラヴ・ヒューイットがそれぞれデートに使ったり、キルスティン・ダンストが家族で食事する姿や、ケイティ・ペリー、レディ・ガガ、パリス・ヒルトン、エマ・ロバーツ、さかのぼれば、レッド・ツェッペリンやハンフリー・ボガートもここでキャッチされている。 シャトー・マーモント 雰囲気の良いロビーに気分が高まる シャトー・マーモント バンガローにはセレブたちも体感したLAの空気が流れる フロントデスク先のラウンジはヨーロッパの お城の内装のよう。 ヨーロッパにいるような気分になるバー 庭のレストランで食事をすれば、隣の席にセレブがいることも… 庭のレストランで食事をすれば、隣の席にセレブがいることも… また、常連とされるジェームズ・フランコの気に入りようは尋常ではなく、映画『理由なき反抗』とジェームズ・ディーンをテーマにした現代美術館のエキシビションのためにレプリカまで作ったほど。 ちなみに、『理由なき反抗』のヒロイン、ナタリー・ウッドが同作の監督ニコラス・レイと密会(当時、ウッドは16歳、レイは40代半ばだった)したのもこのホテルだと言われている。往年の映画ファンなら、『ブルース・ブラザース』のジョン・ベルーシが薬物の過剰摂取で亡くなったホテルとして耳にしたことがあるだろう 。 こんなにもセレブ達に愛され続けるシャトー・マーモント。その理由を体感するべく、一度は泊まってみたい。そんなホテルだ。

Text by Izumi Hasegawa

Top Image:LAのショービズ界の歴史を目撃してきたシャトー・マーモント Photo by Yoko Maegawa (C)HollywoodNewsWire.net Top Image 以外のホテルの写真 Photo by Nicolas Koenig (C)Chateau Marmont