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第4回 | 「新陳代謝」を上げるダイエット方法

食べ方を意識するだけで代謝UP!? 話題の「DIT」とは

ダイエットや健康のためには代謝UPを意識することが大切。しかし代謝の中には種類があり、その中でも最近注目を集めているのが「DIT」と呼ばれる、食事の際に消費される熱量だ。このDITを意識するだけで代謝UPが見込めるというが、具体的な方法とは? 専門家に話を聞いた。

■今回のアドバイザー
JDHA ⽇本ダイエット健康協会認定
ダイエットプロフェッショナルアドバイザー
⼟崎翔さん

⾃⾝のダイエット経験から⾷や栄養に興味関⼼をもち正しいダイエットを1⼈でも多くの⽅に広めるため2年前から活動を開始。約500⼈のカウンセリングを経験し現在は「⼼」「体」「⾷」の3つを調律させる三位⼀体の幸せになるためダイエット理論を展開中。⾃⼰分析ワークやほめることの重要性などを伝えるユニークなダイエットカウンセリングを実施。現在は「野菜カルタ」の製作など⾷の重要性を伝える活動も⾏っている。

基礎代謝が落ち始める40男こそ意識しておきたい「DIT」とは?

運動をしなくとも、そのしくみを理解すれば、カロリー消費アップが期待できるというDIT。そもそも、どのようなものなのだろうか?

⼟崎さん「⼈間は⽣きるために⾷事から『エネルギーの源』を摂取しています。摂取したエネルギーの源を消費したり、活⽤したりすることを『代謝』と呼ぶわけです。ちなみに、摂取物を体内で分解して栄養素とし、それを各組織に送って、脳や内臓、血液、筋肉、皮膚、髪、体脂肪などをつくる働きも『同化作用』と呼ばれる代謝のひとつ。つまり、体脂肪を作ることも代謝なのです。

みなさんが興味をもっているのは、エネルギーとして消費される代謝のほうではないでしょうか。こちらの代謝は『異化作用』と呼ばれており、さらに3つに分類することができます。ひとつは、⼼臓を動かしたり、体温を維持したりするために使われる『基礎代謝』で、じっとしていても⽣きるために消費されるもの。もうひとつは⾛ったり移動したりと、⽇常⽣活において活動する際に消費される『⽣活活動代謝』です。

そして3つめが今回のテーマである『DIT』。これは、“Diet Induced Thermogenesis”の略で、日本語では『⾷事誘導性体熱産⽣』と呼ばれています。⾷事をしたら、⾷べたものは消化・吸収され各部位に運搬されていきますが、DITはその際に消費される熱量のこと。DIT消費を⾼めると、エネルギーの消費量が増え、脂肪燃焼効率が上がり太りにくくなると⾔われています。ダイエットを頑張りたい⼈は、ぜひDIT消費を⾼めることを意識されるとよいと思います」

ポイントはよく噛むこと! タンパク質を意識した食事も◎

では、具体的にDIT消費を⾼めるにはどうすれば良いのか。土崎さんは、普段の「食事」の仕方を意識する必要があるという。

⼟崎さん「DIT消費を高めるため、まず意識すべきは、人間の体に備わっている“自律神経”でしょう。自律神経は、体を活動モードにする『交感神経』とリラックスモードにする『副交感神経』からなっています。食事の際には、エネルギー消費を高める交感神経を刺激させることがポイントです。そのためにオススメしたいのが、『よく噛んで食べる』ということ。噛むことで交感神経が刺激されるため、体のエネルギー消費も⾼まるのです。

よく噛んで⾷べるには、流動⾷よりも固形物を積極的に摂ることがポイントになります。一口あたり何回咀嚼するか回数を決めるのも良いですね。よく噛んで⾷べると通常より消化吸収されやすくなるので、栄養素を効率よく摂り⼊れることができるのもメリットです。あと、⼀⼈で寂しく黙々と⾷べるより、家族や友⼈と楽しく⾷べることで、交感神経も刺激され消費エネルギーが増えますよ。

また、摂取したカロリーのうち、糖質は6%、脂質は4%、たんぱく質は30%がDITとして消費されます。つまり、タンパク質の摂取量を増やせば、DIT消費を高めるのを助けてくれるのです。さらに、温かいものや辛いものを食べると、体が温まって⾎⾏が促進され循環がよくなるので、DITも上がるとされています。DITは朝が⼀番⾼く、夜になるにつれて徐々に下がっていくため、夕食もなるべく早い時間に済ませることが望ましいですね」

DITを意識した食べ方は忙しい40男でも簡単に実践できる! 

体の衰えを感じ始める40代。DITを意識することは、今後の健康のためにも大切だ。

⼟崎さん「40代男性は公私ともに充実期を迎える⽅が多いでしょう。ただ、それと同時に健康⾯の不安を抱える⼈も増えてくる年代です。健康が⼤事だと理解していても、毎⽇忙しく過ごすことなどを理由に、⾷事も不規則・不摂⽣になりがちの人も多いのではないでしょうか。DIT消費を⾼めるための食事法は⼿軽に実践しやすいのがメリット。50代、60代と健康でさらに⼈⽣を楽しむためにも、できることからひとつずつ継続していただければと思います」

最後にアドバイザーからひと言

「仲の良い人たちとリラックスして食事をしたらきっと“美味しい”と感じるはず。美味しいものを⾷べてもDITは上がりますよ」

Text by Mai Matsubara (Seidansha)

Edit by Kei Ishii(Seidansha)

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ダイエットアドバイザー⼟崎翔

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