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- カッコいいエイジング考察 -

カッコいい薄毛とそうでない薄毛の線引きは?

昔はフサフサだった髪の毛も、気づけばだんだんと減っていく…。加齢にともなうもののひとつとして、“薄毛”はその代表格だ。日本ではネガティブに捉えられがちな薄毛だが、海外では「精力が強い」とか、「男らしい」とか、モテの象徴とされることがあるし、日本人にも薄毛だけどカッコいい人はいる。同じ“薄毛”グループにもかかわらず、こうした差が出てくるのはなぜだろう?

少しでも多く見せたい…その“見栄”が逆効果に!?

「髪だけではなく、体も含めたトータルで考えると、首や肩回りがしっかりしている人、つまり恰幅がいい人は薄毛でも違和感なく、かっこよく見えやすいです」。そう話すのは、表参道にあるヘアサロンOLTA代表の後藤泰さん。

「ガッシリ体型の人が似合う」というのはわかる気がするのだが、体も含めてとなると、なかなかすぐにどうこうできる問題ではない…。そこで、こんなことをしている薄毛の人は“カッコ悪い”というポイントを教えてもらった。

「少しでも多く見せたいという気持ちはわかるのですが…髪がまだ生えている部分だけを伸ばすというのはNG。自分では多く見せているつもりでも、伸ばせば伸ばすほど髪が生えているところと生えていないところのギャップが大きくなるので、余計に薄毛が目立ってしまいます。当然、髪が短いほうがギャップは小さくなるので、全体的に短めにしたほうがいいと思います」(後藤さん、以下同)

いわゆる“バーコード”と呼ばれるアレはやはりNGのよう…。せっかくあるのにもったいないと思わず、耳回りなども含めてきちんとカットしておくと薄毛が目立ちにくくなるそうだ。

「ふんわり立たせる」「後ろに流す」などスタイリングのコツは?

では、きちんとカットした髪はどのようにスタイリングすればカッコいい薄毛になれる?

「短い髪は立ち上がりやすいので、おでこを出して立たせ、少し長さがある場合は、後ろに流すといいです。そうすることで、自然に物足りない部分を隠すことができますよ。また、きちんとセットしてあげることで、清潔感も演出できるので、そういった意味でもおすすめです」

ちなみに、使用するスタイリング剤はツヤが出るものよりも、ドライな仕上がりになるものを選ぶといいそうだ。ツヤが出たり、ウェットな仕上がりになったりするスタイリング剤は髪がまとまって“ぺったり感”が出てしまうが、ドライな仕上がりになるものならば“ふんわり感”が出るのだとか。

また、「ギャップをなくす」ためには、もうひとつ別の方法があるという。

「髪の色がなるべく頭皮の色に近いほうが、馴染みはよくなります。多くの人は地毛の色が黒なので、肌色で明るい頭皮とのギャップが大きくなってしまいます。さすがに金髪にするというのは、会社員は難しいことだと思うのですが、今よりも少しだけ明るい髪色にするだけでも印象はグッと変わります」

髪の長さにしても、髪色にしても、どうやらキーワードは「ギャップ」のようだ。様々なギャップを小さくしていくことが、“カッコいい薄毛”につながるのだ。

Text by Haruki NUKUI(KOUMUTEN)