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第3回 | 冬の男のボディケア

スマホが原因で悪化することも! 40代の「ささくれ」ケア

冷たい風が吹きすさぶ冬。かじかむ指先には“ささくれ”が目立つ人も多いのでは? ハンドケアを怠りがちな男性は、ささくれが重症化することもあるという。そこで、ささくれの原因とケア方法について専門医に聞いた。

■今回のアドバイザー
野村皮膚科医院院長
野村有子さん

慶應義塾大学医学部卒業後、慶應義塾大学医学部皮膚科に入局。その後、神奈川県警友会けいゆう病院皮膚科に勤務し、さまざまな皮膚の病気の診断、治療を行う。1998年、横浜市に野村皮膚科医院を開業。

指先を酷使する現代、手の洗いすぎにも注意

爪周りの皮膚が硬くなり、皮がめくれる“ささくれ”に、頭を悩ませている男性は少なくない。ささくれができる理由はどこにあるのだろう?

野村さん「ささくれの大きな原因は、やはり“乾燥”。とくに男性の場合は手袋をせず、ハンドケアやスキンケアをしない人が多いので、重症化して皮膚科に通院するケースもめずらしくありません。重症化するとひどい痛みやかゆみと皮むけ、割れた皮膚からの出血もみられることもあります」

乾燥のほかにも、血行不良や“紙類に触る”などの外的刺激もささくれの原因となる。また、現代人の指先の荒れには特徴がある、とも野村さんは指摘する。

野村さん「スマホの使用やPC作業などで指先を酷使する現代人は、とくに指先が荒れやすい傾向があります。人差し指など特定の指だけに症状が出ている場合、スマホ操作時の摩擦が原因になっている可能性が高いのです。そのほかにも、手洗いや消毒のしすぎにも注意。必要以上の手洗いは肌荒れを招き、消毒液の使いすぎによってさらに悪化することもあります」

刺激が強い石けんなど、洗浄剤も肌の負担になることも。何事もほどほどが大切だ。

まずは自分の指を“他人目線”でチェックする「ハンドセルフィー」がオススメ

野村さんによれば、自分のささくれの重症度を自覚している人はあまり多くないという。そこでおすすめなのが“ハンドセルフィー”という手法だ。

野村さん「まず、指先をスマホのカメラで撮影します。撮影した画像の指先部分を拡大すると、肉眼では見えなかった細かな傷や荒れも見えてきて、ケアの必要性を感じることができます。画像を見て荒れている部分は重点的に保湿しましょう。ハンドクリームは惜しまずたっぷり使い、マッサージをするように塗ると効果的です。クリームを選ぶ際は血流促進効果が期待できる、ビタミンE配合のクリームがおすすめです」

お手入れを続け、再び指先を撮影して肌の状態の確認。これを習慣化すると良いという。

野村さん「また、手洗いの際は、33〜35度のぬるま湯で洗い、低刺激な洗浄剤を使います。手を洗ったあとにしっかりと水気を拭き取ることも大切です」

無理に皮をはぐのはNG! 傷口悪化の原因にもなりかねない

最後に、ささくれケアをする際の注意点を聞いた。

野村さん「間違っても、爪周りのささくれを無理矢理取らないように気をつけてください。無理に皮をとると出血を伴ったり、傷口から細菌が入ったりする危険性があります。ささくれが気になるときは、爪切りなどを使って短くカットしましょう」

最後にアドバイザーからひと言

「手はその人の人生を表します。特にビジネスマンは、名刺交換の際に指先に目がいくことも。自分では見えていなくても、意外と相手は見ているものです。ささくれがひどくなる前に、早めのケアを心がけましょう」

Text by Miki Ohnuki(Seidansha)

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