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まるで光のオブジェ。吉岡徳仁氏デザインの「ガラスの時計」

セイコーウオッチは、ISSEY MIYAKE WATCHプロジェクトの新たなモデルとして、デザイナー吉岡徳仁氏による「ガラスの時計」を発売した。分厚いガラスでケースを包み込む独自構造で、ガラス素材ならではの輝きが活かされた芸術作品のような腕時計だ。

自然の光を受けてガラスが輝きを放つオブジェのような腕時計

ISSEY MIYAKEによる総合ディレクションのもと、ISSEY MIYAKE WATCHプロジェクトは2001年にスタート。世界的に活躍するデザイナーたちが多数参加し、セイコーウオッチとのコラボレーションによって独自のデザインウオッチを次々と生み出してきた。

今回の「ガラスの時計」は16番目の作品で、同プロジェクトでもおなじみの吉岡徳仁氏がデザインを手がけている。幅広い領域で活躍し、研ぎすまされたガラス素材を用いてさまざまな立体造形を作り出してきた吉岡氏らしく、強化処理された無機ガラスを大胆に使用。ガラスの塊から生まれた光のオブジェのような腕時計が誕生した。
ダイヤルを包み込む分厚いカバーガラスは、美しい輝きが生まれるように、ひとつひとつを削り出しで加工したもの。ガラスに合わせるケースはステンレススチール製で、堅牢製や防水性を確保している。

透明なガラスの底に時計の針が閉じ込められたような姿は静寂さを感じさせるが、手に取るとその印象は一転。差し込む光線が輝きを放って周囲の風景を映し出し、表情豊かな時計へと変化する。

ガラスとは対照的な温かみあるカーフをストラップに使用

ガラス素材というとどこか冷たさを感じさせるが、ストラップには対照的に温もりを感じさせるカーフ(牛革)を使用。自然な風合いを重視するため、タンニンなめしを施した素材をオーガニック水染めで仕上げている。

また、着脱時に起こる不慮の落下を考慮し、中留はバンドが輪になる三つ折れ方式を採用。容易に着脱できるうえ、着脱をくり返すことによるダメージを最小限に抑え、ストラップが長持ちするように工夫されている。
ラインナップは全3種類あり、ダイヤル、ストラップともにブラックのNYAH002(写真左)のみ、ケースのステンレススチールに硬質コーティングが施されている。NYAH001(同中央)は、ダイヤルがシルバーでストラップがブラック、NYAH003(同右)はダイヤルがシルバーでストラップはナチュラルカラーとなっている。
ケースサイズはいずれも直径39mm、厚みが15.6mm。ジェンダレスなサイズなので、男女とも違和感なく使用できる。また、いずれも専用ボックスが付属する。

自らが使うだけでなく、パートナーへのギフトとしても相応しく、揃って身につけるのもいいだろう。光のオブジェを腕にまとって、時の流れとともに輝くガラスの表情豊かな変化を楽しんでみては?

Text by Fumio Miyata