40代のアク抜きダイエットテク/40代が押さえるべき「コンビニダイエット」の極意
- 【食べて痩せる!】実践したい食事法 -

40代が押さえるべき「コンビニダイエット」の極意

ランチの時間が取れなかったり、深夜残業の時にお世話になったりすることのあるコンビニフード。ダイエットには良くなさそうに思われがちだが、カロリーが可視化されているのでカロリーコントロールをしやすいなどの利点もある。そこで、コンビニを利用したダイエットの極意を管理栄養士の浅野まみこさんに伺った。

■今回のアドバイザー
 管理栄養士 浅野まみこさん

総合病院や企業カウンセリングにて1万8000人以上の栄養相談を実施。その経験を生かし、企業のコンサルティング、レシピ開発、飲食店や大手食品会社のヘルシー商品の考案、駅弁やコンビニ商品のプロデュースをはじめ、メディアや雑誌、講演など多方面で活躍中。「食生活が楽しいと人生が100倍楽しい!」をモットーに活動している。食と健康のコンサルティング・株式会社エビータ代表。「ズボラでも脱糖尿病 血糖値 上がらないのはどっち? (予約の取れないドクターシリーズ)」(アスコム出版)など著書多数。
http://e-vita.jp/

実はメリットがいっぱい! ダイエット中のコンビニ食品

浅野さん「男性に多く見られるNGな食べ方といえば、『ドカ食い』『早食い』『W炭水化物』。朝昼は食べずに夜だけ高カロリーな食事をしたり、昼を抜いた夕方に大盛りのラーメンを食べたり…身に覚えのある方も多いのではないでしょうか?このように食事の時間と食べる量にバラつきがあると、代謝を悪くさせる原因に。ダイエットの第一歩としては“食事のリズム”と“食事量”を意識するようにしましょう。

また、早食いを防ぐためには、野菜を最初にしっかりと食べることが大切。ラーメンライスやパンとおにぎり、などのW炭水化物も、ダイエットの観点では避けたいところです。

忙しくて、自炊の苦手な男性にとって、バランスのよい食生活は大変そうに思えますよね。そこでオススメなのがコンビニダイエット。コンビニ食品は、『24時間、いつでもほしい食材が手に入る』『カロリー表記のあるものが多い』『包丁を使わずに調理できる半調理品や食材が多い』『野菜メニュー選びやすい』といったメリットがあり、実はダイエットに向いているのです」

コンビニメニューは選び方が大切

浅野さん「しかし、なにも考えずにコンビニ弁当を買ったのでは、塩分高め、脂肪高め、糖質高めになってしまいがち。以下の5点のポイントに気をつけてみて下さいね。

1)弁当でなく、ビュッフェ気分で主食主菜副菜をそろえる
飲み物コーナーでお茶や炭酸水(無糖)を選んだあと、おかずを購入。サラダやカット野菜、おでんなどを選び、最後に主食としておにぎりやパンなどを選びましょう。お弁当ではなく自分でメニューを組み合わせることで、バランスも摂りやすく、量も調整できます。

2)味のついていないものを1品入れる
コンビニではどうしても塩分高めになるので、サラダやカット野菜、豆腐、卵など、味のついていないものを1つ入れましょう。ボリュームアップにもなります。

3)揚げ物は、ナゲットよりからあげ。衣の厚いものより薄いものを
調理品は加工が多いほど、糖質、脂質、塩分が高め。ナゲットのような加工肉ではなく、塊肉を選びましょう。また、衣は厚いほど油の吸収率があがります。衣の薄いもの、衣のないもの、衣をはがせるものを意識しましょう。

4)野菜を1品いれて、最初に食べる
食事のはじめに野菜のものを1品丸ごと食べましょう。サラダ1品。おでんの大根や昆布を買ったり、カット野菜1袋などでOKです。野菜を食べることで、「噛む」動作が発生します。その結果、唾液や胃液が分泌され、消化の準備が高まるだけでなく、満腹中枢が刺激し、食べ過ぎの防止になるのです。また、野菜の食物繊維が、糖質や脂質の吸収を抑え、余分な脂質は排泄する働きがあります。

5)炭水化物(糖質)は1個まで
ついつい『パンとおにぎり』『おにぎりとポテトサラダ』など、炭水化物(糖質)を重ねてしまいますが、W炭水化物は太る元。余った糖質は体内で中性脂肪と変えられ、太る原因となります。また、糖質の過多はむくみの原因の1つ。むくみがあるとダイエットを邪魔する要因になります。適量を意識しましょう」

体重の減少は長期的な視野をもって

浅野さん「毎日の食事の積み重ねで、カラダは大きく変わります。例えば、毎日の食事にクッキーたったの1枚(50キロカロリー)をプラスすると、1カ月で200g、半年で約1.5kg、1年で2.5kgと、知らないうちにどんどん体重は増加してしまうのです。

逆に考えれば、毎日クッキー1枚分(50キロカロリー)程度減らすだけで、1年間で体重はものすごく変わるということ。無理なダイエットや制限をするよりも、毎日ちょっとずつの意識が大切です」

最後にアドバイザーからひと言

「コンビニを便利に使って、“カラダマネジメント”しよう」

Text by Takumi Arisugawa

株式会社エビータ 浅野まみこ公式ブログ 『血糖値を下げる 夜9時からの遅ごはん: コンビニを味方に確実&楽チンレシピ! 』