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体に良いワイン?知れば飲みたくなる「オーガニックワイン」の話

11月はボジョレーヌーボーの季節。最近では、ヌーボーを祝う酒宴に日本産ワインやオーガニックワインも頻繁に顔をみせるようになりました。 今回はロハスの観点から「オーガニックワイン」についてお話ししたいと思います。

オーガニックワインとは?

オーガニックワインは、自然派ワインのカテゴリーの中で、有機栽培で育てられたブドウを使って醸造したワインのことです。

有機栽培・オーガニック・ビオロジックについて

有機栽培は日本語、オーガニックはOrganicで英語、ビオロジックはBiologique でフランス語です。

意味はすべて同じ。つまり、殺菌剤や殺虫剤などの農薬をはじめ、化学肥料を使わずに有機肥料でブドウを育てる栽培法のことなのです。

無農薬栽培と有機栽培の違い

有機栽培という単語を聞いたことがある方は多いと思いますが、どういったものなのかを詳しく知っている方は少ないのではないでしょうか?

似たような言葉に「無農薬栽培」がありますが、無農薬栽培と有機栽培には大きな違いがあります。

無農薬栽培はその言葉通り、農薬を使っていないということです。農薬以外に化学肥料も使っていない栽培方法で、化学肥料やいわゆる「人造堆肥」も使わない栽培法を言います。

細かい規定が定められている有機栽培

一方、有機栽培は無農薬栽培以上に縛りがきつい栽培方法なんです。
農薬、化学肥料、土壌改良材を2年間、果物なら3年間使用せず、堆肥で土作りした耕作地にて有機肥料で生産する方法のことを指します。

有機肥料というのは動植物質の肥料。糞尿や朽ち葉からの堆肥などのことを意味します。

そもそも、有機栽培地に隣接する土地でガンガンに農薬や化学肥料を使っていたら、その時点でもうアウト。認定を受けることはできないのだそうです。

一方、減農薬野菜や低農薬野菜は特別な機関による審査のない自己申告制。例えば、従来使っていた農薬量を5割以上減らせば減農薬になるとのこと。
無農薬は、育成期間中に農薬を使わなかったというだけで残留農薬などには触れていないのです。

有機栽培の上をいく、ビオディナミって?

「ビオディナミ」は、フランス語でBio-Dynam、英語でBio-Dynamic、日本語では生力学農法と呼ばれます。

ブドウの栽培においては、ブドウの有機栽培法を環境から広く見直し、天体の運行を基に農作業を行い、薬草を煎じた自然由来の害虫忌避(きひ)剤を使い、堆肥などを調合して大地とブドウの木に活力を引き出す農法をいいます。

これらのことから、「究極の有機農法」とも言われているそうです。

オーガニックワインの今とこれから

オーガニックワインに関する新規定、発行

2012年まではワインの主原料たるブドウ、その育成方法がオーガニックであるものについて”オーガニックワイン”を冠していました。つまり、醸造過程のことはあえて問わなかったのです。

ところが、2012年3月8日、EUでオーガニックワインに対する新規定が定められます。
Standing Committee on Organic Farming (SCOF:オーガニック農法に関する常任委員会)の中で合意され、発効されるEU内のワインについてのオーガニックの認証・表示です。

それまで自然派ワインと呼ばれるものの多くは、主原料のブドウに対してオーガニック栽培を行ったブドウを使って作ったワインであることを示す”wine made from organic grapes”と明記するにとどまっていました。

ところが、新規定発効後は”Organic wine”を掲げることができるのです。

醸造過程にまで踏み込んだオーガニック規制

今回のEUのオーガニックワイン規制で特筆すべきは、ソルビン酸とイオウ化合物の除去に使われる物質の使用禁止。これだけでもかなり画期的なことです。
というのも、醸造過程においてはこれという決まりがなく、醸造家に任されていたというのが実状でした。つまり、醸造家の個性として添加物等も受け入れられていたのです。しかし、新規定ではこれまではっきりと規定されていなかった醸造についても定めています。

オーガニックワインを広めるために

オーガニックワインを待望する人は消費者のみならず、醸造家側にも多く存在します。そうした現実を踏まえて結ばれたのがEuropean Organic Winemaking Carta(EOWC:欧州オーガニックワイン憲章)です。

EOWCは、欧州の様々なオーガニック団体がオーガニックワイン醸造規程に着手するために作成した共通の憲章のこと。

EUの所属各国で、SCOFによるオーガニックワインの規定に先駆けて制定されていることもあり、醸造についてはSCOFよりも厳しく規定している点があります。

そのため、SCOFを補完するものとしてEOWCの規定があり、EOWCとしてもEOWC認定マークを付けてもらえるように積極的に働きかけているようです。

バイヤーや消費者が、オーガニックワインを安心して入手・確保できるようにする指針ともなっていると言えますね。

アマゾンで購入可能!おすすめのオーガニックワイン3選

オーガニックワインについて駆け足でご説明してきました。
以下では、アマゾンでお手軽に入手できるオーガニックワインを3つご紹介したいと思います。
オーガニックワインを黎明期から日本で販売し続けている、オーガニックワイン専門店マビィの取り扱う品物ですので、初心者でも安心です。

・カベルネ ソーヴィニョン 2015 特別限定仕込 赤 750ml オーガニック ワイン

・ラ グート デュ メートル 赤 750ml オーガニック ワイン 特別厳選

・LW グリューナー フェルトリーナー 1L 白 オーガニック ワイン

 

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