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第3回 | 専門家に聞く!目的別ストレッチ法

うまく使いこなせば…ストレッチポールの効果的な使い方とは?

40代男性が健康で引き締まったカラダを目指すなら、日々のトレーニングは欠かせない。そしてトレーニングの成果を最大限に引き出すためには、入念なストレッチを行うことが必要だ。そこで上手く利用していきたいのが、フィットネスクラブやジムなどで必ず目にする「ストレッチポール」。知っていそうで知らないストレッチポールの効果的な使い方について、ストレッチのプロに教えてもらおう。

■今回のアドバイザー
ストレッチトレーナー
中村 竜太

日本トップシェアのストレッチ専門店「Dr.ストレッチ」のテクニカルトレーナー。メディカルグローアップアカデミー認定講師。元メジャーリーグトレーナーである山口元紀氏のもとで修業を積み、ミスコン、有名アーティストなどのトレーニングを担当。競技に対しての指導や講義活動も行っている。

通常のストレッチでは刺激できない筋肉にアプローチ

シンプルな円柱形をしたストレッチポール。ストレッチを深めるのに効果的なアイテムということは分かっているが、具体的にどのような効果があるのかを理解している人はそう多くないだろう。

「私たちが通常、道具ナシで行っているストレッチでは、体中全ての筋肉にアプローチすることは至難の技。筋肉を伸ばし深層の筋肉にアプローチすることができても、表層の筋肉や筋膜といった部位は刺激しにくいのです。しかし、筋肉に圧をかけることができるストレッチポールでは、そういった刺激しにくい部分にアプローチすることが可能です。筋肉をピンポイントで刺激することができるので、関節に痛みがあるなどの問題を抱えている人でも、個々の筋肉へのアプローチできるのがうれしいところですね。筋肉の繊維を整えられるので怪我の予防にも適しています」(中村さん、以下同)

深いリラクゼーション効果で疲労回復!

また、柔軟性の向上はもちろん、血行促進やリラクゼーション効果もあるという。

「ストレッチポールの代表的な使い方といえば、『縦の方向にしたストレッチポールに仰向けで乗って寝そべる』ことでしょう。頭・背中・腰の3点をストレッチポールに預けると、まず表層の筋肉であるアウターマッスル(外側の筋肉)がゆるみます。さらに、腕を縦や横に鳥が羽ばたくように上げ下げしたり、ポールごと左右にゆらゆらと転がったりしてみてください。動きを加えることで深層の筋肉であるインナーマッスルを刺激でき、肩こう骨や関節が緩んだり、背骨が本来のS字カーブの状態に正されたりと、体が本来の状態にリセットされていくのを感じられるはずです。

このような動作を繰り返すことで、疲労や緊張でガチガチになっていた全身をゆるめて深くリラックスすることができます。脳も副交感神経優位になり心身共に休まるため、忙しい日々を送る上での活力を取り戻せるでしょう」

痛みは逆効果。心地よい強さで圧をかけて

ストレッチポールに乗る以外では、中村さんは次のようなストレッチポールの使い方をオススメしている。

「横向きに寝た姿勢から下側の肘をつき、太ももの横にあてがったストレッチポールを転がしてみて下さい。大腿筋膜張筋を刺激することで腰痛や足のむくみを解消し、冷えも改善します。また、そのまま脇の下までストレッチポールを移動させ転がすと、広背筋をほぐせます。普段肩こりに悩まされている方は、脇の筋肉をほぐし、リンパを流すことでだいぶスッキリするはずですよ」

体が普段から緊張でこわばっている人は、上記のようなストレッチで筋肉をほぐすときに痛みを感じることもあるかもしれない。しかし、無理は禁物と中村さん。

「肩こりや関節痛など、問題がある箇所を連続で刺激し過ぎると痛めてしまう可能性があるので注意しましょう! また、痛みを感じるときは我慢して行うと筋肉が硬くなり逆効果になってしまう可能性があります。自分の体と相談しながら、気持ちいいくらいの強さと長さでストレッチポールを活用してくださいね」

最後にアドバイザーからひと言

「ストレッチポールがあれば、深層の筋肉、表層の筋肉、筋膜へのアプローチと幅広く活用することができます!」

text by Takumi Arisugawa

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