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- スーパーカーブランド【BMW】 -

BMWコンセプトX7──これがXシリーズ頂点のひな形だ

プレミアムSUVは、今や世界的な人気カテゴリー、どのメーカーにおいても稼ぎ頭になっている。ポルシェなら『カイエン』、メルセデス・ベンツなら『GLシリーズ』、アウディなら『Qシリーズ』が有名だ。それ以外にも、マセラティやジャガー、ベントレー、ロールスロイス、そして、ランボルギーニさえもSUV市場に参入するご時世である。もちろん、BMWも例に漏れない。SUVモデルの名称は『Xシリーズ』だ。BMWにはご存じの通り、車格によって1シリーズから7シリーズが存在する。フラッグシップは7シリーズ。その7シリーズから、ついに『X』の名を冠するSUVが登場することになりそうだ。

フラッグシップSUVにふさわしい上質感と佇まいの『コンセプトX7 iPerformance』

2017年9月のフランクフルトモーターショーでベールを脱いだBMW『コンセプトX7 iPerformance』。情報は少ないが、その外観は「7」を冠するに相応しい、威風堂々としたものだ。

伝統のキドニーグリルとエアインテークは明らかに大きく、そのフェイスは力強さを演出。迫力のあるボディサイズと合わせて、強い押し出し感を生み出している。

一方、前へ突き進むイメージを強調することで、BMWの代名詞である「駆け抜ける歓び」を思わせるシャープで軽快な印象を与えているのも面白い。鍛え抜かれて無駄のないヘビー級のアスリートといったところだろう。
インテリアは、精緻なクラフトマンシップによる完成度の高さが特徴。モダンな感覚でありながら、厳選されたウッドや最上質レザーが、『7シリーズ』の一角を占めるに相応しい優雅さも醸し出す。

乗り込むと、SUVならではの広々とした設計で、飛行機のファーストクラスのような余裕を感じられるはずだ。特に、フロントガラスからリヤへと繋がるパノラマガラスのサンルーフ、そして大きなサイドウインドから降り込む陽の光は室内の開放感をより高めてくれる。夜間には、ルーフに埋め込まれたイルミネーションが、エクスクルーシブな雰囲気を演出してくれるだろう。

「i」という名から2018年登場の新型『X7』はプラグインハイブリッドの可能性が高い

最新のフラッグシップだけに、最先端技術も申し分ない。ユーザー・インタフェースは、特に近未来的だ。

乗員は、個々のスクリーンを通じて車外とのコミュニケーションが可能。車内でメッセージの相互通信が行われる際には、フロントからリヤにかけてのドア沿いに光のラインが動くといった演出もあるという。

『iPerformance』の名から推察するに、EVとしても走行できるプラグインハイブリッドであることは間違いないだろう。パワートレインは発表されていないが、『740e iPerformance』と同じならば、2Lの直列4気筒ターボエンジンに電気モーターを組み合わせた、システムトータル出力326psのエンジンとなる。
気になる値段だが、『5シリーズセダン』が617万円〜で『X5』が899万円〜ということから勝手に推測すると、『740e iPerformance』が1066万円なので、『X7 iPerformance』として市販されるときには、1400万円程度になるだろうか。

まだコンセプト段階であるが、2018年には市販化されるとみられている。BMWのデザインは比較的控えめだといわれるが、市販化されたときに、どれだけコンセプトモデルに近いエッジの立ったデザインになるかは注目したいところ。正式発表が待ち遠しい一台である。

Text by Tsukasa Sasabayashi