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- 40男が嗜む逸品 -

シングルオリジン煎茶専門店「煎茶堂東京」が銀座にオープン

ビジネスシーンの最先端で戦うことを求められる、働き盛りの40代。周囲からの評価を得るためには、一度確立した仕事のやり方ですら常に改良の余地がないかを考え続け、進化させていかなければならない。そんなイノベーティブな時代の波が、“お茶”の世界にも訪れているようだ。

茶葉からストーリーを感じる「シングルオリジン煎茶」

古く江戸時代から日本のお茶の間で親しまれている煎茶は、日本人にとっての言わばソウル・ドリンク。熱い煎茶を啜るだけで、身も心もほどけてリラックスできるという人は多いはず。しかし、多忙な男性にとって「急須で煎茶を淹れる」というのはなかなかにハードルの高い行為。たとえ煎茶を淹れたとしても、その味と香りをゆっくりと楽しむ余裕のない人がほとんどではないだろうか? そんな煎茶との付き合い方を、2017年11月に銀座5丁目にオープンした「煎茶堂東京」が革新してくれるのかもしれない。

「煎茶堂東京」は、日本茶ブランド・green brewingが満を持して世に放つ煎茶の専門店。ハンドドリップ日本茶専門店・東京茶寮に次いで2つ目の直営店となる。昨今のサードウェーブコーヒーの台頭で、生産地にこだわった「シングルオリジンコーヒー」というワードが広く知られるようになったが、「煎茶堂東京」が扱うのは“シングルオリジン煎茶”。実は、現在市場に流通している煎茶のほとんどはブレンドされたもの。ブレンドの煎茶には、バランスのとれた味と安価なプライスというメリットがあるが、茶葉の品種ごとの味わいや生産者の想いはどうしても伝わりにくくなってしまう。同じ地域のお茶はほとんど同じ味…と思ってしまいがちだが、茶葉の味は茶農家や品種によって驚くほど違うもの。「煎茶堂東京」では、日本全国各地から選び抜いたシングルオリジン=単一農園・単一品種の煎茶の、際立つ個性を楽しむことが出来るのだ。

色彩で表現された茶葉の個性で、直感的に煎茶を選ぶ

「煎茶堂東京」が取り扱うシングルオリジン煎茶の種類は、現在20種類を超える。これだけ種類豊富な中から気分に合わせた茶葉を選ぶのは素人にとって簡単なことではないが、「煎茶堂東京」ではそんな問題点を“アルゴリズムパッケージ”の開発によって解決。green brewing独自のアルゴリズムによってそれぞれのシングルオリジン煎茶が持つ個性を数値化し、その茶葉の個性を色彩表現に置き換えたのだ。
茶葉の個性に基づいたイメージカラーが表された“アルゴリズムパッケージ”は、消費者に言語を超えてそれぞれの茶葉の魅力を伝えてくれる。煎茶を楽しみたい人は難しい能書きに頭を悩ませることなく、気分に合わせて直感的にパッケージを選べば良い。洗練されたデザインは自身で煎茶を楽しむための助けになることはもちろん、大切な人へのちょっとしたギフトとしてもピッタリだ。

現代のライフスタイルに合わせた260年ぶりの急須のイノベーション

煎茶をより身近に、深く楽しむための「煎茶堂東京」の工夫は、茶葉の選定やパッケージのデザインだけに留まらない。ティーバッグやインスタントコーヒーに比べるとどうしてもハードルが高くなりがちな「急須でお茶を淹れる」というアクションに対しても、「透明急須」の開発によって改革に挑戦している。
極厚の樹脂で作られている「透明急須」は、一見しただけでは急須とは分からないシンプルなデザイン。「究極にシンプルにお茶を淹れられる」ことをコンセプトに開発されており、ガラスのように透き通った見た目が美しいだけでなく、通常の急須につきまとう「割れやすい」「洗いにくい」「取手や注ぎ口が収納時にかさばる」といったデメリットを全て解決する機能性の高さを誇る。高い保温性能と断熱性能を持ち、耐熱温度は100℃。お茶を淹れる時に手に持っても熱くないのはもちろん、熱湯での消毒も可能で清潔だ。内容量は、1人前である120mlがちょうど入るよう設計されている。そのため、「美味しく淹れるためのお湯や茶葉の量が分からない」という人でも、シンプルなレシピで煎茶を淹れることができるのだ。
急須が日本で使われ始めたのは、宝暦6年(1756年)。「透明急須」の誕生は、実に約260年ぶりの急須のリデザインとなる。これまで煎茶を飲みたい時に感じていたわずらわしさを払拭してくれる「透明急須」を使えば、煎茶がこれまで以上に身近なものになることは間違いないだろう。

“煎茶のイノベーション”を銀座で体感せよ

ブレンドが当たり前だった煎茶の世界に、シングルオリジンの考えを取り入れる。より直感的に、シンプルに煎茶を楽しむために、パッケージやツールのデザインを進化させる…など、伝統を継承するだけにとどまらず現代のライフスタイルに合わせて改革していく「煎茶堂東京」の姿勢は、ビジネスマンにとっても良いインスピレーションを与えてくれそう。
「煎茶堂東京」では、すべてのシングルオリジン煎茶の試飲が可能。従来の枠を超え、銀座5丁目から世界に誇る“Sencha”へと進化を遂げた煎茶を体感しに、「煎茶堂東京」を訪れてみては?

Text by Takumi Arisugawa